489 心斎橋 (ゾンネタール50mmf1.1は人生最後のレンズか?)
今日は午後3時出発、大阪難波に向かいました。
畏友のRAさんとあうことになっています。
1時間ばかり撮影してから、夕食をとる予定。
夜の難波を撮影することになるので、
持参の装備はもちろんライカM9とレンズは、
ゾンネタール50mmF1.1
開放の威力を試してみることにしたのです。
たった50分程度だったので、収穫もたった162枚。
ほとんど全部F1.1開放で撮れました。
ゾンネタールの存在価値は、
1に、開放時の中心部の合焦精度と自然さ、
2に、ぼけ味が四隅までまことになだらかに連続していること。
ナチュラルレンズの極地と言いたいほど、
その自然さにしびれます。
一方、パンタッカー50mmF2.3はメタモルフォーゼの権化。
どちらも少し方向性は異なりますが、ホロゴンと対極レンズとして、
ホロゴンのサブレンズとして最高の地位にあることをさらに確信しました。
F1.1という夢の開放描写をきわめてリーズナブルな価格で、
写真生活を思う存分楽しめる稀有のレンズが誕生したのです。
たとえば、ノクティと比較してみましょう。
3分の1の超軽量、超小型であることを考えますと、
同じ8分の1でも、ぶれる確率が遙かに低いのですから、
夜間撮影での利用価値がノクティよりも遙かに高いことは明らかです。
ノクティの重さがかえってぶれを防いでくれるなどという人がいますが、
まともに受けとってはいけませんよ。
それは腕の筋肉がしっかりしている壮年期までのお話。
寄る年波に衰える筋肉は軽いレンズを歓迎することは明らかなのですから。
オートフォーカスに頼りたくない、ライカ人生を全うしたいという方にとって、
ゾンネタールは人生最後のレンズの候補の一本となるのではないでしょうか?
by Sha-sindbad
| 2012-10-20 22:55
| Sonnetar50mmF1.1
|
Comments(2)
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by
taketyh1040 at 2012-10-21 14:51
こんにちは。
この提灯の写真、とても好きです。
理屈はありません。とても好みなのです。
この提灯の写真、とても好きです。
理屈はありません。とても好みなのです。
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Sha-sindbad at 2012-10-22 21:27