1648 奈良女子大界隈(パンタッカー50㎜F2.3が一番性に合っているみたい)Part 1
8月29日月曜日、付虹先生の揚琴レッスン日でした。
家ではかなり弾けるようになったと幻想を抱いても、
付虹先生と二重奏をすると、いけませんねえ。
花火が体中あちこちに飛火して、
メラメラと燃え始めた服をさっと脱げばよいのに、
必死で手でパタパタたたき消そうとするどじなおっさん、
おっと元へ、おじさまのような具合で、
もう途中でなにがなんだか分からない状態に。
どうもいけませんね。
レッスンの出来を自分で採点したら、
10点満点で4点ほどでしょうか?
「いいでしょう。
一段と上達しました!」
なんて言ってもらえる日がいつ来るでしょうか?
いつもの韓国チゲ店でキノコどっさりのチゲを頂いて、
さて、妻を近鉄奈良駅で迎えるまでの4時間、
雨なので、JR天満駅に一っ飛びして、
お気に入りの天満橋筋商店街をしばらく撮ろうという心づもりで、
ユニバーサルシティ駅に来てみれば、
環状線と大和路線でなにか故障が起こり、ダイヤは乱れに乱れて、
ネット記事では大和路線は不通だとか。
天満橋筋商店街よ、しばらく待て。
本日は阪神電車で近鉄奈良まで直帰しよう。
午後2時20分近鉄奈良駅着。
しとしと振る雨。
私の一番大好きな撮影条件です。
奈良女子大の方角に歩きだして、撮影すること50分。
ソニーα7に付けたのは、
私のセカンドベスト、アストロ・ベルリンのぼろレンズ、
パンタッカー50mmF2.3!
229枚撮りました。
私にとって、雨が最高の撮影日よりなのですから、まずまず絶好調。
私にとっては、メタモルフォーゼこそ写真の本質。
そんな変容を起こしてくれるレンズを、
私はメタモルレンズと称しています。
そんなメタモルレンズの双璧がホロゴンとパンタッカー!
なぜメタモってくれるか?
私にはまったく分かりません。
はっきり分かることは、
私の愛するレンズは100パーセント、メタモルレンズ。
そうでないレンズは売ってしまったか、早晩売りに出します。
良い写真家はどんなレンズでもメタモルフォーゼを起こすことができます。
近頃は、良い写真家でなくても、フォトショップがあれば、
メタモルフォーゼもカタストロフィもなんでもかでも起こせます。
私は良い写真家じゃないし、加工は嫌いなので、
レンズに起こしてもらっています。
それも一種の加工じゃないか?
あなたはそうおっしゃるでしょう。
でも、フォトショップの加工はコントロール可能ですが、
レンズの加工はコントロール不能ですよ。
私は、アーチストじゃないので、
自分の想像力、創造性に任せて写真をいじりたいとは思わない。
そんな私には、このレンズ、滅法頼りになります。
そして、一番メタモりやすい天候が雨です。
パンタッカー50mmF2.3がそこへ出撃するのですから、
もう完全に連戦連勝間違いなし、というわけです。
2回に分けてご覧頂きましょう。
私の気持ちはこうです。
これ以上にコントラスト、シャープネスの良いレンズは、
要らない!
by Sha-Sindbad
| 2016-09-13 11:34
| Pan.Tachar50/2.3
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