「エキサイト公式プラチナブロガー」スタート!

レンズ千夜一夜

1633 バスでお出かけ(アンジェニュー25mmF1.4は穏やかだけどどこか幽玄)Part 1



7月27日、孫プリンスのピアノレッスン付き添いのため、
大阪加美へ出かけました。

今回は、地味なセットです。

   Olympus EP-L1
   アンジェニュー25mmF1.4

アンジェニュー25mmには、もう一本F0.95があります。
撮り比べをしたことがないので、確かなことは言えませんが、
甲乙付けがたい実力なのじゃないでしょうか?

ロボグラフィとは、道で、路傍でのものたち、人たちとの出会いの記録。
でも、私の使うレンズはすべてオートフォーカスとは無縁。
それなのに、撮りたい人は突然出現します。
そんな人にカメラを向けて焦点を合わせることはできません。
カメラ位置は伸ばした手の先なので、
オリンパスEP-L1の液晶を見ても、フォーカスなどできません。
動く人の場合、とっさに手近のなにかでピントを調節し、
人がその距離に来たあたりで、素知らぬ顔で、
ノーファインダーでシャッターを切ります。
なんとかなるものですね。
ただし、4枚目からの10枚は走るバスからの撮影です。
10mほどの距離に置きピンして撮っています。

気のせいでしょうか?
容貌、容姿の優れた女性が増えました。
顔はお化粧でカバーできるかも知れませんが、
容姿はカバーできませんね。
スタイルも服装も、ときには行き過ぎもありますが、
かなり洗練されてきたようです。

男性は、女性に比べると、まったく今一ですが、
面長で整った造作の中高生がやや増えてきた感じがします。
衣食住がかなり洗練充実してきたせいでしょうか?

韓流ドラマにも同様の傾向がうかがえます。
見始めた頃のドラマでは、まだ古い風俗も残り、
都市も生活ぶりもとても昔懐かしい土の香りがあって、
私にとっては、自分の子供の頃の再現の感じがあって、
大いに楽しめました。
今では、日本と同様に、猛スピードで都会化が進行しています。
日本人以上に情緒的でしっとりとした風情があった女性たち、
どんどんとドライになっていく傾向。
私にはかなりつまらない方向への変化ですね。

気がついてみると、日中韓、インド、ヴェトナム等のアジア諸国が
世界経済を牛耳りはじめている。
世界は変わるものですね。
ただし、非人間化のプロセスとしか思えないところがあって、
私には、なんだか人間社会の衰退プロセスに思えます。
超高層ビルなんか撮る気にもなりませんね。
ますます土臭いロボグラフィで心を休めたい、そんな気持ちです。

アンジェニューのみならず、映画用レンズって、
人間の営みを撮る役目を担ってきたせいでしょうか、
ひときわ懐かしさを感じさせる写真をプレゼントしてくれます。

レッスンのために保育園にいる孫を迎えに行く前の半時間で
120枚撮りました。
70枚選択しましたので、2回に分けてご覧頂きましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-25 11:47 | Anjeniueux25/1.4 | Trackback | Comments(0)

1632 カリスマ性(スピードパンクロ50㎜F2を持つといつもの光景も異空間に)Part 3



7月27日、孫プリンスのピアノレッスンに付き合うため、
大阪加美に参りました。

まず孫のマンションにあれこれと差し入れの食品を届け、
レッスン用のバッグを携帯して、出発。
半時間ばかり大阪加美の下町をあちらこちら撮影しつつ、
孫の保育園にたどり着き、プリンスを身一つで請け出して、
(プリンスの保育園バッグは後でママが来て、
妹の孫プリンセス1号と一緒に帰ります。
プリンセス1号、まだ2歳になったばかりなのに、
もうボーイフレンドが出来て、二人で駆け回っているそうです。
もう油断も隙もない!)
プリンスと手をつないで徒歩15分、先生のマンションに着きます。

