レンズ千夜一夜

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1835 加美路傍(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)3-完-


前回、ロボグラフィたちが頑張っていると書きました。
これは、人間もおんなじじゃないかな?
おっと、現首相は除きましょう。
この人以外の庶民たち、
首相がおっしゃる「こんな人たち」は、
一人一人ロボットじゃない。
みんな生きていて、自分の人生の中で苦闘し、
さまざまな思いに喜び、悲しみ、苦しんでいるのです。

大阪市平野区加美にはそんな庶民が住んでいます。
孫はピアノレッスンを受けています。
先生も庶民です。
「よっしゃあ、ほな、次行こかあ」なんて感じで、
とても辛抱強く、丁寧に教えてくれます。
孫プリンスは「サスケ」をトライする方が似合っている、
ちびだけど、マッチョタイプ。
でも、こちらも一応辛抱づよくがんばっています。
5歳半だけど、もう時間の感覚が発達していて、
「あと3日で、おれの誕生日」という風に未来も見積もれます。
レッスンが終わると、マンションのエレベーターの中で、
「今日は30分全部やったでえ」などと、
レッスン受けながら、壁の時計をちらっと見ていたことをばらします。
こんな孫たちの未来を託せる政治家、どこにいるんだろうか?
ちょっと、と言うか、たっぷり、と言うか、心配しています。

孫を保育園に迎えに行く途中、ロボグラフィを撮り、
半時間、喫茶店で休憩しました。
店内にも庶民的ロボグラフィが溢れています。
喫茶店の壁の人形、デコレーションは女店主の自作。
生き生きとしています。
小さな浮き彫り細工の女性の鼻が欠けていました。
前回はちゃんとあったのに。
「そうなんです。
なにかにあたったらしいですね。
また作り直します。」

浪速の庶民の街です。
時折、おばちゃんたちがたむろしているときはうるさいのなんの。
でも、今日は私の席のうしろの2人の女性、まったくの静寂。
ちらっと見ると、手話で話していました。
滑らかで、手がよく伸びて、美しい。
おかげで、暑さにやられ、写真撮影に疲れ気味の私には、
とても素敵な雰囲気で、半時間ゆっくりと休憩できました。

パンタッカー40㎜F2.3
兄貴分の50㎜ほど幽玄な深さはありません。
でも、まさしくパンタッカーだな、と思わせる実在感。
実質60㎜のロボグラフィレンズとして、これから活躍しそう。




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by Sha-Sindbad | 2017-07-14 10:28 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1834 加美路傍(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)2


パンタッカー40㎜F2.3が撮ってくれた写真をざらっと眺めて、
フランス映画「ミクロコスモス」の1シーンを思い出しました。
映画歴何十年の私にとって、最高に美しく、啓発的なシーンの一つ。

超接写レンズでミクロの世界を画面一杯に写し出した映画ですが、
その中でも最高のシーン。
蟻が水玉にぶつかるのです。
小さな蟻よりもはるかにでかい水球です。
蟻は眼前に大きく広がる水の壁にいきなり頭を突っ込みます。
表面張力の方が強いので、蟻が頭を突っ込んだ位では、
水球は崩れません。

頭だけが水球にのめり込んで、水を飲んでいます。
蟻の目がどの程度遠くまで見通せるのか知りませんが、
蟻は厚い水のレンズが写し出す巨大な光景を見ながら、
玉露のような味わいの水を味わっているのではないでしょうか?
蟻にとっては一つの悟りに近い境地を体験しているのでは、
そんな感じさえしました。

そして、この光景を見た私もまた、
蟻の観点でものを見る、という稀有の体験ができた、
そんな感じが確かにしています。

人生観が回転した、とまでは言い切るつもりはありませんが、
ロボグラフィって、これじゃないかな?
そう気づいたのです。
つまり、水球に顔を突っ込んだ蟻の視点に少し似ている。

あなたは普段道を歩いているとき、
路傍のありふれたあれこれに目を止めることがありますか?
あまりないのでは?
私はそんなありふれたものに目を注ぐことに楽しみを感じるのです。

大抵の人は、そんな暇はありませんね。
その日の仕事のこと、生活のこと、体のこと、世界のこと、等々、
頭の中にはさまざまな思いが渦巻いてというのに、
道ばたのあれこれなどに気を散らして、一体どうなるの?
そして、見たからと言って、それが心に何か響かせることなど、
あり得ませんね。

どなたかみたいに、キッパリおっしゃるでしょう、
「こんなものたちに、私たちは負けるわけにはいかない。
わたしは忙しいのだ!」
でも、私には、こんなものたちもまた頑張って存在している、
この町の人たちは生活の中でこれらを邪魔ものとは思っていない、
この町って、こんな風に生きているんだなあ、
そうはっきりと感じて、美しさを感じ、
ときには、いとおしさも感じるのです。





