804 物言わぬものたち(ノクトン50mmF1.5の語り口は明晰だけどやさしくて)
写真を長年撮っている方には2つの潮流があるようです。
主流は、次第に超絶技巧、超絶表現に高まっていくようです。
傍流は、次第にシンプル技巧、やさしい表現に傾いていきます。
私の友人の幾人かはこの傍流に傾いているようです。
私はまぎれもなく傍流中の傍流。
シネレンズを開放オンリーで撮る人間なのです。
単レンズの銘玉の1つ、ノクトン50mmF1.5を使っても、
この傾向は強まりこそすれ、弱まることはありません。
写真のインパクトなど無縁。
その場で感じた気持をしっとりと写真にとどめたい。
天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ
をとめの姿 しばしとどめむ
そんな感じですね。
by Sha-sindbad
| 2013-09-16 22:29
| Nokton50/1.5
|
Comments(2)
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by
bisqueprince
at 2013-09-16 23:51
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インパクト、ないどころか、超インパクトです。僕自身、特異体質とは思えないですけど、shas-sindbadさんは、超得意体質のような気が...。
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Sha-sindbad at 2013-09-17 21:38
bisqueprinceさん
うーん、やっぱりそうなんでしょうか?
私は生涯凡庸で地味な人生を送ってきたので、
自分じゃ、かなり普通の人間だと思っていたのです。
そのおかげで、写真も地味で、
言ってみればノンパクトみたいなものばかり撮ってきました。
でも、ホロゴンを手に入れてから、
写真が段々とおかしくなっているようですね。
ホロゴンの呪いじゃないかな?
うーん、やっぱりそうなんでしょうか?
私は生涯凡庸で地味な人生を送ってきたので、
自分じゃ、かなり普通の人間だと思っていたのです。
そのおかげで、写真も地味で、
言ってみればノンパクトみたいなものばかり撮ってきました。
でも、ホロゴンを手に入れてから、
写真が段々とおかしくなっているようですね。
ホロゴンの呪いじゃないかな?