レンズ千夜一夜

カテゴリ:Biotar25/1.4( 5 )

1003 職場界隈(ビオター25mmF1.4で撮ってみたら、やっぱり27枚)


金曜日はツァイスのレンズを持ち出しました。

    ビオター25mmF1.4

    Cマウント改造で、オリンパスEP-L1に付けています。
    ツァイスらしく、キリリとした画像をプレゼントしてくれます。

たくさんの写真ブロガーが日々の写真生活を楽しんでおいでのようです。
そんな中で一つ言えることがあります。

    私が一番スケールの小さな写真を撮ります。

出退勤時と昼食時のルートはせいぜい数本。
マクロで撮る限り、撮れるものは限られています。

    人間の体の細胞は、脳を除き、10年で全部入れ替わると読んだことがあります。
    外観も、10年も経てばかなり変わりますが、
    内部は、完全に一新しているわけです。
    でも、伝承があります。
    脳も不変、つまり普段に壊れているのですが、
    アルツハイマーのような特殊例を除けば、
    脳は局所的ではなく、全体として機能しているようで、
    まったく支障はありません。

そのあたり、職場界隈の光景とまったく同様ですね。

    全体は以前一緒なのですが、
    細部はどんどん変貌しているようです。

このあたりの事情、2歳5ヶ月になった孫にも当てはまるようです。

    昨日面倒見に行ったのですが、そのときのことを思い出しました。
    ロタウィルスに感染して、かなりつらい1週間で、
    まだ予断を許さない状態だったのですが、
    おなかを壊した本人は、
    ろくにまともな食事をさせてもらえないのに、元気になりつつあります。
    
    昨日も大好きなコンビカー(またがって足漕ぎの車)を、
    買い物ということで、左手に紙袋を掲げて、
    右手だけでハンドル操作をして、食堂一杯走らせて、
    隣の和室の敷居を乗り上げようとしました。
    でも、その段差をどうしても乗り越えられない。
    やっぱりまだ体力が完全に回復していないのです。

    すると、車から降りて、手近の絵本を段差にあてがって、
    この絵本でなだらかになった段差をすっと乗り越えました。

赤ん坊に見えて、こんなアイデアが即座に浮かぶのですから、
もうお兄ちゃんになりつつあるのです。

    つまり、マクロ的に撮れば、日々同じに見えても、
    ミクロ的に撮れば、日々これ新たなり、なのです。

職場界隈も、とくに近頃は、春めいた変化が見られ、気持ちがよくなります。
67枚撮りました。
ブログ用の写真を選びました。

    27枚でした。

うん、27枚?
どこかファミリアーな数字。

    調べてみたら、
    №997のトリプルアナスティグマート25mmf2.9
    №998のトリプルアナスチグマート15mmF2.9
    どちらも偶然ですが、掲載写真数は27枚でした。

これは残しておきたいな、そう感じると、選択。
このやり方で選択した残りはゴミ箱に捨ててしまいます。
永遠におさらば。
だからと言って、真剣に吟味するわけでもありません。

    それだからでしょうか、3回続けて、職場界隈は27枚。
    こんな偶然も楽しいものです。




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by Sha-sindbad | 2014-04-21 22:38 | Biotar25/1.4 | Comments(2)

969 小雨降る日(ビオター25mmF1.4はマクロも撮れる万能レンズ)



今日は久しぶりの出勤です。

    オリンパスEP-L1につけたレンズは、
    ビオター25mmF1.4

ツァイスの映画用Cマウントレンズですが、
いかにもツァイスらしい明晰鮮鋭な描写力を誇ります。

こぬか雨と言うにはささやか過ぎる、かすかなかすかな雨。
昔なら、一斉に傘を差すところですが、
雨でもあまり傘を差さないという欧米人の振る舞いの影響でしょうか、
近頃は少々の雨なら傘を差さない人が増えました。

    でも、本当のところ、欧米は空気がからりと乾いていますので、
    衣服が少々濡れても、すぐに乾きます。
    日本は湿気が高いので、下まで通る危険があるうえ、
    近頃は雨になにかと危険物質が混じっている可能性が高いので、
    よした方がよさそうですね。

ロレンスの「チャタレイ夫人の恋人」に名シーンがあります。

    庭師の恋人と初めて密会した後の帰り道、
    突然襲来した驟雨に、突然着物を脱ぎ捨てて全身に雨を浴びて、
    生きていることを実感するのです。
    一番よい季節だったのでしょうね。

    日本では、そんな機会があっても、よしましょうね。
    危険だし、第一、あまりにも人目が多すぎますね。

でも、なにかの機会に、突然、「ああ、生きていてよかった!」
という思いが体のそこからほとばしり出る、
そんな体験をした方はかなりおいでではないでしょうか?

    そんなときは、雄々しく決意するものです、
    これからは無駄なことなんか絶対にしないぞ、
    生きるために価値のあることばかりするぞ!

