レンズ千夜一夜

1436 ニューホロゴン(ホロゴンを明るい気持ちにさせることについに成功したかな?)



No.1433で、ホロゴンウルトラワイド用に作られたグラデーションフィルターを使う、
そんな試みを書きました。
今日、試してみたのです。

グラデーションフィルターは2倍と4倍が用意されています。
今回は、思い切って暗い方の4倍フィルターを使ってみました。
フィルターはレンズ状に削られています。
中央が一番分厚く、周辺に向かって段々と薄くなります。
そのために、中心部分の光量が4分の1に落ちてしまう一方、
周辺部はそのまま。

聴く所によると、銀塩フィルムの場合、
ホロゴンの周辺部の光量は中心の8分の1。
つまり、このフィルターによって、光量差が2分の1まで回復されるのです。
それでもなお周辺減光があるのですが、
ところが、デジタルカメラの場合、ホロゴンの画角が広過ぎるため、
銀塩の場合の8分の1よりもはるかに光量差は拡大しているようです。
つまり、周辺部は銀塩フィルムの場合よりもっと暗く、かつ劣化します。
このフィルターのおかげで、銀塩フィルムの光量差、
8分の1近くまでは十分回復し、周辺部のデジタル特有の暴れも軽減しそう。

昼食後、ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けて出陣。
これから、フィルター付きホロゴン15㎜F8Uを
「ホロゴン15㎜F8UF」と呼ぶことにします。

まずバス停にして4駅分歩くことにしました。
ホロゴン15㎜F8Uを見ると、ちょっと古い比喩で申し訳ありませんが、
サングラスを付けたジャクリーン・ケネディさんのように美しい!
そして、レンズ保護にも役立つ!

感度は最高の25600まで上げました。
試写してみて、粒状性が格段にアップしたからです。
銀塩時代とよく似た描写性を手に入れることができそう。
もしあなたがデジタルレンズの超絶シャープネスに困惑しているとすれば、
この方法は、朗報でしょう。
つまり、NDフィルターを購入して、感度を上げると、
銀塩フィルムにかなり近い粒状性を手に入れることができます!
ただし、この提案を喜ぶ方なんて、私以外にはあまりにいないでしょうね。
皆さん、デジタルレンズの超絶シャープネスをお喜びなのですから。

今日は、4駅目でバス停にさしかかった瞬間に、
バスがすっと背後から出現して、どんぴしゃり停車してくれました。
その瞬間思い出しました、
そうだ、近鉄奈良駅で銀行に行く必要があった!
進行方向を直角に修正して、トントンとバスに乗り込みました。

歩きながらのわずか20分ですが、102枚撮っていました。
そのうち38枚選んで、2回に分けてアップしてみましょう。
これまでのホロゴン15㎜F8U写真との違い、
おわかりいただけるでしょうか?





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by Sha-Sindbad | 2015-10-21 22:16 | Hologon15/F8UF | Comments(0)