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by Sha-Sindbad | 2017-07-13 14:56 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1833 バス道から加美へ(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)1


私にとって、永遠の伴侶であるホロゴンに次ぐレンズは?
こう自問してみると、いつも答えは一つ。

    アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3。

アストロ・ベルリンの映画用レンズの凄さは、
同じ絞り値のシリーズはすべて同じ描写を示すこと、
そう聞いたことがあります。

私はパンタッカー40㎜F2.3も手に入れました。
もうボロボロも並大抵のものじゃない、という使い古しレンズ。
ボロボロのオールドレンズは名レンズの証なのだそうです。
良いレンズだからこそ、歴代のコレクターは使い倒した、
その可能性があるからだそうです。
そうすると、このパンタッカー40㎜F2.3も名レンズなのだ!

でも、レンズが白く白濁しているので、柔らかいけど、
インパクトのある写真は全然撮れません。
6月15日、つまり孫プリンスのピアノレッスン付き添いの前夜、
このレンズをリコーGXRに付けて持参することにしました。

前にも書いたことですが、
ふっとレンズをのぞき込んで、キラッと閃きました。
この白濁、ただのゴミじゃないの?
私はレンズのクリーニングはしません。
ちょっとしたゴミはかえってクラシックな味わいを高めてくれる。
それに、レンズの表面を傷つける危険があるからです。
私はなんでも専門家のやれることは負けずにやれると自負する、
そんなベテランレンズコレクターではありません。
このレンズもebay落札後、触りもしていませんでした。
でも、ただのゴミだったら、そう考えて、クリーニングを試みました。
なんだ、なんだ?
ピカピカになったじゃないの!!

その結果、このレンズがパンタッカーらしさ深い味わいを取り戻したか?
そのあたりはご自分でご確認ください。
3回に分けて、ご覧頂きます。





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by Sha-Sindbad | 2017-07-12 22:32 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1816 梅田で(2017年6月15日きらきら光るパンタッカー35㎜F2.3を持参)

私がレンズを絶対に触らないことは幾度か書きました。
クリーニングしたければ、大阪のマツモトカメラに持参します。
店主の松本さんが驚くほど丁寧に、かつ完璧にレンズを清め、
ときにはヘリコイドリングを調整していただくと、
レンズをあっと驚くプロ仕様に一新していただけるからです。

でも、パンタッカー35㎜F2.3を眺めていて、ふっと考えました。
このレンズ、超ボロボロのへたり切ったレンズの外観で、
驚くほどの廉価で、ライバルなしに落札したもの。
前玉ももう完全にくすみ切っていました。
そのまま、クリーニングもしないで使ってきたのですが、
このぼけぼけ玉って、見せかけだけなんじゃないかな?
単にレンズ前玉にゴミが堆積しているだけなんじゃないかな?

そこで、ピンセットに滑らかなティッシューを巻き付け、
エヴァ水(ただの水だけど、抜群の殺菌効果をもつ魔法の水)を
スプレーでしゅっとかけて、松本さんがやるのを真似て、
すっとレンズを一巡撫でて、また、別のティッシューで同一操作。
あれれれれー!!???
レンズが綺麗になってしまった。

そこで、もう一度リコーGXRに付けて持ち出すことにしました。
6月15日吉田写真教室がはねてから、一人、行きつけのレストラン。
美味しいビフテキランチ(たった950円と私のような庶民仕様)。
すっかり満足して出発。
梅田でイヤホーンを新調するついでに、ぐるりと撮影。
93枚撮りましたので、2回にわけて60枚ほどごらん頂きましょう。

かなり変身して、大御所のパンタッカー50㎜F2.3に近くなった、
そんな感じがするのですが?




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by Sha-Sindbad | 2017-06-16 22:47 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1814 神社道(2016年6月16日パンタッカー40㎜F2.3がおぼろに微笑んだみたい)


ドイツの映画用レンズ製作会社アストロ・ベルリンが
1930年代に作ったパンタッカー50㎜F2.3を愛用してきました。

おそらく世界屈指のコレクターであるN氏に尋ねたことがあります。
「最高のレンズって、なんだとお考えですか?」
実に曖昧模糊とした問いですね。
慎重で理屈っぽい人なら、断固、こう答えたでしょう、
「そんな漠然した質問には答えられませんよ」
でも、N氏は即座に、ずばりお答えになりました。

