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レンズ千夜一夜

2181 どこまでも朧(2020年2月19日信貴山下駅界隈のペンタック38mm2.9は時を飛び越え)



近頃、どうもいけませんねえ。
コロナが日本では鎮静化しつつあるように見えていたのに、
いきなり感染曲線が反転し、奔騰の構えを見せはじめました。
4月末頃のピークの感染者数が約9500だったのに、
現時点で約4800に奔騰の勢い。
私の住む奈良県と来たら、その最先端。
4月末頃のピークの感染者数が約50。
長い間、新規感染者は0だったのに、
都会圏が監視を緩めた途端、いきなり奔騰して現在41人。
若い人の感染が多いと言われています。

そして、中国中央部以南の大雨洪水の惨状も悲惨ですね。
識者は、三峡ダムはずさんな施工のおかげで、
いつ何時崩壊しても不思議はないと警告してきました。
日本でも暴れている梅雨は、まさに四川、三峡、長江に沿って、
インド大陸から日本列島に至るまで長大な前線を展開して、
各地で豪雨をもたらしています。
中でも、中国は歴史上屈指の豪雨に見舞われていますね。

三峡ダムは、本来、中国中央部が渇水時期に水を流すべきでした。
本来の貯水ダムの使命はそこにあります。
人々に水が不要のときは貯め、
人々が水を必要とするときは供給する。
でも、三峡ダムの第一使命は発電。
発電のためには、ダム湖に貯水し、
その水圧で発電力が増大する仕組み。
だから、渇水期の冬から春にかけては、
発電に必要なタンクとして貯水し続けました。
そのため、長江下流域は渇水被害に苦しんできました。
中国一、二の巨大湖はほとんど干上がり、
さしもの長江の流量も激減していました。
ところが、今年の梅雨は記録的な豪雨となり、
三峡ダムをあっという間に満タンにしてしまいました。
ダム当局はダムへの水圧を減ずるため、怒涛の排水。
何百という上流のダム群にも保水能力をはるかに上回る豪雨。
すべてのダムが下流に水を送り出しました。
このため、長江流域の運命は逆転し、
今度は膨大な増水被害に苦しむ状況に追い込まれてしまったわけです。
ほとんど空になっていた中国第一、第二の広大な二つの湖が、
一転して、周囲の陸に溢れでて、今や氾濫状態。
この一連の動きで明らかなように、
国家は民の平安福利など考えていません。
いわば当局の都合だけで、民の意向など完全無視。

どうやら中国の梅雨は今日で一段落のようです。
すでに大地に満ち溢れている余分な水をどう処理するか?
中国の民はこの苦境をどう切り抜けるか?
三峡ダムは果たして決壊せずに切り抜けることができるか?
そして、一番の疑問は、
中国の習近平政権はこの苦境を脱することができるか?
そして、この中国の危機が、
日本と私たちにどんな影響をもたらすか?
その上に、世界全体に拡大したコロナ危機。
地球人にとって、自然災害と人的災害が重なって、
絶体絶命の危機に陥っている、そんな感じがします。

でも、おかしいことに、私たちのそんな危機の坩堝の中にいる、
このことに気づいていない日本人が沢山います。
マスコミが個別に処理し、政府と一緒に、情報を握りつぶしている、
そんな不思議な世界、それが日本の実情ですね。

︎2020年2月19日、例の通り、月1回の揚琴レッスン。
近鉄生駒線信貴山下駅の二胡演奏家陳少林先生。
駅すぐ近くにお住まいなので、
必ず往還ルートをループ状に選んで
界隈のロボグラフィを撮ります。
今回のセットは、

  オリンパスE-PL9
ペンタック25mm2.9
第二次世界大戦前の古い設計の映画用レンズです。
シャープネスもコントラストも色も全部、
一般的な標準では、落第中の落第。
でも、私の基準では、レンズとしてはまずまず、
合格点を躊躇なく上げられます。
茫洋とした雰囲気がいかにもレトロな味わい。
現代レンズを全部捨てても、このレンズを取ります。

要するに、私が時代遅れになってしまったのでしょう。
でも、そのことで心を傷めたりはしません。
なぜ?
現代が私を見捨てる前に、
私の方が現代を見限っているからです。
私の世界では、世間ではなく、私が裁定者。


