199 服飾 (ペンタック38mmF2.9をちょっと絞ると、美女もしっかり写ります)
今日は仕事バッグにペンタック38mmF2.9を忍ばせました。
開放値が2.9なので、ソニーNEX-5Aに付けると、
たいていの場合、開放で撮れます。
でも、直射日光の下ではさすがに無理で、
f5.6に絞りました。
昼食からの帰りの道すがら、
元気よく私を追い抜いて行く女性を見つけました。
ちょっと面白いことを感じて、
2.5メートルほど前方の女性を、
目測にして、腰だめノーファインダーで撮りました。
ピントを確認しようとして、
アイレベルにカメラを持ち上げて撮ると、
銀塩レンズ57㎜相当でも、女性は頭でっかちになりかねません。
幸い、一応合焦してくれました。
面白く感じた理由は、こうです。
この女性、ちょっと勘違いしていますね。
服装は女性自身の美しさを引き立てる脇役のはず。
でも、この姿を見て、まずどこに視線、注意が行きますか?
華麗なるピンクのハイヒールに、
次に、バッグと靴下ではありませんか?
これこそ、ほんとうの本末転倒ではないでしょうか?
美しい女性が正しく装いますと、
バックから見ても、
視線、注意は服装、靴には走りません。
女性自身の美しさに否応なしに惹きつけられてしまいます。
装いが女性を引き立てていることなど、
注意したり分析したりする余裕はまるでない。
そうではないでしょうか?
美女のあなた、
そのあたり、よくお考えくださいね。
脇役を主役にして、ご自分を脇役にしないでくださいね。
「なぜ、わたしが美しいと分かったの?」ですって?
私のこのブログは美しい方しか惹きつけないのですから!
もちろん!
おっと、このブログ、レンズが主役なのに、
美女を主役にしたりして、失礼しました。
ペンタック38mmF2.9、
7,80年前の古代レンズなのに、よく写りますね。
けっして高精密でも高コントラストでもありませんが、
とても丸みを感じさせる、あたたかい描写ではないでしょうか?
とりわけ美女の場合、
デジタルレンズのように超精密描写は雰囲気を壊しかねない、
そんな感じがするのですが.....
by Sha-sindbad
| 2012-01-06 22:19
| Pentac38/2.9
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