レンズ千夜一夜

1613 大正エレジー(スピードアナスチグマート25mmF1.5が描くDecline and Fall)Part 2 

 
                                             スピードアナスチグマート25mmF1.5、
残りの32枚もごらん頂きましょう。

ホロゴンウルトラワイドと出会うまでの私は、
ストリートフォト専科でしたが、今から見返してみますと、
その半ばはすでにロボグラフィでした。

でも、コンタックス、ハッセル、コンタレックスの
現場再現性に富んだコントラストの良いツァイスレンズを愛用していたのです。
現場(現実の場)を幻場(幻想の場)に一変させてしまうような、
私のいわゆるメタモルレンズへの志向はまだ芽生えていませんでした。

その時代に、クラシックカメラの愛好者たちと語り合っても、
ダルメイヤーはとても評判の悪いレンズでした。
ダメメイヤーとかダルメヤー(大阪弁です)というような異名を耳にしました。
ボケレンズの会社、そんな評判ばかり聞いていたのです。
映画用レンズのことなどまったく未知の世界でした。

考えようによっては、私も長い間レンズの神秘に目覚めなかったのです。
多くの人から見ますと、逆に、私は久しく迷路に迷い込んだまままのです。
おかげで、我がブログを訪問する方もほとんどないままに、
この迷路をあっちにふらふら、こっちにふらふら。
そんな迷路の案内者である古代レンズの中でも、
ダメメイヤーはすっかり私のよき先達となってくれています。

私の大正区の迷路巡りも見ようによってはボケボケ写真の堆積。
思えば、このようなボケ写真に悦楽を感じるようになった私の人生、
どこかで歪んじゃったのでしょうねえ。

でも、と、いつもながら、つい反撃に出てしまいますね。
歪まない人生って、どんな人生?
私はゴメンですね。

実生活上でもネット上でも変わりがありません、
私の大好きな友人たちはみんな変わっていますよ。
それもかなり大きく。
思えば、私は小学生の頃から秀才、優等生が大嫌いでしたね。





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by Sha-Sindbad | 2016-07-18 15:43 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)