レンズ千夜一夜

1446 アポクアリア35mmF1.4登場!(コンサート前にアポクリア試作レンズを試し撮り)


10月31日、京都の撮影から帰宅しますと、
玄関にはレンズが一本待っていました。
宮崎貞安さんがニューレンズを試作されたのです。

アポクアリア35mmF1.4

宮崎さん初めての大口径広角レンズです。

実のところ、その誕生には私も関わっているのです。
宮崎さんと電話でお話したときのことです。
こうおっしゃったのです。
「今度は35mmレンズを作ってみたい」
私、すかさず、
「じゃ、ズミルックス35mmF1.4のような大口径で、
開放では現代レンズにはないような柔らかな、
ときには猛烈に暴れるような、
クラシックな雰囲気の描写が楽しめるボケレンズを作ってください」
翌日でしたか、またお電話。
「昨日、あれからコンピューターで設計してみましたよ。
20位あれこれ試してみました。
各絞りでさまざまな描写を楽しめるようなレンズができそうですよ」

それからどれ位経ったでしょう?
一昨日、お電話をいただきました。
「できましたよ、35mmレンズ。
明日送ります。
今日近くで撮ってみたんだけど、
シャープネスがそれほどでもない印象なんですよ」
「宮崎さん、それが私の欲しいレンズですよ。
現代レンズのようなカリカリのシャープネスは必要ないんですから。
楽しみです」

11月1日日曜日、大阪福島に参りました。
ザ・シンフォニーホールのコンサートです。
千住真理子さんのバッハ無伴奏ヴァイオリン全曲。
私が待ちに待った演奏です。
ちょっと早めに着いたので、行きつけのトルコ料理ハネダンに行くと、
日曜日は午後5時からに変更。
やむなく近場の上等カレー店に入りました。
これが大当たり。
チェーン店らしいのですがが、
生涯にいただいた最高のカレーでした。
エビフライカレー。
妻がトンカツカレーを注文し、
たがいに一部交換したいただきました。
一口で、びっくり。
一口一口が喜びとなるようなカレーでした。

ゆっくりと楽しんだのですが、まだ開演まで1時間もあります。
妻はホール内のティールームで休むことにし、
私は近くでアポクリア35mmF1.4を試写しました。
カメラはソニーα7。
曇天です。
絞りによる描写の変化は別に試すことにして、
今回はたった20分しかないので、開放だけ。
感度を400にして楽々撮影できました。
ファインダーに浮かび上がるのは、
とても滑らかで清らかなイメージ。
63枚中33枚を2回に分けてご覧頂きましょう。
描写性については次回に印象を書くことにします。
まずは、ご覧下さい。




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by Sha-Sindbad | 2015-11-02 12:13 | Apoquaria35/1.4 | Comments(2)
Commented by 川越 at 2015-11-05 19:03 x
そろそろこちらにサンプルがでてくるかと待っていました。ハイライトでフリンジもでないし、それでいてゾンネタールのように滲んでいたり、バックがずいぶん荒れて写ったりと、球面ズミの開放より使いやすそうですが、かなり個性的な面白いレンズですね。開放値がちがうとはいえ、開放の性能はゾンネタール以上のようですし。オーダーはこちらでサンプルを見てから考えようと思っていましたが、さっそく宮崎さんに予約を入れたくなりました。
Commented by Sha-Sindbad at 2015-11-06 17:51
川越さん
お久しぶりです。
さすがに早耳ですね。
現代レンズには珍しく、個性的描写を楽しめるレンズのようで、
写りを確かめたくて、別ブログ「わが友ホロゴン」でも連載を始めました。
表面仕上げもバリエーションを企画されているようです。
今ならNo.指定ができるかも知れませんね。