プリンスとは、道すがら、7、8歳の子供と同程度に、
普通の会話を交わすことができます。
自分からどんどんと話してくれるので、話題には事欠きません。
この道中が私の楽しみ。
保育園にやってくる昆虫たちをあれこれ列挙してくれます。
何が来て、何が来ないか、どの昆虫が危険かなども話してくれます。
レッスンが済んで家に帰る道中は倍ほどかかりますので、
さらに会話を楽しむことができます。

孫たちとの対話が私の一番の生き甲斐になっています。
2歳2か月になった孫プリンセス1号も、
片言ですが、かなり話せるようになっています。
彼女も自分の頭で考えることができます。

男と女の違いを動物で学ぶ絵本があります。
たとえば、ゴリラのパパとママと子供が描かれています。
ところが、パパほどの大きさの説明のないゴリラがいるのです。
尋ねてみました、
「これ誰だろう?」
即座に、2歳の女の子らしいか細い声が返ってきました、
「おっちゃん」
大阪の女の子ですから、すでに大阪弁。
(ただし、大阪に限らないようですが、
私の孫は大阪弁のおっちゃんなのです)
自分で推理したのです。
ゴリラママよりも大きいから、男だ、
とすると、答えは一つしかない!
こんな風にして、段々と頭の使い方を鍛えていくのでしょう。

おっと、何のブログだ、これは?
幼児の発達心理学?
違いますね。
そう、レンズブログですね。
失礼しました、
スピードパンクロ50㎜F2の大阪加美編の最終回です。

私の場合、なぜかカラーで、
それも、ホワイトバランス自動で撮っているのに、
全部、黒みがちのモノトーンですね。
それなのに、このレンズ、不思議です。
そんなモノトナスな写真に光彩陸離な風合いを与えてくれます。
私がこれまでに撮ったことがないような調子を出してくれます。
これがこのレンズにカリスマ性を与える由縁かもしれません。




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-23 22:57 | SpeedPanchro50/2 | Trackback | Comments(0)

1631 レンズ検索(スピードパンクロ50㎜F2を持つといつもの光景も異空間に)Part 2


ちょっとレンズを検索してみて、おかしな現象に気付きました。

スピードパンクロ50㎜F2の作例を探したくて、
「スピードパンクロ50㎜F2 写真」を検索語として、
グーグル画像検索してみました。
見つかった写真のほとんどが私の写真ばかり。

「Hologon15mmf8 写真」
これも頁を繰るにつれて、段々と私の写真ばかりに。

「パンタッカー50㎜F2.3 写真」
こちらは最初から、私の写真ばかり。

いつもそうだとは限りません。
アルファベット表記のときとカタカナ表記のときでも違うことがあります。
ヒットしないときは、全然ヒットしない。
そんなときは中将姫光学さん、深川精密工房さんの写真が並びます。

それにしても、クラシックレンズを使っている人がいかに少ないか?
ちょっと驚きです。
そして、当然ながら、と言うべきかも知れませんが、
撮る人によって、レンズは全然違う顔を見せるのも驚き。
それだけではありません。
スピードパンクロ、使えば使うほど、違う顔を見せてくれます。

写真家には困った現象かも知れませんが、
だから、この種の変幻自在レンズは大のお気に入り。
写真の楽しみを何倍にも増大してくれるからです。




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-22 00:55 | SpeedPanchro50/2 | Trackback | Comments(0)

1630 バス停までの200m(スピードパンクロ50㎜F2を持つといつもの光景も異空間に)



スピードパンクロ50㎜F2の魅力って、なんだろう?
中将姫光学さんからお借りしてから幾度も撮って、
考えあぐねてきました。

私はオペラが大好きです。
大学入学してまもなくの頃、
アンドレ・クリュイタンス指揮のカルメンのレコードを手に入れました。
レシタチーヴォではなくて、セリフが飛び交うオペラ・コミック版。
今ではこのバージョンはほとんど使われないようです。
でも、これはこれで土の香りがして、独特の雰囲気だった上に、
いつも屈託のない流麗な音楽作りをするクリュイタンスに魅せられてしまい、
オペラの世界に一歩踏み込んでしまいました。

