レンズ千夜一夜

2017年 03月 07日 ( 1 )

1753 奈良町(フローライトアポクロマート135㎜F2.4が奈良町で劇的勝利を)5 奈良の未来



奈良町は7、8年前まではまことに寂れた路地でした。
このことを知っている人間には、現在の町並みの華麗さ、
人通りの多さには、ただ驚きがあるばかり。

でも、これはほんの一時期のブーム。
もともとオリジナルな文化として時代が形作った町並みではなく、
単なる観光産業のにわか仕立ての観光スポットなのですから、
長続きするわけがありません。

面白いことは、世界中、とくに中国から訪れる旅行者の年齢層。
とても若いですね。
そして、数も多い。
それに引き換え、奈良町をはじめとして、奈良市のすみずみまで、
一部の例外的な新興住宅の区域を除けば、わずかな老人しか居ない。
というか、今では、もっと進んで、わずかな老人も段々消え行く世界。

このギャップをどうやって埋めるのでしょう。
もちろん埋めるすべはもはやありません。
何年かの未来、観光ブームは突然消えるでしょう。
そのとき、奈良(ばかりではありません、全ての地方都市)は、
どんな様相を呈するでしょうか?
ブームの去った観光地の雰囲気?
いえいえ、その程度では済みそうにありません。
ゴーストタウン、そんな未来が待っているようで、不気味。

なにはともあれ、現在は、かなりカラフルな光景に沢山出会えます。
写真作品としてのモノクロームの可能性、表現能力は、
考えようによっては、カラーを凌いでいます。
写真作家が写真表現を目指すとき、カラーは、
表現を支えるよりも、邪魔をする可能性の方が大きいですね。
写真表現を志す人たちがかなりモノクロームに傾斜しているようです。

でも、写真表現などぜんぜん無縁で、
さまざまなレンズたちによる個性的なパフォーマンスを楽しむ私には、
モノクロームに戻る気持ちなど皆無。
私にとっては、奈良町は当分の間、
レンズ試写にもってこいスポットであり続けることでしょう。






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by Sha-Sindbad | 2017-03-07 21:59 | Fl.Apochromat135/2.4 | Comments(0)