レンズ千夜一夜

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1576 田舎道(バルター50㎜F2ならどんな状況でもゆったりと受け止めてくれる)Part 3



四苦八苦でした。
晴天でありながら、
ライトバランスの設定が「自動」から「曇天」に勝手に変更。
フォトショップの「カラー補正」機能でやや回復したのですが、
やっぱり本来私が期待している色再現とはまるで違います。

バルター50㎜F2のパート3は断念しようかなとも考えました。
でも、折角私のために撮ってくれたのですから、
奇怪な色具合ですが、40枚、最後までごらん頂きましょう。

ついでに書いておきます。
ソニーα7の暴走的設定移動を防ぐために、
フラップ式のガードを付けたのですが、
月曜日、西九条で撮影中、ぽろっと取れてしまいました。
雨で濡れたため。

でも、ガードに基底部として付けた消しゴムの土手は残りました。
なんだ、これだけで十分機能する!
勝手に暴走する危険のあるボタン2つの横に土手があるので、
指が知らない間にボタンに触れることがなくなりました。
しかも、設定を変更するためにボタンに触れることもできます。

これで、勝手にホワイトバランスの設定が変わったり、
ブラケッティング3枚撮り設定になったりすることはないでしょう。






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by Sha-Sindbad | 2016-05-10 21:31 | Baltar50/2.3 | Comments(0)

1575 田舎道(バルター50㎜F2ならどんな状況でもゆったりと受け止めてくれる)Part 2


私はパソコンでの画像処理をレベル補正一本に絞っていることは、
幾度か書きました。
でも、原則を破る日が来ました。

先日、当麻寺で撮影中におかしなことに気付いたのです。
画像がなんだか薄暗い。
仕様カメラはソニーα7。
調べてみると、自動に設定しているホワイトバランスが、
「曇天」に変わっていました。
アッチャー....................!!!!
今回のバルター写真も途中からどうやら曇天仕様になっていたらしい。
どんよりしているのです。
フォトショップの自動カラー補正を使うと、ノーマルになりました。

もう一つ、始末に負えない不具合は、
知らぬ間に3枚撮りブランケットになってしまうこと。
「あっ、今日は意外と調子がいい!
970枚も撮っている!」
帰宅してマックでチェックすると、
途中から、ずらりと並ぶ3点セット。

なぜそんなことが起こるのか?
今回試してみて分かりました。
撮影中に手が該当ボタンを押さえ続けると、
バラバラッと設定が勝手に変わって行き、
私が手を離すと、その停止時点の設定になってしまう!
まさに、暴走。
ソニーα7にしか起こったことがない不具合。

実は、本来のボタン設定は、こんな暴走が起こりません。
でも、実際に、今日、私の目の前でそれが起こったのです。
どうやら、この暴走が予期せぬときに起こるらしい。
なにかブログラムに不具合があるのでしょうか?
メーカーはこう言うでしょう。
上記のような暴走による設定変更が、
「親指を本体背中のホールド位置にしっかり置いておけば、
背面のボタンに触ることはないので、心配ありません」
お行儀のよいカメラマンはそうなのでしょう。
私はなんだかありとあらゆる持ち方をしているようです。
これまでずっと泣いてきました。
他のソニーα7でも発生しているのでしょうか?
1台に起こるのであれば、「ゴキブリの論理」により、
30台に1台は起こっていると考えるのが自然です。

でも、お陰様で、
30枚を超える写真をアップするための小型化作業で、
一々Shift+Command+Bを同時に押して、
ナチュラルに補正し直さなければならない。
面倒。

大きな疑問が一つ。
こうして補正した結果は、
私の本来の写真に近い画像なのでしょうか?
私のレンズたちの個性を殺す標準化が起こっているのでは?
まあ、分からないことはどうでもいいでしょう。


昨夜、こうした勝手な仕様変更を起こすボタンを、
フラップ式のボードで覆いました。
ガードがボタンよりも高くする土手を底に付けてあります。
こうすれば、手が当たっても、暴走が起こらない。
これで防げるでしょう。
でも、不器用な作りだなあ。





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by Sha-Sindbad | 2016-05-08 17:13 | Baltar50/2.3 | Comments(0)

1574 田舎道(バルター50㎜F2.3ならどんな状況でもゆったりと受け止めてくれる)




