レンズ千夜一夜

1589 号外(宮崎貞安さんがゾンネタールウルトラソフト50㎜F1.1を試作した!)

今朝、すごい宅急便を受け取りました。
現代における希代のレンズ制作者宮崎貞安さんからです。

ゾンネタール50mmF1.1(軟調調整)

私は既に2本、ゾンネタールを持っています。
オリジナルのゾンネタール。
16本だけ制作されたゾンネタールソフト(ゾンネタールS)。

そして、今回のレンズは、
ゾンネタールウルトラソフト(ゾンネタールUS)と仮称しましょう。

このレンズに同梱されていた収差曲線では、
ゾンネタールSのSA曲線よりもかなりソフトの方にずれている感じ。
たとえば、Sの方はF2.8ではオリジナルと同等。
ところが、USはもうF2.8でぐっと軟調側にずれていっています。
宮崎貞安さんは「1.1〜2.4mまで軟調」とお書きになっています。

宮崎貞安さんは現代における理想のレンズを追求する設計者。
独特のイメージを作り出す名レンズを次々と世に問うてこられ、
その中でゾンネタールはまさに最高の傑作でした。
でも、F1.1と超大口径なのに、開放までかなりシャープ。

私としては、古代レンズに匹敵するような、
ファンタジックなマジックレンズが是非ほしかったので、
とくにお願いして、ゾンネタールSを制作していただきました。
ゾンネタールSはまさにソフトなのですが、
なにしろ生みの親が頭脳明晰でどこまでも理知的な宮崎さんです。
ソフトなのに、かなりお行儀がいい。
無法松や、水滸伝の黒旋風李逵のような、大暴れはできないという感じ。

そんな理性的な宮崎さんが精一杯乱れていただいた成果、
それが今回のゾンネタールUSとなるかどうか?
一本勝負!
そうなれば、一つの革命、ということになりそうです。

2回ほど撮影に使わせていただきます。
でも、まずは、宮崎貞安さんへの報告第一弾として、
自宅内でのMマウントアダプタを使っての超接近撮影をごらんいただきましょう。





b0226423_2254160.jpg
b0226423_22535436.jpg

b0226423_22533974.jpg
b0226423_22533212.jpg
b0226423_22532586.jpg
b0226423_22531868.jpg
b0226423_225329.jpg
b0226423_22525516.jpg
b0226423_22524773.jpg
b0226423_22523238.jpg
b0226423_22522576.jpg
b0226423_2252209.jpg

b0226423_22521369.jpg
b0226423_2252775.jpg





最後の2枚は私の保有するゾンネタールS50㎜F1.1との撮り比べ。
こうやって比較してみると、
ゾンネタールUSの方が際だって美しいフレアに包まれていますね。
ちょっと心がぐらっと来ました。



                    
ゾンネタールウルトラソフト
b0226423_22515148.jpg



                        ゾンネタールソフト
b0226423_22511839.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-06-02 23:03 | SonnetarUS50mmF1.1 | Comments(0)