「アストロ・ベルリンのパンタッカーです」

「無一居」( http://www.photo-china.net/column/astro.html)
このサイトで大変に詳しい紹介がなされています。
それによりますと、パンタッカーと一口に言っても、
f1.8、f1.9、f2.3、f2.7、f4.5と5系列のレンズ群が作られたそうです。

N氏がご自分のご意見の根拠に一つをこう説明されました、
「同じ絞りの系列のレンズは全部同じ描写性能なのです」

私が使ったのは、たった4本。
35㎜F1.8、40㎜F2.3、50㎜F2.3、125㎜F2.3
この4本はコーティング、製造年代全部違うようで、
互いに異なった個性、描写性を示します。
とくに変わっているのは40㎜。
ノンコーティングで、ボロボロのレンズを超廉価で入手しました。

ブログ未公開のファイルをチェックしてみますと、
このレンズの撮影フォルダが見つかりました。
リコーGXRに付けて、60㎜レンズとして使っています。
どこかからの帰り道だったようです。
バスから降りて、自宅までの行程を、
普通に歩けば10分程度ですが、24分かけて、
91枚の写真を撮っていました。
34枚選択してみました。
マックの画面で見る限り、まさにボケボケ。
30枚ばかり、一挙にごらん頂きましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-06-13 23:14 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1667 下町加美(パンタッカー40㎜F2.3は地味だけど滋味があって)


5月19日、孫の家に行った際、
パンタッカー40㎜F2.3で撮った写真のアップを忘れていました。

ソニーNEX-5に付けて、実質60㎜レンズとして撮っています。
1940年前後のノンコーティングレンズです。
ぼろぼろ。
でも、それは使い倒されたから。
つまり、そこまで使いたくなるレンズだったから。
こういうのを熟成と言いたいですね。

そんなじんわりと心の籠もった描写に、
見れば見るほどしびれてしまう私ですが、
鮮烈鮮鋭の現代レンズのユーザーだったら、一言、
なに、このレンズ?




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by Sha-Sindbad | 2016-10-24 12:19 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1603 墓参り(墓参り後の撮影ならパンタッカー40mmF2.3にお任せ)Part 2


パンタッカーの残りを一挙掲載しましょう。

墓地から江坂駅まで徒歩で20分から30分程度でしょう。
撮影しながらですから、1時間ほどかかりました。

江坂の西側が豊中市です。
その豊中市に転居したばかりの小学校6年の夏休みに、
父に連れられて、初めて墓参りをしました。
記憶しているのは2点だけ。

曽根から江坂に超えるちょっと小高い丘の天辺、
いわば峠の上に茶店があって、
この茶店の縁台のような席に座って、かき氷を食べました。
このかき氷も初体験。
父が自分のサイダーを私の氷の上にかけてくれました。
おいしかったことを今でも覚えています。

江坂の菩提寺の側に、父の叔父さんの家がありました。
巨大な体躯の叔父さんはステテコ姿で、さかんに団扇を使い、
傍らには、黒い扇風機がガタガタと音を立てて廻っていました。
覚えているのはたったこれだけ。

のどかなのどかな、古き良き時代でした。
便利にはなったけど、その代償として、
やすらかな平和も深い人情もあたたかい心も、
みんな消えてしまった、という感じがしてなりません。

パンタッカー40㎜F2.3で見る江坂の部落の光景には、
なんだかあの当時の気配が写し止められている、
そんな感じがしてしまいます。





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by Sha-Sindbad | 2016-06-28 18:46 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1603 墓参り(墓参り後の撮影ならパンタッカー40mmF2.3にお任せ)Part 1



6月1日水曜日、遅まきながらの墓参を済ませて、ほっとした表情で、
やおらバッグから取り出したものはなんだったでしょう?
(実は文学的誇張。墓参前の写真も混じります)
私のブログを少しでも読んだ方なら、
日本刀! ピストル!だなんてはお考えにならないでしょう。

  もちろん、カメラ。
  リコーGX-R
  パンタッカー40mmF2.3

60mmの標準レンズとして使います。
もう見るからにボケボケのノンコートのレンズです。
白濁したような感じがあって、絞ってもフレアーが盛んに発生します。
デザインも古めかしく、やはり1930年代でしょう。

だが、しかし、腐ってもパンタッカー!
と、気張るのもちょっと場違いなほどに、
なぜかゆったりと静かな印象を醸し出せるレンズです。
おそらくレンズスペックは最低クラスでしょう。
現代レンズの求める精密、精緻、高生彩とは対極的な画像。
文字通り、ボケボケ。

だから、評判は悪いでしょう。
おおかたの評判が悪ければ悪いほど、
私の評価は高くなる。
これがおもしろいですね。
2回に分けてご覧頂きましょう。




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by Sha-Sindbad | 2016-06-27 22:55 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1570 西大寺(パンタッカー40mmF2.3は玄妙な描写に巧みなようで)