先日、高畑町のお気に入りのコースをぐるり一巡しました。
カメラはソニーα7。
レンズはボシュロムの映画用レンズ、バルター50㎜F2.3。

光溢れる春を歩く1時間でした。
清々しかった?
とんでもない、かんかん照りで、熱射病寸前という気分でした。

でも、バルター50㎜.3は動じません。
撮影した292枚から、109枚選択しました。
先日、かつての職場の友人から電話がありました。

    「仕事止めて、やたら暇になったので、
    この前聴いた君のブログをちょっとのぞいてみたよ。
    面白いね。
    やたらのべつ幕なし撮って、やたらのべつ幕なしブログに載せて、
    実に盛大にやってるね。
    でも、なんだね、誰も来ないみたいだね。
    いつ来ても、なんの反応もないのに、やたら楽しそうだね」

確かに、それにしても、ブログ1回あたり30枚前後を投稿するって、
やっぱりかなりの負担なのですが、自分の愛しい写真たちです、
やっぱり、めったやたらに楽しい。
そのあたり、説明しても分かってもらえそうにないので、
こういうときは反撃がベストタクティックス、

    「そんなに言うんだったら、退屈しのぎに写真でも始めたら?
    どうせ絵も描けないし、金がないから、旅行もしないだろうから、
    丁度暇つぶしにいいよ。
    ぼくがやってるのは、その暇つぶし。」





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by Sha-Sindbad | 2016-05-07 23:37 | Baltar50/2.3 | Comments(0)

754 西大寺(バルター50mmf2.3は敬虔な気持にさせてくれるレンズ?)



昨日は珍しいことをしました。

揚琴レッスンの日には小型カメラを持参する習慣なのに、
ライカM9をバッグに潜ませたのです。

    レンズはボシュロム。
    バルター50mmf2.3

35㎜用シネレンズのライカ改造版です。
古の大伽藍西大寺内外で撮りました。
とにかく見事に撮れます。

5枚目を除いて、開放で撮りましたが、
パンタッカーやゾンネタールのように、
魔術的なメタモルフォーゼのギアではありません。

    むしろがっぷり四つに組むことで、
    どこかただならぬ気配を感じさせるあたりに、
    どこかただ者ではないという雰囲気が漂います。

このレンズも、私には外せない標準装備の1つ。





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by Sha-sindbad | 2013-07-23 20:11 | Baltar50/2.3 | Comments(6)

588 鶴橋市場 (バルター50mmf2.3で一度映画を撮ってみたいな)



レンズにくわしい親友からメールを頂きました。

    「ブログで、写真レンズと映画用レンズの違いを検討されていましたが、
    昔は球面収差を少しいじって、深度を拡張したのが映画用です。
    映画の場合、客の目線は主役、どちらかといえば中央に集中しますから、
    周辺の収差はあきらめ、
    明るさ(F値)にこだわったそうです。
    その典型がキノプラズマートです。
    でも現在は違います。
    レンズ周辺まで解像度を高め、そのため究極の精度を要求します。
    作るほうは大変ですよ。
    レンズ表面の滑らかさも格段に高い要求です」

なんで、キノプラズマートやスピード・アナスティグマートが、
ほんの一部の中心だけが異常にシャープで、
中心からかなり近接した距離から早くも周辺に向けて、
猛烈に像が崩れていくのか、
はじめて納得の行く説明をしてもらった感じがします。

映画用レンズを使うようになったのは、たった2、3年前。
それより前から、私は韓流ドラマしか観ない人間になっていますので、
戦前の名画たちをそのつもりでチェックしたことがありません。
その内、韓流ドラマで観るものがなくなったら(ありえないかな?)、
チェックしてみましょう。

ボシュロムの映画用レンズで定評のあるのが、

    バルター50mmf2.3

ライカM9で撮りましたが、周辺部まで像の崩れはありません。

アリマウントの宮崎改造版ですが、
周辺減光もあまりないうえ、歪曲収差もゼロに近い。
これはこれでスーパーレンズ。
まるで、映画版ズマロン35mmF3.5、フレクトゴン35mmF2.4。
いつどこで使っても、過不足のない中庸の描写。
いつか映画を撮ってみたいレンズですね。

近ごろはレンズ周辺まで解像度を高めているのだそうですが、
つまり、デジタルカメラ用のニューレンズたちと同じトレンド。
画面全体の均質性を高めるという方向なのでしょう。
商業的にはそれが正しいでしょう。
    ヒロインが画面周辺に来たら、ドラキュラに変わるなんて、
    ぞっとしませんから。

でも、私のように、常に中心にポイントを置いて撮る人間には、
周辺部は、この中心を支える脇役に徹して欲しいものです。
    目立つんじゃないよ、周ちゃん、
    そう言いたいですね。

解像度、像の均質性をソフト的に補完できる現代では、
ライカレンズをその方向に推し進めていっても、
他の現代レンズから飛び抜けて個性的な描写など、
可能なのでしょうか?
私には、疑問ですね。

