レンズ千夜一夜

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702 桜 (ヘキサノン50mmf1.9は真面目な割りには凄みもあって)



私はいわゆる風景写真なるものを撮りません。
わざわざ桜を撮るために足を運ぶこともありません。
祭と同じで、撮影途中でぶつかれば、撮ります。

本ブログはごく最近撮った写真をつかっていますが、
先週末から今日まで撮ったのは、土曜日だけ。
それもザ・シンフォニーホールの往還に撮ったものだけ。

そこで、昔のファイルをごそごそ探って、
趣向を変えて、日本製レンズを選びました。

    ヘキサノン50mmf1.9

このブログのカテゴリを探してみました。
ところが、見つからない。
約2年になろうというのに、このレンズは忘れ去られていたのです。

2011年4月9日、京都の桜を撮った写真を選びだしました。
ほんとうに四角四面にきっちりと写るレンズです。

ところで、真面目に見える人間ほど、自分を隠しているかも知れません。

    私の知っている好例は、極度に優秀な秀才人間でした。
    人柄はとても穏健であたたかい。
    でも、酔うと完全に人間が変わります。
    上司を柔道で背負い投げしたり、
    民宿の階段の上からおしっこをしたり、
    花火を片手に夜中一人で奇声を発しながら浜辺を走り回ったり。
    どちらが彼の本当の姿か、わかりません。
    どちらも彼の本当の姿なのでしょう。
    彼の優秀な頭脳の火花がさまざまに脱線を起こしているのかも知れません。

    結局、賢い奥様の厳命で完全禁酒を果たしてからは、
    とても立派な素行の人間に生まれ変わりました。

レンズに急性アルコール中毒など無縁ですが、
私のように、正しい露出から猛烈に逸脱して、
光を切り詰めるだけ切り詰める人間にかかると、
若干アル中風の写真ができあがります。

そんな一枚をごらん頂きましょう。

    真面目一方のヘキサノンがかなりならず者風によたっている、
    そんな感じを持っていただければ、私の意図通りということになります。




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by Sha-sindbad | 2013-05-29 21:26 | Hexanon50/1.9 | Comments(2)