レンズ千夜一夜

2014年 08月 31日 ( 1 )

1118 庶民の街 (ズマロン35mmF3.5が通天閣の下を歩いたら、レンズ新世界が見つかったみたい)



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今日持ち出したセットはこれもまた最強の布陣。

    ライカM9
    ズマロン35mmF3.5

いつも書いていることですが、
私にとって最強のライカ35mmレンズがこれ。

    ズミクロン35mmF2三枚玉でも、
    ズミルックス35mmF1.4第一世代でもありません。

丁度両者の中間を行くような描写力。

    ズミクロンよりもかなり線が細いのですが、弱々しくありません。
    どこにも過不足がない描写なのですが、
    そうやってできあがった写真はかなり魅力的です。
    コクがあって、かなり華麗。

いつも書いていることですが、
各社とも、フラグシップモデルのレンズよりも一段暗い下位レンズを用意しています。

    レンズの質よりも格で選ぶオーソドックスなユーザー(要するに、見栄っ張り)は
    大口径のフラグシップモデルを選びます。

    でも、レンズの質だけに着目する実戦型のユーザー(要するに、貧乏人)は
    下位のレンズを選びます。
    こちらの方がよく撮れるからです。

ズマロンは元来は下位レンズではなく、
ライカ標準レンズの双頭の鷲、ズミクロンとズミルクスが順次出揃った結果、
劣位の地位におとされてしまっただけ。
だから、誇りがあるのでしょう。

    自分を選んでくれるユーザーのために一肌も二肌も脱いでくれます。
    ベテランライカユーザーの中には、ズマロンファンがかなりいるはず。

もう一本、ズマロンの先輩35mmのエルマーも見事なレンズです。

    ライカレンズで凄い描写がほしかったら、新しければ新しいほど、いい。
    でも、味のある描写がほしかったら、古ければ古いほど、いい。
    これがライカレンズの鉄則の一つですね。

通天閣界隈の新世界を歩いてきました。

    2時間足らずで、389枚撮影しました。
    その内5枚を並べてみましょう。
    上記のように私が絶讃する理由が分かっていただけるでしょうか?
by Sha-sindbad | 2014-08-31 21:19 | Summaron35/3.5 | Comments(2)