レンズ千夜一夜

28  ピエロ  (WideAngleSpeedAnastigmat15mmF1.5は夢幻への扉)



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レンズの楽しみ方は、人様々でしょうね。

私にとって、写真とは、

    カメラで見る夢

これ以外の何ものでもありません。

写真は、もちろん、人が見ることができます。
そこに何かを感じたり、感じなかったり。

でも、その写真を撮ったときの気持ち、
その写真に感じる私の気持ち、
これはあくまでも私のもの。

それが、夢であり、
夢って、人と共有できるものではありません。

シェークスピアの「テンペスト」のセリフが、
そっくり私の気持ち、

    We are such stuff as dreams are made on,
    and our little life is rounded with a sleep.

このレンズを使ってみて、
その気持ちはさらに強まった感じがします。   


    
by Sha-sindbad | 2011-07-11 21:52 | Sp.Anastigmat15/1.5 | Comments(2)
Commented by k7003 at 2011-07-12 18:43
僕なりの翻訳を:----

人は、夢の基になるモノで形作られた存在、
そのちっぽけな生は、眠りにくるまれて平穏になるのさ。

マクベスの
Life is but a walking shadow
A poor player
That struts and frets upon the stage
And is heard no more.
とともに、ボクの大好きなフレーズです。
Commented by Sha-sindbad at 2011-07-12 20:13
美しい訳ですね。
どうして、シェークスピアって、
こんなに現代の私たちの心に食い込む言葉をすらすらと書けたのでしょうか?
天啓のようにして、心に浮かび上がったのでしょうか?
会って聞いて見たいですね。
この2つの言葉から見えてくるシェークスピアって、
なんだか現代人にも通じるような深い翳りを心に秘めていた人って感じがしますね。