レンズ千夜一夜

715 奈良町 (アポクロマート25mmF2は正統派の権化のようなレンズらしい)



キノプティックのレンズって、
かなり矛盾したファクターを秘めています。

    とても抜けがよくて、怜悧なほどにきりりとした味わい。
    それなのに、なぜか感触はあたたかいのです。

シャープ一辺倒だと、飽きが来ます。
でも、あたたかい味わいばかりだと、
写真に背骨が通っていない感じになってしまいます。

    アポクロマートはその中間にあって、
    絶妙のバランスを保っている、
    そんな感じがいつもします。



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by Sha-sindbad | 2013-06-12 23:56 | Apochromat25/2 | Comments(4)
Commented by nakky85 at 2013-06-13 09:19
ゾクっとする写りですね。
木肌の荒れた表面・・・ムンクの叫びみたいですね(笑)
Commented by taketyh1040 at 2013-06-13 11:41
「あたたかい」というのが実に良く解ります。
金網を、こんな風に写真に出来るんですね〜。
目から鱗です。
Commented by Sha-sindbad at 2013-06-13 16:57
nakky85さん
木がほんとうに叫んでいるんじゃないでしょうか?
苦痛の表情以外のなにものでもありませんから。
まったく普通の木肌でした。
誰かが力任せに剥いだのです。
この世の中、ひどい人間がいるものですね。
でも、その人の心の中もこんな風になっているはず。
Commented by Sha-sindbad at 2013-06-13 16:59
taketyh1040さん
ほんとにそうですね。
アポクロマートレンズはかなり接近可能にできているようです。
しかも、近接でも描写性能が劣化しないので、
こんな写真が撮れます。