885 変幻3景(キノプラズマート16mmF1.5はゲリラ豪雨みたいに暴れるけど)
水曜日も久しぶりのレンズをオリンパスEP-L1に付けて持ち出しました。
キノプラズマート16mmF1.5
32mm相当の広角レンズとなります。
とても作りの良いレンズで、レンズ表面から1.5cmほども筒が立ち上がり、
フードの役目を果たしています。
このフードが16mmもの画角を邪魔しないのか、心配になりますが、
まったく問題がないようです。
ただし、オリンパスEP-L1に付けると、周辺がかなりけられます。
けられるだけではなくて、かなりの範囲で四隅がゲリラ豪雨します。
ところがよくしたもので、ホロゴンをメインレンズとする私は、
周辺減光もけられもまるで気にしない人間。
このレンズ、だから、幸せなのです。
クラシックレンズを楽しむためには、
完璧主義は絶対に禁物、むしろ欠点をあたたかく許容し、
出来の悪い子を愛する気持が大切ですね。
レンズも人間も使い手、上司が文句ばかり言うようでは、
レンズも撮影者もモチベーションを殺がれて、
十分な働きを見せることができませんね。
ただし、不思議なのは、この16mmと1mm違いの15mmも、
合焦部分はまったくフレアなし、明晰、精密そのものです。
周辺はすこし乱れる程度。
でも、そんな風に焦点距離に応じてさまざまな姿を見せるのも、
キノプラズマートのダイナミックレンジなのでしょう。
そして、このレンズ、ノーファインダーでやすやすと撮れるのですから、
これもまたミニホロゴンというわけです。
今日はちょっと忙しいので、
77枚から3枚だけ選んでごらん頂きましょう。
by Sha-sindbad
| 2013-12-13 22:19
| KinoPlasmat16/1.5
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Comments(2)
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bisqueprince
at 2013-12-15 23:18
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異次元の描写ですね・・・。
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Sha-sindbad at 2013-12-16 10:30