次に、カルロ・ベルゴンツィ、レナータ・テバルディ、
ジュリエッタ・シミオナートによるヴェルディの「アイーダ」に出会って、
完全にオペラの魅力にノックアウトされて以来、長年愛してきました。

もっとも私が志向のオペラ歌手として不動の地位を確立したのは、
マリア・カラスとジュセッペ・ディ・ステファノの二人でした。
私は20世紀の生んだ最高のコンビ、そう思い、今でも揺るぎません。

ディ・ステファノという稀有の魅惑のヴォイスが本当に輝いたのは、
ソフトなリリックテノールの領域でした。
スターの地位を確立し、ライバルだったデル・モナコや、
その後に出現したフランコ・コレルリに対抗すべく、
強靱なオペラボイスを必要とするドラマチックな役柄に挑戦することで、
彼は最上の武器である、限りなくナチュラルな甘いボイスを失いました。
ロシア征服を企図したナポレオンと同じ失敗を侵したのです。

そこで、本題に入りましょう。
このフランコ・コレルリこそ、スピードパンクロ50㎜F2なのです。
強弱自在の柔軟な響きをもった歌声は、
どこまでも輝きと緊張感に満ちた稀有のヴォイスでした。
このヴォイスに類い希なる美貌と颯爽たる容姿を兼ね備えることで、
彼はある種の領域では無敵の歌手でした。
後年の三大テナーの誰もが彼を凌駕するようなオーラはもっていない、
そう言い切ってもよいほどの歌手でした。
まさに、それがスピードパンクロ50㎜F2につながります。

でも、じゃ、他のテナーたちはまったく対抗できなかったか?
そう問いかけてみますと、回答は明らかに「ノー」ですね。
とりわけ、ディ・ステファノは、マリア・カラスとコンビで、
彼の最も得意とし、彼に最もふさわしかった役柄で、
数々のLP録音を残しています。

偉大な歌手がほぼ等身大の姿で記録に留めることができた、
そんな世界の宝のような録音が幾種類も存在します。
その中でも、この二人のコンビのオペラ録音と肩を並べるのは、
フルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」「ワルキューレ」
「ドン・ジョヴァンニ」、
エーリヒ・クライバーの「フィガロの結婚」、
ギョルグ・ショルティのワーグナー「ニーベルンゲンの指輪」連作、
これぐらいではないか、そう思えるほどです。

カラスと肩を並べて歌うディ・ステファノの音楽性を考えますと、
レンズではアストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3がそうだ!
私はそう気づきました。
けっして出しゃばらず、おっとりと落ち着いている、
でも、そのソフトな雰囲気描写が路傍の物たちを限りなく輝かせる。

楽しいですね、
ディ・ステファノを聴くと、これだ、
これこそ私の聴きたい音楽だと心を震わせ、
コレルリを聴くと、わー、こんなにたぎりたつような情熱って、
どこから吹き上げてくるんだろう、と、うっとりしてしまいます。

スピードパンクロ50㎜F2とパンタッカー50㎜F2.3も、まったく同じ。
私にそれぞれに最上、極上の描写をプレゼントしてくれる、
比較を絶した存在なんだ、そんな確信に近頃たどり着いています。

今回は、スピードパンクロ50㎜F2片手に孫の家に向かう途中、
我が家から直近のバス停までの約200mの収穫をごらん頂きます。
こんな凄いレンズを持ちながら、
なんでこんなゴミ箱みたいな道ばたで、
裏ぶれた写真ばっかり撮っているの?
もっとフォトジェニックな写真こそふさわしいレンズなのに?
そう疑問に思う向きもあるでしょう。

それは、いつもお断りしているように、写真的観点からの疑問。
私には完全に的外れのクエッションです。
写真を趣味にしたら、写真作品を撮らなきゃ、という常識なんか、
20年前にはっきりゴミ箱にポイッと捨てちゃいました。
私は、自分の人生の記録を作っているだけ。
どんなところでも、私の心を動かしてくれるなにかに出会える、
それが私の人生を生きるに値してくれる、私はそう信じています。

