453 ダルマさん (ゾンネタール50mmf1.1の開放は常用できる!)
今日は尼崎に参りました。
ゾンネタール50mmF1.1試写第2ラウンド!
レンズ性能テストはほかの方に委ねます。
レンズ性能そのものを評価する知識経験などないのですから。
撮りたいものをどう撮ってくれるか?
他のレンズたちにない個性を発揮してくれるかどうか?
これが私のポイントです。
ライカM9の設定はもちろん不動です。
シャープネスはオフ、彩度、コントラストは最低。
ちょっと確かめたいことがあって、グーグルでM9を検索してみました。
写真家の使用記があり、作例がずらりと掲載されていました。
「オエーッ」と言いたくなるほどにケバケバシイ!
デジタル使用のライカ最新レンズを標準設定で撮っているのでしょう。
キラキラ、パリパリ、ガチガチの写真たち。
こんな写真を見て、ライカM9を使いたい、
そんな切望にかられる人がいるのでしょうか?
いるのでしょうね。
色彩感覚も時代とともに変わるのでしょうか?
どんどんとけばけばしく、サイケデリックなものがもてはやされるようです。
レンズのシャープネスに対する要求度もどんどん高まっています。
各社、レンズの基本性能も強化しつつ、
ソフト的にシャープネスを大幅に強化する処理をしているようです。
人によれば、カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛の作品を見て、
うそぶくかも知れません、
「昔はのどかだったんだなあ、
これしきの写真で大写真家なんて言われたんだから。
おれの写真のほうがずっと切れ味がよくて、
画面のすみずみまで輝いているじゃないか?」
この4行のすべてがとんでもない勘違い。
でも、そう考えるのは少数派なのかもしれません。
さて、本格試写はなんと言っても下町に限ります。
自分のホームグラウンドでの使い勝手をチェックしたい。
尼崎は関西でも指折りの下町文化の町です。
要するに、ロボグラフィだらけ。
小料理店のダルマさんを撮りました。
小振りながら、貫禄のあるたたずまい。
もちろん開放F1.1です。
最近接ですが、ちゃんとフォーカスしました。
しかも、その描写性はあくまで柔和、
銀塩フィルムと変わらない!
このレンズ、猛烈に使える!
by Sha-sindbad
| 2012-09-15 21:55
| Sonnetar50mmF1.1
|
Comments(2)
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taketyh1040 at 2012-09-16 10:36
おはようございます。
このレンズ(中将姫光学)を、まったく知りませんでした。
ググってみましたが、良く解りません。
でも、撮られている写真を拝見すると、惚れ込む理由が分かるような気がします。
撮り方もあるのでしょうが、品のある柔らかさが感じられますね。
日本には、まだ知られていないけど魅力的なレンズがあるんですね〜。
このレンズ(中将姫光学)を、まったく知りませんでした。
ググってみましたが、良く解りません。
でも、撮られている写真を拝見すると、惚れ込む理由が分かるような気がします。
撮り方もあるのでしょうが、品のある柔らかさが感じられますね。
日本には、まだ知られていないけど魅力的なレンズがあるんですね〜。
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Sha-sindbad at 2012-09-16 11:36
taketyh1040さん
まだ未発売なのです。
制作者は、中将姫光学さんではなく、MSオプティカル宮崎貞安さんです。
まだまだ作例を2つのブログで展開します。
それほどに惚れ込みました。
ライカ純正のズマールの柔らかさをF1.1まで拡張したような出来映えです。
宮崎さん畢生の大作となりそうです。
それが数百本単位でしか製作されないのですから、超々々レアもの。
興味がお有りでしたら、宮崎さんにお電話してみてください。
頭脳明晰、人格円満、気分晴朗の紳士ですよ。
レンズよりまず、人物に惚れ込んでしまいますよ。
なお、中将姫光学さんは大コレクター。
でも、この方も頭脳明晰、人格円満、気分晴朗の紳士。
熱狂で我を忘れる私と段違いの文才の持ち主で、
ブログはレンズ情報の宝庫ですよ。
まだ未発売なのです。
制作者は、中将姫光学さんではなく、MSオプティカル宮崎貞安さんです。
まだまだ作例を2つのブログで展開します。
それほどに惚れ込みました。
ライカ純正のズマールの柔らかさをF1.1まで拡張したような出来映えです。
宮崎さん畢生の大作となりそうです。
それが数百本単位でしか製作されないのですから、超々々レアもの。
興味がお有りでしたら、宮崎さんにお電話してみてください。
頭脳明晰、人格円満、気分晴朗の紳士ですよ。
レンズよりまず、人物に惚れ込んでしまいますよ。
なお、中将姫光学さんは大コレクター。
でも、この方も頭脳明晰、人格円満、気分晴朗の紳士。
熱狂で我を忘れる私と段違いの文才の持ち主で、
ブログはレンズ情報の宝庫ですよ。