レンズ千夜一夜

1433 豊中で(ホロゴン15㎜F8Mが久々にのびのびと歌ってくれた)



今日、懐かしの豊中の後半を歩くことにしました。
午後12半阪急豊中駅到着。
市長にも知らせなかったので、出迎えなし。
エスカレータ左(関西風)をトントンと降りますが、
右側にはサラリーマンの男性が4人ちんと立ったまま。
サラリーマンだったら、少しは急がなきゃ、仕事があるだろうに!
そう思ってしまうのは、私の悪い癖でしょうね。
まあ、ここはしばし、心と身体を休めていただきましょう。

豊中駅から出たのは良いけど、外界はまるで真夏の炎天下。
たまらず、まず、喫茶店で一息つくことにしました。
アッサムのアイスティーをいただきました。
あっさりして、おいしい!

ついでに、まず、それまでに撮ったソニーα7の画像をチェック。
阪急電車を下りてから20枚程度ですが、絶好調。
今日は、Hologon15mmF8Mを持ち出しました。
ひさしぶりです。

18cmから無限遠までのフォーカシングリングを備えたレンズですが、
1m常焦点を基本に使います。
喫茶店で一息つきながら、ホロゴンで1枚撮りました。
これだけは最短18cmにフォーカスさせました。
でも、向こうで女性がコーヒーをいただく姿をシルエットでとらえています。
ついでに、30cmにピントを合わせて撮ってみました。
これが2枚目。
向こうの女性の横顔がかなりきりっと締まりました。
使い方の巧い人なら、私のような決まりきった撮り方をしないで、
もっと表現力豊かな写真を生み出すことができるでしょうね。

ふっとおもしろいことに気づきました。
Mマウントホロゴンって、フィルター枠がない!
ホロゴンウルトラワイドのホロゴンには外枠にスクリューが切ってあって、
かぶせ式のセンターグラデーションフィルターを付けることができます。
4倍と8倍だったか、8倍と16倍だったか、使ってないので忘れました。
レンズの研磨で厚みを変えるという猛烈に名人芸的な工作によって、
周辺減光の逆に、中央部を減光する手法で、
画面の光量を均質化するのです。
もともとホロゴンは周辺まで画像劣化がほとんどない希有の超広角なので、
均質となった画面はとても美しいイメージになるだろう、
という目論見だったようです。

コンタックスマウントのホロゴン16mmにも、
もっと廉価な細工で作られたフィルターが確か用意されたと記憶しています。
でも、どちらのホロゴンでも、これを使う人はほとんど居ないようです。
光量が猛烈に落ちるので、手持ちではほとんど使えなくなるだけではありません、
できた画像は全然おもしろくないから。
結局、コマーシャルユースに限られたことでしょう。
でも、こんな高いレンズをコマーシャルに使う人はいませんから、
おそらくアイデア倒れだったようです。

周辺減光こそホロゴン写真の武器なのですから、
私は試しさえしていません。
ところが、またふと悪魔がささやきました。
ホロゴンウルトラワイドから取り出した方、
Hologon15mmF8Uに明るい方のフィルターを使ってみようかな?
そして、感度を6400にあげるのです。
銀塩フィルムの時代にはできなかった使い方です。

これによって、シャープすぎる写真の精度が落ちてくれるうえ、
ソニーα7でも生じる周辺の色の暴れを押さえることができるかも知れない!!!

ソニーα7のようなデジタルカメラでも、
銀塩時代の増感現像で私が使った限度の感度1600を超えては、
感度を上げない主義を貫いてきた私としては革命もののアイデアです。
よし、次の撮影では、この悪魔の手法を試してみよう!
わくわくしてきました。

でも、今日はMマウントホロゴンに華麗な舞を踊らせてみよう!




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by Sha-Sindbad | 2015-10-19 21:49 | Hologon15/8Degital | Comments(0)