スピードパンクロ50㎜F2もそんな私を理解してくれています。
彼は「こんなところで、なんで僕が?」なんて決して言いません。
彼は彼なりに最善を尽くしてくれている、私はそう信じます。
写真家なら、同じ場所でももっときらきら輝く写真を撮るでしょう。
私は私の心に映ったままに撮りたい。
私は華麗なパフォーマンスなんか大嫌いな人間です。
1人ひっそりと人生を楽しみたいだけ。
そんな私にスピードパンクロがプレゼントしてくれたのがこれら。
感謝しています。

蛇足ですが、私はレンズにも性別があると考えています。
スピードパンクロ50㎜F2は男性、
パンタッカー50㎜F2.3とスピードパンクロ35㎜F2は女性、
私はそう確信しています。

じゃ、ホロゴンはどうなの?
失礼、ホロゴンに性別はありません。

    ホロゴンは神です!




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-20 16:18 | SpeedPanchro50/2 | Trackback(1) | Comments(0)

1629 神社道往還(スーパーアンギュロン21㎜F3.4を散歩に使う贅沢さ)


カリスマとボスの違いはどこにあるのでしょうか?

平原の大地からぬっとそそり立つ孤絶した山岳と、
峰々と肩を並べているものの、頭一つ抜きん出ている主峰との違い、
そんな感じがします。

名レンズがすべてカリスマではありません。
カリスマと呼ばれるにふさわしいレンズは、
人によって違うのも当然でしょう。
しかも、名レンズを軒並み使い倒したという方も極めて少ないはず。
私はとても客観的な評価を下せる資格はありません。

でも、こいつはなんと言ってもカリスマだ、間違いない、
そう核心できるレンズなら、1本、心当たりがあります。
そう、それが、スーパーアンギュロン21㎜F3.4。

そのカリスマたる由縁はスケールの大きな空間表現にあるのですが、
あいにく私はとてもスケールの小さな空間ばかりを撮る人間なので、
スーパーアンギュロンにはもっとも似つかわしくない人間なのでしょう。
でも、使いたい。
まあ、ホロゴンだって我慢して、私と付き合ってくれるのですから、
スーパーアンギュロンにも我慢してもらいましょう。
カリスマのカリスマたる由縁はもう一つあって、
撮る度に、否応なくこう思わせられるからです。

 ああ、このレンズだけなんだ!
 こんな写真をプレゼントしてくれるのは!




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-19 02:21 | SuperAngulon21/3.4 | Trackback | Comments(0)

1628 ロボグラフィ三昧(スピードパンクロ40mmF2をもって家を出て、あちこち巡歴)Part 3



第二次世界大戦後のスピードパンクロ40mmF2のロボグラフィ、
西九条の残りと大和西大寺の撮影分を最後に並べてみましょう。

いつに変わらぬロボグラフィですが、
私にはパラダイス。
どうしてこんな道ばた写真がパラダイス?
ちらっとでも、そんな疑問が頭をかすめるようであれば、
悪いことはもうしません、
もう二度とこのブログにはおいでにならないことです。
私たちの人生って、いつ何が起きてもおかしくはないのです。
あなたにとって意味のないことはなさらないことです。

今、韓流ドラマ「二度目の20歳」を楽しんでいます。
チェ・ジウが主演して、かなり成功を収めたようです。
チェ・ジウ演じる大学教授の妻ハ・ノラは、
余命約半年の膵臓ガンを宣告されます。
その半年を有意義にすごそうと、ヒロインは悪戦苦闘します。
でも、しばらく後に、医師から告げられます。
まちがって、とてもよく似た別の女性の診察結果だった、
あなたは100歳まででも生きそうなほどに健康だ!

そう分かった途端に、
のんびりと何もせず何も考えない生活に戻ったか、
戻りませんね。
ますます、自分の人生がいつどんな理由で終わるとも知れないこと、
どんなことが起ころうとも、悔いのない人生を送りたいこと、
このことに気付かされたのです。

私はハ・ノラの気持ちが痛いほどに分かります。
いつ死んでもいいように、全力投球で生きて来ました。
今もそうして生きています。
のんべんだらりとテレビを観たりすることは極力しません。
そこで体験したことが後につながらないようなことはしない。
オリンピック?
なんですか?
今やっているのですか?





