レンズ千夜一夜

651 弁天町 (Lytar25mmf1.9を使うと、なんだか優しい気持ちになれる)



今日持ち出したのは、ソン・ベルチオのレンズ、

    Lytar25mmf1.9

フランス映画の全盛期は1930年代から戦後1960年代までではないでしょうか?
ほとんどがモノクロームの時代ですが、
いったいどんなレンズを使っていたのでしょうか?

    アンジェニュー、ソン・ベルチオのようなフランスの
    映画レンズ会社のレンズが多かったでしょうか?
    映画キャメラマンはおそらくレンズの国籍なんか問題にしなかったでしょう。
    重要なシーンを意図通りに撮ってくれるレンズであれば、
    ドイツのツァイスであれ、イギリスのダルメイヤーであれ、
    分け隔てなく使ったことでしょう。

今回のレンズはもちろん35mm映画用ではない、
いわゆる民生用ですが、ケルンのスイター族に劣らず、
とてもコントラストの良いレンズを供給してくれます。

いつの時代も、フレアいっぱいのボケレンズを好む人は少なく、
99パーセントは鮮鋭、高コントラストの描写を好むものです。
でも、スイターもそうですが、このレンズも、
単にシャープなだけではありません。
どこか映画シーンを思わせるような重い空気感を醸し出してくれるのは、
フランス映画の伝統であるエスピオナージュを演出できるレンズを
アマチュア映画製作者も好んだせいかもしれません。

カラーで撮りましたが、色乗りは悪くありません。
でも、それよりもなによりも際立っていること、それは、

    その写真を見ていると、やさしい気持ちになれること




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by Sha-sindbad | 2013-04-12 22:39 | Lytar25/1.9 | Comments(2)
Commented by 川越 at 2013-04-18 19:36 x
この一連の写真達、どれも凄いですね!
思わず「すっげ〜!」と声が漏れました。
Commented by Sha-sindbad at 2013-04-19 23:06
川越さん
下の4枚は中華料理店で昼食を撮った後、
職場に帰る30mの間に撮ったものです。
おいしい中華ランチでエネルギーが高まったせいでしょうか?
でも、ほんとのことを言えば、ただ撮っただけなんですけどねえ。