でも、大抵の場合、この決意は長く続きませんね。

 苦しい記憶、痛い記憶も永続しません。
 そんな負の記憶は生きるために余計だからでしょう。
 忘却というのは、人生にとても大切なロスですね。

でも、ついでに、恍惚、歓喜の記憶もまた速やかにあせてしまいます。

    これからもっと大切なことが待っている!
    今しなければならないことをまずしよう!
    その為にも、過去にこだわるな!
    そんなメッセージなのかも知れません。

私のビオター、実は改造版です。

    かつてのヤシカコンタックス用マクロプラナー60㎜そっくり、
    その超小型版、3分の1マクロほどに迫ります。
    そのくせ、かなり径の大きなヘリコイドリングを、
    たった20度ほど回せば、無限から最短まで一足飛び。

今回はかなりこのマクロ域を使いました。

    歩き慣れた道なのに、見慣れぬ光景が次々と出現。
    あんまり楽しいので、27枚並べてみました。
    ビオター25mmF1.4の実力を味わってください。




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by Sha-sindbad | 2014-03-18 22:04 | Biotar25/1.4 | Comments(2)

676 雨の日 (ビオター25mmF1.4は雨の日に向いたレンズかもしれないな)



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昨日は雨でした。

明るいレンズをオリンパスE-PL1に付けたいと考えて、
ツァイスのシネレンズを選びました。

    ビオター25mmF1.4

古いレンズには珍しく、とんでもないほど高精細に写るレンズ。
晴れの日には、その精密描写がちょっと邪魔になる位。
でも、雨の日には、とてもバランスのよい描写に傾きました。
これは素敵な発見でした。

もう辟易するほどにシャープなレンズを幾本か持っています。

    たとえば、ニコンレンジファインダー用の28㎜とか、
    ライカ用のヘリゴン35㎜f2.8とか........
    
こんなに見事に写らなくてもいいじゃないか?
撮る度にそんな不満で心がざわめきます。
だから、ついお蔵入りとなっているやつらなのですが、
どんよりとした雨模様なら、案外にしっとりとしてくれるのでは?
そんな期待が湧いてきました。

ビオター25mmF1.4はかなりマクロが効きます。
無限遠での細部の切れも抜群。
そんな遠近万能型のレンズだからこそ、
雨天結構性能を発揮してくれるのかも知れません。

すべてF1.4開放で撮りました。
最後の1枚は3mほどの距離にまずレンズを合わせておいて、
目測、ノーファインダーで撮りました。
さすがにツァイス。




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by Sha-sindbad | 2013-05-01 21:37 | Biotar25/1.4 | Comments(2)

603  レストラン街 (ビオター25mmF1.4はツァイスの味わいで)



日曜日、妻とショッピングに出かけました。
バッグにオリンパスEP-L1を忍ばせました。

    レンズは、ツァイスのビオター25mmf1.4。

と言っても、ショッピングが目的ですから、撮る暇もありません。
イタリアンレストランでのおいしい夕食後、
会計をすませるとき、
夫婦ともに大好きな生ハムを200グラム注文しました。
注文後に薄くスライスしてもらいます。
その出来上がりを待つこと数分。
その間を利用して、店の周囲で10枚ばかり撮りました。

4枚ごらんいただきましょう。

なんだか知らないマウントから抜き出したレンズを
Cマウントレンズのボディに埋め込んだ改造版。
ツァイスレンズらしい毅然とした写りが際だつ名レンズです。

かなり暗い撮影環境でしたが、一応しっかりと写っています。
使うたびに思うのですが、

    あたたかで、豊かな、
    しかもきりりと引き締まったトーンは、
    やっぱりツァイスレンズの味わいですね。




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by Sha-sindbad | 2013-02-19 21:35 | Biotar25/1.4 | Comments(6)

404 木漏れ日の蜘蛛の巣 (ビオター25mmF1.4はいつでも信頼できる)



西に傾いた夏の太陽が神社の森を通り抜けてきます。
木漏れ日って、太陽のボケ味なのでしょうね。
蜘蛛の巣をふんわりと浮かび上がらせてくれます。

もう一枚、もっと接近して、蜘蛛の巣を浮き上がらせたのがあります。
でも、その場の雰囲気をしっかりと描き出してくれたのは、この一枚。

ビオター25mmF1.4というレンズは、前にも書きましたが、
類い希なほどにすっきりとした精密画像をプレゼントしてくれるレンズ。
その印象は近景でも遠景でも変わりません。

    硬くはないけど、精密な描写。
    派手ではないけど、あたたかに色再現。

ツァイスのビオターというレンズ、
テッサー、プラナー、ゾナーの3巨人の光芒に気押されて、
はかなく影の隅に静かに退いている感じですが、
本当は、独自の個性に満ちた銘玉なのではないでしょうか?




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by Sha-sindbad | 2012-07-27 22:36 | Biotar25/1.4 | Comments(2)