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# by Sha-Sindbad | 2016-08-15 21:28 | SpeedPanchro40/2 | Trackback | Comments(0)

1627 ロボグラフィ三昧(スピードパンクロ40mmF2をもって家を出て、あちこち巡歴)Part 2



私が手に入れた1930年代、40年代の映画用レンズたちは
たいていくたびれきっています。
使い倒されたのです。
まあ、定年までこつこつ働かされた万年課長みたいなものです。
簡単に言えば、私やあなたみたいなものです。

でも、一定範囲の仕事は手慣れたもので、
水際だった手さばきで仕上げてくれます。
スピードパンクロ40mmF2はその典型と言えそうです。

レンズ番号によれば、第二次世界大戦後の比較的新しいレンズ。
でも、描写は戦前のレンズよりも穏やかです。
使い倒された挙げ句の果てのレンズの性能の劣化のせいか、
それとも、レンズ描写の性格が変わったせいか、
私には分かりません。
でも、心地よいですね。

今回は西九条の広場での夏祭りの下稽古の場面まで。






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# by Sha-Sindbad | 2016-08-13 02:21 | SpeedPanchro40/2 | Trackback | Comments(0)

1626 ロボグラフィ三昧(スピードパンクロ40mmF2をもって家を出て、あちこち巡歴)Part 1



私がもっているスピードパンクロ族の一番長玉がこれです。
つまり、私でも買えるのは40mm、35mmが精一杯。
私がどの程度の資産家かがばれてしまいますね。
つまり、ただの年金生活者。
だから、今回のスピードパンクロ40mmF2も、
なけなしの財布をはたいて買った廉価版ぼろレンズです。
他のスピードパンクロ同様に、
ブラックペイントがかなりしっかり残っていますが、
やっぱりいかにも使い倒されたという感じ。

宮崎さんにライカMマウントに改造していただいたので、
リコーGX-Rに付きました。
実質60mm。

3回に分けてご覧頂きます。
まずは、①我が家からバス停まで、②ユニバーサルシティ、
③西九条駅西界隈のパート1をご覧頂きましょう。
どんな描写性を見せてくれるか、まず、とっぷり写真をご覧下さい。

ところで、液のポスターなんかの人の写真を、
まったく枠組みなしにバンバン撮っていますね。
私は森山大道さんのお説に賛成です。
目の前にある、写真にとれるものはすべて被写体として、
等価(イクイバレント)である。
大道さんの説を知るまでもなく、
私もロボグラフィに目覚めた30数年前からどっさり撮ってきました。
それが気に触るようでしたら、
このブログはほかにも気に入らないことが沢山ありそうです。
もうおいでにならないことをおすすめします。
私もそうしていますから。




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-11 23:39 | SpeedPanchro40/2 | Trackback | Comments(0)

1625 バス停まで(クックアナスチグマート25mmF2.7は我が家近くが大好きで)


すでに10回記事を書いているレンズです。
カテゴリで検索していただければ一目瞭然、
私は最大限の讃辞をこのレンズに捧げているのです。
実のところ、クックとダルメイヤーのレンズには降参状態。

我が家からバス停までのいつもの神社道で、たった15分間に、
58枚撮れるのは、道も道なら、レンズもレンズ、というところ。
半分近い写真を並べてみます。

幸せなマッチングで撮れたのは、これしき?
ベテランの皆さんなら嘲笑気味でしょう。
でも、私にとっては一種のエクスタシー。





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# by Sha-Sindbad | 2016-08-10 23:53 | Anastigmat25/2.7 | Trackback | Comments(0)

1624 加美路地(キノプラズマート19mmF1.5は大阪加美でものびのびと)