近頃、どうもいけませんねえ。
コロナが日本では鎮静化しつつあるように見えていたのに、
いきなり感染曲線が反転し、奔騰の構えを見せはじめました。
4月末頃のピークの感染者数が約9500だったのに、
現時点で約4800に奔騰の勢い。
私の住む奈良県と来たら、その最先端。
4月末頃のピークの感染者数が約50。
長い間、新規感染者は0だったのに、
都会圏が監視を緩めた途端、いきなり奔騰して現在41人。
若い人の感染が多いと言われています。

そして、中国中央部以南の大雨洪水の惨状も悲惨ですね。
識者は、三峡ダムはずさんな施工のおかげで、
いつ何時崩壊しても不思議はないと警告してきました。
日本でも暴れている梅雨は、まさに四川、三峡、長江に沿って、
インド大陸から日本列島に至るまで長大な前線を展開して、
各地で豪雨をもたらしています。
中でも、中国は歴史上屈指の豪雨に見舞われていますね。

三峡ダムは、本来、中国中央部が渇水時期に水を流すべきでした。
本来の貯水ダムの使命はそこにあります。
人々に水が不要のときは貯め、
人々が水を必要とするときは供給する。
でも、三峡ダムの第一使命は発電。
発電のためには、ダム湖に貯水し、
その水圧で発電力が増大する仕組み。
だから、渇水期の冬から春にかけては、
発電に必要なタンクとして貯水し続けました。
そのため、長江下流域は渇水被害に苦しんできました。
中国一、二の巨大湖はほとんど干上がり、
さしもの長江の流量も激減していました。
ところが、今年の梅雨は記録的な豪雨となり、
三峡ダムをあっという間に満タンにしてしまいました。
ダム当局はダムへの水圧を減ずるため、怒涛の排水。
何百という上流のダム群にも保水能力をはるかに上回る豪雨。
すべてのダムが下流に水を送り出しました。
このため、長江流域の運命は逆転し、
今度は膨大な増水被害に苦しむ状況に追い込まれてしまったわけです。
ほとんど空になっていた中国第一、第二の広大な二つの湖が、
一転して、周囲の陸に溢れでて、今や氾濫状態。
この一連の動きで明らかなように、
国家は民の平安福利など考えていません。
いわば当局の都合だけで、民の意向など完全無視。

どうやら中国の梅雨は今日で一段落のようです。
すでに大地に満ち溢れている余分な水をどう処理するか?
中国の民はこの苦境をどう切り抜けるか?
三峡ダムは果たして決壊せずに切り抜けることができるか?
そして、一番の疑問は、
中国の習近平政権はこの苦境を脱することができるか?
そして、この中国の危機が、
日本と私たちにどんな影響をもたらすか?
その上に、世界全体に拡大したコロナ危機。
地球人にとって、自然災害と人的災害が重なって、
絶体絶命の危機に陥っている、そんな感じがします。

でも、おかしいことに、私たちのそんな危機の坩堝の中にいる、
このことに気づいていない日本人が沢山います。
マスコミが個別に処理し、政府と一緒に、情報を握りつぶしている、
そんな不思議な世界、それが日本の実情ですね。

︎2020年2月19日、例の通り、月1回の揚琴レッスン。
近鉄生駒線信貴山下駅の二胡演奏家陳少林先生。
駅すぐ近くにお住まいなので、
必ず王寺駅界隈と信貴山下駅とお宅との往還ルートを
ループ状に選んで、ロボグラフィを撮ります。
今回のセットは、

  オリンパスE-PL9
  ペンタック38mm2.9

第二次世界大戦前の古い設計の映画用レンズです。
シャープネスもコントラストも色も全部、
一般的な標準では、落第中の落第。
でも、私の基準では、レンズとしてはまずまず、
合格点を躊躇なく上げられます。
茫洋とした雰囲気がいかにもレトロな味わい。
現代レンズを全部捨てても、このレンズを取ります。

そして、撮る写真はいつも同じ場所の同じもの。
人気ブロガーのように、ファンがいるわけでなし、
私と言えば、ただの写真好き。
古いレンズの味が楽しめたら、それで十分。
要するに、私が時代遅れになってしまったのでしょう。
でも、そのことで心を傷めたりはしません。
なぜ?
現代が私を見捨てる前に、
私の方が現代を見限っているからです。
私の世界では、世間ではなく、私が裁定者。




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by Sha-Sindbad | 2020-07-19 12:03 | Pentac38/2.9 | Comments(0)