レンズ千夜一夜

392 キモノ (ズミクロン50mmf2の開放は素直に艶麗を描写してくれる)



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昨日は奈良町でおもいっきりズミクロン50mmf2を使いました。
そこで、感じたこと、それは、

    これまで撮って感じていたズミクロンとはかなり違うこと。
    超精密画像なのだけど、その凄みを見せないで、
    開放から絞り込みまで終始柔和な画像になれること。

前回は、かなりズミクロン的な開放画像でしたが、
今回は、かなりズミルックス的な開放画像。
というと、少し言い過ぎでしょうね。

    かなりリジッドにヘアピンポイントを決めています。
    だから、けっして破綻がない。
    でも、しっかりと素直なボケ味を見せています。
    遊びや意外性はないかもしれませんが、
    これはこれで一家言のある開放像、
    そんな感じがします。

万能レンズの1つなのかも知れません。

教訓は明らかですね、

    ちょっと使って、このレンズはこうだ、などと軽々しく決めつけない!
    レンズは人間に似ていますね。
    付き合えば付き合うほど、違う顔を見せてくれる!

気に入ったら、とことんまで付き合ってみること、
それしかないですね。
by Sha-sindbad | 2012-07-15 11:57 | Summicron50/2 | Comments(2)
Commented by yoshipass at 2012-07-16 23:45
ありがとうございました。
あちらのほう、みえるようになりました。

このズミクロンも凄まじい写りですが、それをうまくオブラートに包んでいらっしゃる。
どうしたらこんなことができるのか謎です。
ご本人のおっしゃることもほぼ想像できますが、それぞれのレンズの個性の中に、
Sha-sindbad(Hologon158)色が際立っていることは疑いようのないことです。
いろいろなレンズを使っておられますが、周辺落ちの様子、ボケの形など、
一見レンズの個性が出ているように見えますが、
その向こう側に見えるものはまぎれもなくSha-sindbad(Hologon158)さんの写真。
凄いです。

Commented by Sha-sindbad at 2012-07-17 21:33
yoshiさん
ありがとうございます。
yoshiさんにこんな風に言っていただけるとは.......
オブラートではなく、「愛情」と言っていただけると、なお嬉しいですね。
シャープネスを最低にして、彩度、コントラストも落として、
マイナス1から2に露出を補正する、
そして、誰も気に止めないような、ありふれた、ひっそりさんたちを撮る、
ただそれだけです。
とにかくレンズが凄いので、高下駄を履いて、背を高く見せているようなものです。
yoshiさんのコメントの最後の3行は、むしろyoshiさんご自身にお返しします。
毎回毎回、凄み一杯なのですから、驚嘆の一言に尽きます。