881 マラソンから逃れて(エンラージングアナスティグマート50mF3.5は格調の高いレンズ)
土曜日、コンサートにはダルメイヤーのレンズを携行しました。
エンラージングアナスチグマート50mmF3.5
どうやら引き伸ばしレンズはどれもこれも、
スチールレンズに流用してもかなり優秀のようです。
私はまったくレンズ素人ですが、勝手に推測しますと、
引き伸ばし機は、ときに直角に倒して、壁面に投影して、
全倍もしくはそれ以上の大きさにまで大伸ばしをしなければなりません。
30cm程度から数mまで、どの距離で投影しても、
隅々の粒子までしっかりとピンポイントに焦点を結ばなければならないのです。
そのためには、平面での結像性能が優れていなければならないのです。
優秀になるのも当然ですね。
このレンズも例外ではありません。
とてもすっきりと格調高く、
しかもちょっと古めかしく写ってくれます。
奈良マラソンのおかげで、自宅からJR京終駅(キョウバテと読みます)まで、
半時間の道のりを45分かけて歩きました。
マラソンのために封鎖寸前の幹線道路を突破するために、
前半はひたすら歩き、
後半の25分ばかりは撮影して、
半時間に1本の電車に無事乗車できました。
118枚撮れました。
駅近くの地名は肘塚(カイノヅカと読みます)。
その名前の由来は、いつの時代か、敵兵を討ち取ったら、
前腕部を持ち帰って功績にしたことからだそうです。
その名前から想像できるような古代の街というわけではありませんが、
旧天理街道そのものなので、ちょっと絵になる通りです。
その肘塚からJR京終駅付近の写真を作例とさせていただきました。
by Sha-sindbad
| 2013-12-09 22:20
| Enlarg.Anastigmat50
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