4月25日揚琴レッスンはしご日のラストです。

午後3時からは奈良の大和西大寺が舞台。
いつも2時54分着の快速で西九条から直行し、
撮影しつつ、レッスン場に直行します。

今日はうれしいことがありました。
授業時間の終わり近くに、
髭を蓄えた堂々たる体躯の男性が入ってきました。
風格から楽器をするような人に見えなかったのですが、
前回から陳少林先生に二胡入門されたのだそうです。
入ってきておっしゃった言葉、
「CDを聴いておられると思って、遠慮して外で待っていました。」
この言葉、しっかりと記憶してくださいよ。
私が伴奏しているにもかかわらず、
録音だと思われたのですぞ!

まだ一曲する時間があったので、ちょっと緊張しました、
と言えば、これは嘘。
ちっとも緊張しません。
私は、独奏のときは緊張しますが、
伴奏のときはコンサートホールでも緊張しません。
誰も注目しないことを知っているからです。

それほどに、私は伴奏向きの人間なのです。
前回のレッスンから、
実はたったの一度も練習したことがなかった曲ですが、
なにしろ9年間練習してきた曲です。
幾度か怪しい箇所はありましたが、平気で弾き続けました。
この頃身につけた芸当です。
(嘘つけ!
現役時代も一杯しくじったのに、
いつも知らんぷりしてたじゃないか?
などとおっしゃるあなた、同類ですね)

今日は妻が2泊旅行から帰ってくる日なので、
駅への帰り道はカメラを出さず、ひたすら急ぎ歩き。
結局、往路だけ撮った写真をごらんいただきましょう。
いつもながらのロボグラフィ。

飽きもせず、よくもこんな道ばた写真ばかり!
そうお感じになっておられるでしょうけど、
これも、二胡の伴奏をするときと同じ気持ち。
誰も注目しないので、気楽に撮ることができます。
これがロボグラフィの利点ですね。

あなたは道すがらあれこれと深い思索に沈潜しつつ、
撮影されることでしょう。
私は深い思索とは無縁の人間なので、
ばりばりと撮りまくるだけ。
閉店までに在庫をどれだけ売り捌くか?
なんて、量販店の店長みたいな撮り方ですが、
大阪弁で言うと、「撮ってなんぼ?」の世界です。
どんなに深く思索をめぐらせて撮っても、
現代のデジタルレンズは超リアルな画像なので、
写ったものがつまらなければ、意味がありません。

私の場合、どんなに軽快に撮りまくっても、
古代レンズがちゃんと好みのイメージにしてくれます。
私が現代レンズを使う日は永遠に来ないでしょう。





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by Sha-Sindbad | 2016-04-29 12:52 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1570 西九条(パンタッカー40mmF2.3は凄いレンズだったらしい)



私が自分の撮った写真を自分の写真作品とは考えていないことは、
幾度か書いてきました。

本気に受けとって下さる方はあまりないかも知れません。
ただの文学的レトリック、気どり、
そう受けとる方がほとんどでしょう。
でも、文学的レトリックでも気どりでもありません。
現場を知っている私の実感なのです。

もちろん私はその瞬間感じます、
「うん、こいつはいい! 
正真正銘のロボグラフィだ!」
そして、私が十分と考えるだけ接近して、
ピントを合わせたら、構図のことなど考えないで、
瞬時にシャッターを落とします。

ライカM9はもちろんですが、
保有するデジタルカメラのあるものは、
私は液晶画面を拡大にして撮り回るのですが、
シャッターを押す瞬間も拡大のままです。
あるものは、フルフレームの画面に瞬時に戻ります。
でも、どのカメラでも変わらず、
液晶画面をチェックすることなく、
シャッターを落としてしまいます。

なぜ?
長年の経験のお蔭で、余分なものは写らず、
私に必要十分なだけ近づいているからです。
そのうえ、これも長年の経験のお蔭で、
水平垂直もノーファインダーで確保できます。

だけど、そのレンズが私の決めた距離でどう撮ってくれるか?
これはまったく私の予測を超えています。
なぜ?
レンズごとに全部雰囲気、味わいが違うからです。

これまで随分撮りましたが、
パンタッカー40㎜F2.3はパンタッカー50㎜に格段に劣る、
そう考えてきました。
しかし、今回の結果を見て、気づきました、
どうやら私の誤断だったらしい。

痩せても枯れても、おっと違った、
レンズがどんなに白濁しても、
パンタッカーはパンタッカー!
この40㎜、やっぱり凄いやつだった!





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by Sha-Sindbad | 2016-04-28 15:44 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)