レンズ千夜一夜

826 台風かすめる(アポクロマート18mmF2はどんな天気でもロボグラフィと踊る)



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台風が山陰沖を通過した日。
今日の奈良の天気予報は雨でした。
こんな日には、撮りやすいレンズを使いたいものです。

    キノプティックの広角レンズ、
    アポクロマート18mmF2

オリンパスEP-L1につけると、36mm相当。
アポクロマート補正のされたレンズなのでしょうか?
とてもクリアーで美しい発色を見せてくれるレンズです。
しかも、かなりのマクロ。

    Cマウントレンズ中トップクラスのビンテージレンズ。

でも、私のことです、
かなり廉価で手に入れました。

今日は結局、午前、仕事中に激しく降り、
正午職場を出るときには、晴れ間が見えていました。
でも、地面はまだしっとりと濡れていました。

    アポクロマート、天候にかかわらず、よく撮れるレンズですね。
    おかげで、今日の収穫は88枚。
    撮影時間は早計25分程度なのですから、かなり調子のよい日でした。
    レンズの違いがちょっと見えてくるかも知れない、と言い訳して、
    いつもの定番のロボグラフィたちも律儀に撮り集めますますが、

昨日と同じルート、
撮り方も一緒、
独創性など欠片もない私ですから、
こんなやつらしか撮れない、というのが真相。

    でも、雨の日などで、ちょっとスペシャルな描写。

以前から、雨を嫌う人は多いようです。
防水のためにみなさん頭を痛めます。

    以前所属した写真クラブで、
    頭の良い人がシャワーキャップを被せるという工夫を披露しました。
    一同、それは名案だと感嘆しました。

    そのとき、春風駘蕩としたお金持ちの人物が、
    ゆったりと声を上げました、

        「そうやって、お風呂の中で撮るんですか?」

    大爆笑がかなり続いたと記憶しています。

私は昔から、なにも防水の工夫などしないで撮影します。

    私が以前親交のあったクラシックカメラの愛好家のみなさんも、
    防水の工夫などまるでしません。
    さっさと喫茶店に逃げ込んで、雨のやむのを待つからです。

私は撮ります。
    
    雨こそ、私の最高の撮影条件なのですから。
    
たいていの方は雨の日は若干気落ちするようです。
私はますます意気盛んとなります。
でも、どんな日和でも気力が減退することはないので、
雨の日が特別じゃないのかも知れませんが、
とにかく楽しくなります。
どんより暗く曇っている日だって、
そんな日でしか撮れないシーンを撮ることができます。

    ある写真家が、雨の撮影旅行の途中、こう表現しました。

        「晴れの日には晴れの絵を描きましょう。
         雨の日には雨の絵を描きましょう」

    いい言葉ですね。
by Sha-sindbad | 2013-10-09 22:22 | Apochromat18/2 | Comments(5)
Commented at 2013-10-09 22:32 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bisqueprince at 2013-10-10 03:04 x
sha-sindbadさんの独創性は、超豊かだと思います!
そこら辺の被写体なのに、sha-sindbadさんの手腕にかかると、魅力的な被写体に変わってしまうのですから。 
変な話で申し訳ありませんが、もし、sha-sindbadさんが、人形師だったら、僕は、3回生まれ変わっても、追い越すことが出来ない人形を作られると思います。
Commented by Sha-sindbad at 2013-10-10 18:42
bisqueprinceさん
そんな風におっしゃってくださる方は実に初めて。
嬉しいですね。
有頂天になりますね。
でも、やっぱりそれはないという感じがします。
完全にレンズにおんぶに抱っこ状態なのですから。
そして、後半のコメントは、もうありえないことです!
なぜかと言いますと、この度、人形館のホームページをくまなく拝見しましたが、
bisqueprinceさんの創造される人形たちは比類がありません。
クラシックなフランス人形さんたちも、
ほとんどの現代のビスクドールたちにも、常に「異形」の気配が漂っています。
bisqueprinceさんの人形さんたちはむしろ尋常で、気品があります。
新作の赤ちゃんも福助さんもそうです。
最新作の日本人形はとくにそうですね。
エキセントリックな味付けを軸にして作られた人形が多い中、
とても心があたたかくなります。
人形だけではなく、どんな芸術にも言えることですが、
異常性を追求して美に至るより、
正常性を追求して美に至る方がはるかに難しく、
はるかに高貴で、芸術的であると私は信じています。
Commented by bisqueprince at 2013-10-11 00:27 x
人形館のHP,くまなく見てくださったのですね、うわぁ、ありがとうございます!
気品が漂っている、ですか、すごく嬉しいです。
>正常性を追求〜
本当にそう思います。昔の美術品、工芸品は、皆、そうでしたね、そうして、魅力が溢れていますね。 異形を作らざるを得ないくらいの衝動があるならいざしらず、現代の風潮に合わせて、わざわざ毒を注ぎ込んでしまう現代の作家たちは、面白く無いですね。
正常性は、とても面白いんですが、若い人は、特に正常性のものをやりたがらないですね、もったいないと思います。
翻って、sha-sindbadさんは、なんてことのない被写体の、本当の面白さを見出だせる方ですし、見出されることに関してのレベルがハンパない、といつも思っています。
sha-sindbadさんからのお褒めの言葉は、何にも増して、うれしいです、ありがとうございます!
Commented by Sha-sindbad at 2013-10-11 22:44
bisqueprinceさん
人形を愛好する目利きの方、評論家の方、沢山おいででしょうね。
私は人形のことはまったく分かりませんが、
あらゆるジャンルのアートと同列に、アートとして、
自分がなにかを感じるか、心がときめき躍るか、
これだけを頼りに、好悪を決めてしまいます。
日本人形さんにお目にかかった途端に、
完全に圧倒されてしまいました。
そして、他のbisqueprinceさんのお人形を拝見して、
全部違う面立ち、眼差しであるうえに、
みなさん生きていて、表情が清々しいことに驚きました。
一作一作全力を上げて、新しい気持で創造しておられることが分かります。
もしかすると、アダムからイブを創造したときの神様の気持ちに近いのかも知れませんね。