1607 古びつつある町(エルマジ20mmF3.5で加美の下町を少し歩いてみた)
7月5日火曜日、久しぶりに大阪加美に参りました。
ノロウィルス感染の孫プリンセスの世話。
月曜日は妻が参りました。
疲れきって帰宅しました。
プリンセスは「ママ、ママ」と泣きやまず。
その上、行き帰り通勤客で電車が満員だったそうです。
実は内緒ですが、私と一緒のときはプリンセス、泣きません。
と言うより、泣かせません。
なぜか?
分かってるでしょうが、バカにしちゃいけませんよ。
女を泣かせるような男じゃありませんよ。
私は一度も女を泣かせたことなんかありませんね。
まあ、妻が初恋の人なので、泣かせる機会もありませんでしたが。
冗談はさておき、結局、気を紛らわせるために、
抱っこしたり、歩き回ったり、お気に入りのDVDを見せたり、
と、なんだか不機嫌な恋人のご機嫌とりみたいなことをして、
かなり疲れましたね。
ママが中途で孫プリンスの用で一旦帰宅してくれたので、
折よく始まったプリンセスのお昼寝を利用して、
1時間ばかり加美の下町を撮影することができました。
装備は、久しぶりと言うか、またまたと言うか、
おフランスものの古式豊かなCマウントレンズ、
エルマジ20mmF3.5をオリンパスE-PL1に付けました。
開放でも四隅が暗くなるのですから、
少しでも絞ると、周辺が激しくけられます。
つまり、開放専科です。
それで十分。
実質40mm準標準として使うのにかかわらず、
開放でかなり深いピントなのです。
幸いオリンパスE-PL1はASA感度を100に落とせますので、
すでに真夏としか言いようのない炎暑の陽光の下でも、ちゃんと撮れます。
問題は、スクリューを削ってもらった所、無限を出すために、
畝が1ないし2本になるまで徹底的にスクリューを削って頂き、
接近しようとすると、
すぐレンズがポロリとカメラからこぼれ落ちそうになること。
(無限は不要、2、3mまでピンがくれば、十分、
そうお願いしたのですが、そんな中途半端は却下!)
事実、一回アスファルトの路面に激突しました。
頑強そのもの金属鏡胴なので、びくともしませんが、
これは剣呑ですね。
スクリューマウント、なんとかしなきゃ、ね。
写りはデカルト、ヴォルテールそこのけの明晰で深い切れ味。
私の本来の感度補正マイナス1.5はおろかマイナス0.3でも、
白昼のオリンパス液晶画面はまったくの闇。
誰かの頭脳とちょっと似ているかも?
いえいえ、あなたのではありませんよ。
やむなく撮影時はプラスに設定して、
ブログ投稿時にレベル補正で私の本来の濃度に仕上げています。
使えば使うほど、心に食い込んでくる描写。
なに、ただのストリート風景じゃないか、ですって。
なんですか、ただのストリート風景が
心に食い込んじゃいけないとおっしゃりたいので?
(熱射病のせいでしょうか?
今日はやたらと人に当たり散らす記事となりましたね。
まあ、いつものことですが)
by Sha-Sindbad
| 2016-07-09 22:03
| Hermagis20/3.5
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