ちょっと話がずれますが、
私はマックでATOKを使っています。
変換効率がよいだけでなく、なにかと使い勝手がいいですね。
たとえば、「きょう」と入力して変換すると、「平成28年8月9日(火)」
「いま」と入力して変換すると、「午後5時40分」
カレンダーや時計をいちいち見る必要がありません。

頻出単語をユーザー登録しますと、さらに変換効率がよくなります。
単語の場合、いわば文節に沿って2分割し、その頭文字を入れます。
キノプラズマートの場合、キノとプラズマートで分割できます。
映画用プラズマートレンズという意味でしょう。
だから、登録文字は「きふ」。
(パピプペポは全部はひふへほで代用します。入力しやすいから)
「坂本龍馬」は「さりょ」
「イングリット・バーグマン」は「いば」

この登録法のメリットは、
①読み全部を入力不要。
②登録語を覚える必要がない。
③読みの言葉は日本語の単語にあまり使わないので、
大抵の場合、一発変換できる。
④あらゆる長さの単語、熟語に応用できる。
つまり、天才的登録法というわけです。

④は仕事で使えます。
たとえば、「汎大平洋勝手気まま横暴無法戦略機構」なら「はせ」、
「全国横暴無法妻支配に泣く男たち共同作戦本部」なんて、
ややこしい名称も一発「ぜきょ」。

ついでに、文章登録法も書いておきましょう。
こちらはもっと簡単です。
①否定文は、文章の最初と最後の2字の間に「ん」を入れる。
たとえば、「私はこのブログに書いてあることが全然理解できません。」
なら、「わんん」
②それ以外の文章はすべて最初の2字と最後の1字。
「私はあなたのブログの言葉を全部信じることにしています。」
なら、「わたす」

ただし、私が沢山文章を書けるのは上記のような登録ゆえではありません。
理由は他にあります。
ブラインドタッチングが高速なので、考える速度で書けるうえ、
自分の好きなことしか書かないから、書きたいという欲求が強いわけです。
ノーファインダーで撮るので、沢山撮れることと共通しています。

さて、7月22日、大阪加美でキノプラズマート19mmF1.5が活躍。
90枚撮りましたので、48枚アップしましょう。
撮り慣れているという点では、奈良に劣らないエリアですが、
いつもわくわくします。
こんな程度でわくわくするのですから、
実にアベイラブルな人間ですね。

路傍の小さな百合の花にも神が宿るのでしたら、
路傍のゴミ箱にだって宿る、それが私の信念、
と言ったら大げさに聞こえそうですが、それが私の実感。
どんなところでも、撮りたいものがいくらでも見つかる、
それがロボグラフィの妙味。




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# by Sha-Sindbad | 2016-08-09 21:22 | KinoPlasmat3/4inchf1 | Trackback | Comments(0)

1623 バス停道(キノプラズマート19mmF1.5のお陰で朝の5分が満ち足りた時に)



7月22日金曜日、大阪加美の孫プリンスのピアノレッスンでした。
プリンスのマンションにまず直行して、
持参した食材を冷蔵庫に納めた後、
ピアノレッスン用のバッグを持ち出して、
プリンスの保育園に孫を迎えに行きます。
今回は、奈良ではバス道を、
大阪ではJR加美駅到着からマンション経由で、
保育園までのコースを撮影しました。

    オリンパスE-PL1
    キノプラズマート19mmF1.5

このレンズこそ、いつも書きますが、珠玉のレンズ。
Kinoplasmat3/4inchという名称で、
すでに34も記事を入れていることでお分かりでしょう。
お気に入り中のお気に入り、と言えそうです。

この日は我が家に一番近いバスルートを利用できました。
1時間もしくは2、3時間に1本しか通らないのですから、
完全な田舎のバスルート。
そのバス停までの150m、時間にして5分が
このレンズのおかげで満ち足りた時になりました。





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# by Sha-Sindbad | 2016-08-07 11:13 | KinoPlasmat3/4inchf1 | Trackback | Comments(0)

