102 視線 (トポゴン25mm f4はツァイスの奇蹟の一つ)
焦点距離の選択。
レンズ会社はちょっとした好みを見せることがあります。
そのせめぎ合いの戦場の一つが、
24㎜か、25ミリか?
ベテランの写真家にいわせると、
この1ミリが大きな違い。
私のような素人にいわせると、
そんな違い、分からない。
ニコン一眼レフやライカは24㎜ですね。
でも、やっぱり好みというものがあります。
ヤシカ・コンタックスにディスタゴン25mmF2.8がありました。
開放で、中心部が滅法シャープで、
周辺減光があって、絵になる、というので、
写真家が好むレンズの一つだったそうです。
私の友人の写真家林孝弘さんもそのお一人。
最初の写真集「Aoyama iz」は25㎜一本で撮ったそうです。
今でも、日本の古本屋サイトで見つかります。
私がこれまで見た最高の造本の写真集。
中身も最高!
私も、そんなこととは知らず、昔、一時期使っていました。
でも、当時、私はまだ広角の使い方が分からず、
いつしか手放してしまいました。
でも、林さんも使ったと知って、また欲しくなりました。
そのディスタゴンとは設計がぜんぜん違いますが、
ツァイスには伝説的なトポゴン25mm f4がありました。
ディスタゴンは一眼レフ用、
私は、アルパをのぞき、一眼レフはもう使いません。
そんな私の目に2年前のお正月飛び込んできたのが、
トポゴン25mm f4でした。
一度も後悔したことがありません。
目測でしか使えないレンズですが、それでいいじゃないの。
使い勝手は、最高!
写りも、最高!
もっと使ってあげなきゃ!
by Sha-sindbad
| 2011-09-28 23:39
| Topogon25/4
|
Comments(2)
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a1photo at 2011-09-29 11:37
歳に似合わず、魅惑的なのを撮りましたね。
テポドンと親戚関係のレンズではないでしょうね。
テポドンと親戚関係のレンズではないでしょうね。
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Sha-sindbad at 2011-09-29 12:34