レンズ千夜一夜

1384 妖精発見の前後(スピードアナスチグマート25㎜F1.5は見境なく撮っていた)



前回、スピードアナスチグマート25㎜F1.5が検出した妖精写真でした。
今回は、その前後に撮った写真たちをご覧頂きます。

昨日、揚琴伴奏レッスン時、陳少林先生から聴きました、
生徒さんの一人が退職後猛烈な体調不良に襲われ、
精密検査の結果、ついになにも見つからなかったのだそうです。
私も親しい方です。
とてもまじめな人物。

一種の退職シンドロームなのでしょう。
この言葉、勝手に自分で作ったのですが、
グーグル検索をしてみると、医師の使う言葉なのだそうです。
昔よく言っていた燃え尽き症候群の同類なのでしょう。
燃え尽きなくても、長いサラリーマン生活の習慣である、
早起き、出勤、会社生活、夜遅い帰宅というカリキュラムが突然消える。
脚立に載って作業をしていたら、突然、脚立を取っ払われるようなものです。
私のように、第2の人生だ、忙しくてたまらない、という人間は別として、
退職者が多かれ少なかれ襲われる体調不良の主因がこれでしょう。

その一番大きな理由は、仕事がなくなったということよりも、
さまざまな形でチームを組んできたのに、そのチームが消えてしまった、
これなのではないでしょうか?
人間は、難破して、ただ一人漂流すると、水も食料もたっぷりあって、
体調は万全に保つことができるにもかかわらず、
日ならずして死んでしまうのだそうです。
人間社会のあらゆる絆を失って、
完全な孤独に陥ってしまったことに起因する絶望感が主因なのだそうです。

私は狭いながらも緊密な人間関係を退職前よりも緊密にできたことで、
楽しい毎日を送ることができるのでしょう。

そして、私が孤独感を感じなくて済む大きな理由の一つが、
レンズという絆によって、行く先々、至るところで、
心から讃嘆したくなるロボグラフィたちに出会えること。
 
私は孤独ではない。
さまざまなものたちと一緒に宇宙を遊泳しているのだから。




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by Sha-Sindbad | 2015-08-11 16:56 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(2)
Commented by kinoplasmat at 2015-08-12 06:40 x
毎日写真を撮ることによって、そのような心の境地になれたら本当に素晴らしいことですね。でもShaさんの撮られる映像にはいつもそのような雰囲気が映し出されているように感じておりました。自分はまだまだそのような素晴らしいレベルには到達できません。相変わらず煩悩の海で溺れている状態ですね。
Commented by Sha-Sindbad at 2015-08-13 17:30
kinoplasmatさん
コメントありがとうございます。
お陰さまで、今は、時間にせかされることがなくなり、
何事も実におっとりとして、結果などどうでもよい、
そんな人間になりつつあります。
これからの人生が本当の人生、そう考えたいものです。
kinoplasmatさんのお写真には一貫したスタイルがあります。
毅然とした姿勢の良さ、端正な作品作り、そんな感じ。
kinoplasmatさんの人間性に萌すもので、誰も真似できません。
名レンズの紹介サイトにふさわしい、私はいつも讃嘆しています。
かなり参考にさせていただきました。これからもよろしく。