レンズ千夜一夜

1807 梅田(2017年5月18日写真教室にはスピードパンクロ50㎜F2を携行)Part 1


写真家吉田正さんの写真教室に月1回通っています。
今回採り上げたのは、その教室からの帰り道のロボグラフィ。
ソニーα7に付けたスピードパンクロ50㎜F2はさすがに名レンズ。
2回に分けて、撮った写真全部をごらん頂きましょう。




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吉田さんの豊かな体験談、芸術談を楽しむことができるうえ、
時折、吉田さんの写真作品に接することができるのが特典です。
吉田さんの作品を見ながらいつも思うことは、
現代の鬼面人を驚かせる写真世界との間に広がる大きな懸隔。

まるで映画史における、「東京物語」と、
コンピューターグラフィックスが創り出す荒唐無稽な映画世界と、
この懸隔と同じくらいの距離があります。
人の心も芸術観も写真観もなにもかもが変わってしまった感じ。
だから、吉田さんの静寂に満ちたモノクローム作品になにも感じない、
そんな人がどんどんと増えていくでしょう。
デジタルカメラ業界もこのような変化を敏感に感じ取って、
ユーザーの大半を占める絢爛豪華変幻自在の画像愛好家の心をつかむため、
さまざまな画像処理メニューを開発しています。
そうして、ますます私の心から離れていくわけです。

この日、教室が終わってから、近くのビル近いの大衆レストランで昼食。
カツやエビフライの盛り合わせ定食を選択しました。
私はエビフライが好きなのです。
ところが、一口いただいて、仰天、

エビの味は?
ない!
なんの味?
小麦粉、パン粉などの、要するに非エビの味!
エビをおそらく4分割して、
その4分の1のエビを巧みに太らせて、エビらしい形に整え、
衣を付けて揚げている!

pretty-bacchusさんがはるか前にお書きになっていました。
都の一流ホテルの高級喫茶室で「生絞りジュース」を注文されたのです。
たしか1500円ほどだったと記憶しています。
やがて供された「生絞りジュース」を口に含んで、仰天された。
ただの缶詰ジュースだった!

これが現代です。
おいしいものをお客様に食べて頂こう、なんて気持ちはさらさらない。
とにかくあらゆる手だてを講じて原価を節約して、高く売りつけて、
利益を貪ろうという姿勢。
「お客様義」「お得意様」なんて意識はなくなって、
すべて、「ユーザー」「消費者」「歩く財布」。

現代のデジタルカメラのコンセプトは、
「どんな初心者でもプロのグラフィックデザイナーに変身させる!」
余計なお世話だ!

私の2つのブログの画像だって、
できるだけデジカメ粉飾を避けたいと努力していますが、
カメラそのものがすでにレンズを通して取り込んだ画像に、
密かにグラフィック処理をしているのですから、
デジタル写真臭さを避けようとしても、その方法がありません。

しかも、アマチュア写真家の多くは、
現代デジタルカメラによる果てしない超高画質化を歓迎しています。
写真からコンピュータグラフィックスへの止めようのない潮流、
そう言えそうです。

現代の超高画質、変幻自在のグラフィック処理に慣れたユーザーは、
銀塩写真を、未開時代の遺物と感じ、「昔の人はひどい画質でかわいそう」
私のような前時代の未開人は、現代の絢爛豪華なソフト処理された画像に、
「なんだかカラオケに無理矢理閉じ込められて、
自己陶酔のエコーまみれの歌を大音響で聴かされているみたい」
by Sha-Sindbad | 2017-05-31 23:24 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)