だから、私の目からは、

    ほとんどすべての現代レンズは落第。
    トリプレットやゾナータイプの古代レンズを現代に復活させる、
    宮崎貞安さんのレンズだけが合格。




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by Sha-sindbad | 2013-01-31 15:49 | Baltar50/2.3 | Comments(4)

531 路傍 (バルター50mmf2.3なら空気感たっぷりと)



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絵画で実在感を演出するために使われる技法の基本は、
幾何学的遠近法ですが、
幾何学的遠近法を使った世界でも、使わなかった世界でも、
共通して使われてきた遠近法があります。

    空気遠近法

湿潤な空気を持つ日本や中国の一部では、
空気遠近法は、学問的な探究など必要のない、
視覚にありふれた現象でした。

もっとも私たちの視覚はトリッキーです。
本来、一瞬には一点にピントが合いますので、
合焦部分以外はぼけて見えてもよさそうなのですが、
そうはなりません。
いかにもパンフォーカスに見えている感じ。
でも、これは目と脳との共同作業のおかげなのだそうです。

ところが、写真の場合は、いわばピュアなイメージ。
脳の協力などない、純然たる視覚そのものを再現します。

そのとき、合焦面から遠ざかるにつれて、
なだらかにぼけていってくれないと、
画像がざわついたり、ささくれだったりすることになります。
バルターのぼけ方はかなり良好なのではないでしょうか?

映画用レンズの必須条件って、なんなのでしょう?
勝手に推測してみますと、次の3つのように思われます。

    合焦イメージの自然さ、
    美しいぼけ、
    シャドウの自然な描出、

その点、バルター50mmf2.3は合格、そう言いたいですね。




        [後書き]
            2枚目は私の大好きな顔の1つ。
            通る度に撮ります。
            翁の顔。

            でも、今回の3枚で一番すきなのは、3枚目。
            F5.6に絞ったと記憶しています。
            今まさに誰かが現れようとしている、
            そんな気配を感じませんか?
by Sha-sindbad | 2012-12-01 21:44 | Baltar50/2.3 | Comments(2)

530 読書 (バルター50mmf2.3で映画を撮ったら、きっと?)



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大阪からの帰りの電車、
都会と違いますね、
王寺を過ぎると、ほとんど降りてしまって、ガラガラ。

私の左1つ前の座席に若い女性が座っていました。
小説を読んでいます。
その手がとても美しいので、一枚撮らせていただきました。

    バルター50mmf2.3

開放です。
ピクセル等倍に拡大してみると、
十行分ほどの文章にちゃんとピントが合っています。
新八という青年がパソコンを使っているシーン。
どうやら最近の小説のようです。
映画の一シーンのような雰囲気。

ちょっとウルトロン50㎜F2のようなとても柔和な肌触りの描写。
現代レンズとは対極的なほど違います。
もちろん私はバルター党に一票を投じます。
by Sha-sindbad | 2012-11-30 23:28 | Baltar50/2.3 | Comments(2)

285 自転車 (バルター50mmf2.3はパンタッカーと双璧対極の開放美人)



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映画用レンズとスチール写真用レンズと、
この2種類のレンズの作り方、性能には違いがあるのでしょうか?

幾人かの方から、映画用レンズは、
スクリーンに投影してもなおシャープな画像を作り出すため、
それだけ高性能を要求されたと聞きました。

でも、どんな場合でもそうですが、
特化された性能は、別のシーンでは逆効果となりかねません。

なるほどスチール写真用レンズを映画に使ったという話はあまり聞きません。
映画用レンズに要求される水準を満たしていないのかも知れません。

でも、スチール写真は、昔の引き伸ばしで言えば、
せいぜい全全倍に伸ばせれば、十分だったのですから、
むしろ繊細微妙な味わいを求める方向では、
映画用レンズを超えているのかも知れません。

このあたりのことはまるで無知なので、
これは単なる頭の遊び。

近ごろ、映画用レンズを多用して感じることは、
まるで区別が付かないということです。
優れたレンズとなれば、ライカで使う限り、
映画用、スチール用などとことさら意識する必要はなさそうです。

ボシュロムのバルター50mmf2.3
確かに開放から強烈なる高解像レンズ。
平面を撮る限り、周辺まで像が崩れません。
立体感も色彩も文句なし。

でも、優等生的な仕事はしてほしくありませんね。
だから、パンタッカー50mmF2.3と同じ土俵に上っていただきましょう。

     -2まで切り詰めて、なにが起こるか?

無茶な使い方です。
でも、バルターは余裕綽々です。
キリリと像を結んでいるのに、
あたたかなふくらみを感じるのか、私だけでしょうか?
by Sha-sindbad | 2012-03-29 21:34 | Baltar50/2.3 | Comments(0)