405 黄昏のパンダ (クセノン50mmf2.8は私が望んだ姿そのままに)
写真家の作品の価値というものは、
ものや人の本質を描き出してみせるところにありそうです。
そうだとすれば、私の写真というものはその逆ですね。
ものや人の本質を隠してしまう。
私の心がそうなのかも知れません。
ものや人の本質など見たくないのかも知れません。
むしろ私の見たいように見たいだけなのです。
クセノン50mmf2.8は鮮やかな画像をプレゼントしてくれるのですが、
やはりクラシックレンズです。
私は現場を知っているので、分かります。
パンダはもっとみすぼらしく、見捨てられたようでした。
クセノンが撮りますと、どこかデモーニッシュ。
私が望んだ姿そのままに。
by Sha-sindbad
| 2012-07-28 22:32
| Xenon50/2.8
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