レンズ千夜一夜

633  陶犬 (ビオゴン35mmf2.8Prewarでツァイスレンズは完成していたのでは?)



今日、孫の面倒を見るために出かけたとき、
バックの底に忍ばせたのは、

    ライカM9
    ビオゴン35mmF3.5Prewar

ツァイスの戦前のオールドコンタックスのための広角レンズです。

今日は、疲れたママのために、家事がひととおり済むまで、孫の世話を引き受けました。
そのおかげで、出発したのは午後4時40分頃。
孫の家からJR加美駅まで歩いて約40分、合計209枚撮りました。
後半は完全に日が暮れていました。
それでも楽しい撮影でした。

ますますビオゴンが気に入りました。
戦後のビオゴン35mmF2.8はシャープネスを追求する方には垂涎の名玉。
でも、戦前のビオゴンはそれよりもよいという評判です。
なんでもそうですが、評判倒れが多いものです。
でも、クラシックレンズに限って言えば、
公刊の資料に記載するほどの人の言葉であれば、おおむね信用してよいようです。

ビオゴン35mmF2.8はあまりに凄すぎて、
これで何を撮ったらいいんだろうか、ととまどってしまいます。
剣歯虎の巨大な牙のような印象。

戦前のビオゴンは開放から見事ですが、絞っても硬くなりません。
トポゴン25mmF4ときわめてよく似た清冽清澄な気品のある描写。
立体感とコントラストは、ツァイスならではのものがあり、
ライカのズミクロン8枚玉さえも凌駕すると言ってもよさそうです。
常用レンズとなりそうです。




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by Sha-sindbad | 2013-03-23 22:49 | Biogon35/3.5PW | Comments(2)
Commented by bisqueprince at 2013-03-24 00:14 x
剣歯虎、という単語が、お写真の雰囲気と、陶器の犬の表情ににリンクして、より豊か名気持ちでお写真を拝見できました。
Commented by Sha-sindbad at 2013-03-24 22:08
bisqueprinceさん
私のブログは実は、文章と写真はぜんぜん連携していません。
勝手なことを書き散らし、勝手な写真を付ける、そんなやり方。
でも、見る方はそんな無関係な文と写真を結びつけてイメージをふくらませる自由があります。
でも、このブログ、そんな風にイメージがふくらまない写真ばかりなので、
そうおっしゃっていただけると、嬉しいですね。