477 祠 (ゾンネタール50mmf1.1の開放だって何かがある)
「剣によって生きる者は剣によって死す」
いろいろと意味はあるようです。
でも、私が感じるのは、
力だけに頼っては成功しない。
究極の力は人の和にある。
項羽と信長、エピロス王ピュロスとアレクサンドロス大王、
剣だけによって生き、そして死んだ例は沢山あります。
手近には大阪市長橋下もその小型版ですね。
アナロジーにより、こう言うこともできそうです。
ただし、後段が違います、
「レンズによって生きる者はレンズとともに栄える」
写真家は違います。
レンズ、カメラに頼って写真家になることなどできません。
あくまでも道具。
でも、素人なら、レンズと共存共栄の関係を築けます。
常識的には、写真を撮る者のすべての理想は、
写真家としての名声を得ることでした。
でも、そんな常識に従う必要はありません。
写真の遊び方はさまざまです。
別に人に知られる必要などありません。
「名声によって生きる者は名声によって死す」
こちらはかなりありふれた警告です。
名声、金、地位によって、人間として大切なものを失う人は、
かなり多いようです。
「勝利の美酒は2日酔いを起こしやすい」
レンズによって生きる者には、そんなリスクはありません。
「レンズを喜ぶものは、人生を深く喜ぶことができる」
パンタッカー50mmF2.3とゾンネタール50mmf1.1、
この2本は、この言葉を実感させてくれます。
暗い祠の陰、ゾンネタールの開放F1.1なら、
祠奥深くに漂う神気をその場で感じた以上に感じさせてくれます。
と言っても、感じるのは私だけでしょう。
「自分一人のために撮る人間は無敵である。
どんなに撮っても、喜んでくれるファンを確保できるから」
by Sha-sindbad
| 2012-10-08 12:09
| Sonnetar50mmF1.1
|
Comments(2)
Commented
by
nakky85 at 2012-10-08 20:26
レンズとかカメラって・・・「超」諸刃の剣って気がしますね。
Sha-sindbadさんは、たぶんどんなレンズを使っても
キチンと特性を生かして、おそらくご本人も無意識のうちに
そのレンズの良さを引き出してしまう・・・
でも、わりとレンズにもて遊ばれているだろうなぁ・・・っていうヒトも結構いるんじゃないかな?っていう気がします。
Sha-sindbadさんは、たぶんどんなレンズを使っても
キチンと特性を生かして、おそらくご本人も無意識のうちに
そのレンズの良さを引き出してしまう・・・
でも、わりとレンズにもて遊ばれているだろうなぁ・・・っていうヒトも結構いるんじゃないかな?っていう気がします。
0
Commented
by
Sha-sindbad at 2012-10-09 22:30
nakky85さん
無意識のうちにそのレンズの良さを引き出すなんて芸当は、
私にはできませんよ。
nakky85さんのトイレンズの方が難易度はるかに上。
レンズテクニックを駆使するなんてややこしいことはできません。
開放にして、ただ撮っているだけです。
それでも写ってくれるのは、私のレンズたち、
例外なしに、ピか一のレンズたちだからですよ。
無意識のうちにそのレンズの良さを引き出すなんて芸当は、
私にはできませんよ。
nakky85さんのトイレンズの方が難易度はるかに上。
レンズテクニックを駆使するなんてややこしいことはできません。
開放にして、ただ撮っているだけです。
それでも写ってくれるのは、私のレンズたち、
例外なしに、ピか一のレンズたちだからですよ。