レンズ千夜一夜

727 自転車(スピード・アナスティグマート25mmF1.5は微妙な光にしっとり寄り添い)



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あなたはどんな被写体を撮るのが好きですか?
写真家のみなさんにこの質問をぶつけたら、
千人千様の答えが返ってくるでしょうね。

    全国のマンホールを撮り歩いている人がいるかと思えば、
    全国の桜を桜前線と一緒に動いて撮る人もいます。
    アラスカ、カナダに出かけて壮大なオーロラを撮る人がいるかと思えば、
    家から一歩も出ないで、写真を撮る人もいます。

変わった写真を撮る人が一杯いるわけです。
ちょっと分類してみますと、

    人間はまともなのに、写真は変という人がいます。
    写真はまともだけど、人間は変という人もいます。
    写真も人間も変という人もいます。
        手近にもブロガーにも一杯心当たりがあります。
    写真も人間もまともという人もいます。
        これはまるっきり面白くないですね。

どんなケースもそうなのですが、どなたも、
好きこのんでその組み合わせになっているわけではありません。

私は、最初の組み合わせの一サンプルなのですが、
もう少しくわしく言いますと、

    人間はまともで、まともに写真を撮っているのに、結果が変、
    そんな特異例であると言いたいですね。

奇をてらって写真を撮るなんてことは絶対にいたしません。
いつもそうなのですが、心がどうしようもなく揺らぐのです。
写真の結果を予測してではありません。
そうではなく、ただ単に、心が小躍りしてしまうのです。

    「ここ、いいぞ!
    ぼくを待ってくれていたんだ!」

チェ・ジウはさまざまな慈善活動で有名です。

    日本のファンたちが参加した幼稚園での慈善奉仕で、
    日本のファンたちが一室で休憩していると、
    疲れたチェ・ジウが入ってきて、
    ファンたちの目の前で横になってしまったそうです。
    憧れのジウ姫のそんな姿を、
    信じられないという気持で見守るファンたち。

私のロボグラフィとそっくりの状況なのです。

    私だって、チェ・ジウのそんな姿を目の前にしたら、
    きっと茫然となるでしょうけど、
    こんな自転車の姿にも茫然となってしまうのです。

写真以前の気持です。
    美しい!
私のロボグラフィ計数管は実に簡単に振り切れてしまうのです。
私とロボグラフィとの心の出会いこそ、私の喜び。

そんなとき、カメラを向けて、さっと撮ります。
写真はいつも、出会いの名残りでしかありません。
そんなとき、私のお気に入りのレンズなら、
私の気持をなんとか写真に撮り込んでくれます。

    スピード・アナスティグマート25mmF1.5もそんなお気に入り。
by Sha-sindbad | 2013-06-25 15:49 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(4)
Commented by bisqueprince at 2013-06-26 00:37 x
>写真はいつも、出会いの名残り
 ほんとうにそうですね、実感します。
お写真、無機質なものしか写っていないのに、潤いをかんじますね!
Commented by Sha-sindbad at 2013-06-26 22:07
bisqueprinceさん
私は侵略、襲撃というような気持では撮りません。
こんにちわ、ありがとう、
ひたすら、これだけ。
私のロボグラフィたちって、
笑顔で写っていると思っているのです。
私の心もそのとき、笑顔なのですから。
Commented by nikphoto at 2013-06-26 23:08
流石、これがロボグラフィデスね!路端の微妙な光も見落とさない(^o^)/
モノトーンにしてさりげなく、大胆に切り取る!
Commented by Sha-sindbad at 2013-06-27 21:44
nikphotoさん
ありがとう。
カラスのようなものです。
ちらっとでも光ったら、
たいていは最短撮影距離まで接近して撮ってしまいます。
-1.5以上に補正しているので、液晶は真っ暗に近い。
だから、あてずっぽうで撮るので、確かに大胆ですね。
でも、私の体験では、最短まで近寄ると、いつも大胆な切り取りになりますね。