1622 中崎町(スピードパンクロ35㎜F2なら大阪の下町に神秘の影が?)Part 2



面白いことがありました。
楽器でも化けることがあるのです。

私はリコーダーという楽器を愛してきました。
まだ若い頃この楽器に出会って、独学で楽しみました。
小遣いを貯めて、メックという会社のリコーダーを2本揃えました。
グレナデイラのアルトリコーダー、
パリサンダーのソプラノリコーダー。
重く黒い木のグレナデイラは重厚なサウンド、
軽く年輪模様の美しいパリサンダーは軽快なサウンド。
人間と似て、体格と声部がかなり対応しているようです。
10年ほど楽しみましたが、年齢が進むにつれて、
仕事の重圧もあったのでしょうか、余裕がなくなり、
完全に弾くのを止めてしまいました。

昨年、ルネサンス、バロック期の古楽器を愛する友人と知り合い、
突然リコーダー熱が復活しました。その友人の紹介で、
木管楽器の復元にかけては当代屈指の名人杉原広一さんに、
バロック時代の名人デンナーのアルトリコーダーを作って頂きました。

不思議です、独学のど素人だったのに、
そして、長年完全にリコーダーを吹かなかったのに、
昔愛したヘンデルやビバルディ(実はシェドヴィーユ作曲)の名曲たち、
そっくりそのまま手が記憶していたらしく、
楽譜を前にして、そのままスイスイと弾けてしまいました。

そして、私のデンナーは毎日毎日進化を続けました。
どんどんと音が変わって行くのです。
今でも、変わっています、毎日、果てしなく。

面白いことが起こったのは、実はグレナデイラのアルト。
杉原広一さんのデンナーが来た当時、吹き比べてみて、
中抜けして茫漠と頼りないサウンドにあきれてしまいました。
このリコーダー、リコーダー趣味が転落してしまった後は、
本棚の隅に裸のまま放置されて、
まさに店晒し状態だったせいかもしれません。

ところが、昨日、また持ち出して、吹いてみました。
今度は違いました。
ピッチが440で、415のデンナーより半音高いのですが、
まるで1オクターブも高いソプラノリコーダーのように、
ウグイスさながらに美しくさえずってくれたのです。
なぜそんなにドラマチックに変貌を遂げたのか?
私にはまったく理解も推測もできないことなのですが、
とにかく吹くことが喜びになる、かなりの名器になっていました。
もちろんデンナーにはとても敵いませんが、
それでも、吹きながら心が躍るのですから、嬉しい。

この出来事をよく考えてみますと、
オールドレンズではよく起こっていることですね。
昔クラシックカメラ店では、
よく通を自認するレンズマニアに出会ったものです。
レンズの特有の味わい、描写性をとくとくと説明してくれました。
でも、よく聞いてみますと、せいぜいフィルム1、2本撮っただけ。
それなのに、レンズの描写性能を知り尽くしたかのような態度。
なんのことはない、ただの見かけ倒し。
ですから、「このレンズはねえ、.............」と、講釈される人は、
信用しないことにしています。

レンズもまたメックの古いアルトリコーダーのように、
なにかの拍子に劇的に変貌を遂げるのです。
状況によって、まるで違った性能を発揮します。
生きているのです。
大化けするのは人間だけじゃない!

このスピードパンクロ35㎜F2がその典型例です。
本ブログに41回記事を書いていますが、
千変万化と言いたくなるほど多彩な写真が撮れています。
写真家がコントロールできないほどの変貌を見せるのです。
クラシックレンズって、私のような素人にこそ似合うのでしょうね。





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# by Sha-Sindbad | 2016-08-04 11:17 | SpeedPanchro35/2 | Trackback | Comments(0)

1621 中崎町(スピードパンクロ35㎜F2なら大阪の下町に神秘の影が?)Part 1



スピードパンクロ50㎜F2は、そのレンズ番号からして、
どうやら1930年代の製品。
35mmも若干フィルム番号が小さいので、
少し先に出来た製品のようですが、ほぼ同時代と言えそうです。

でも、50㎜の方がかなり大きく、高級感があります。
同じスピードパンクロでも、レンズ性能には差があるのでしょうか?
描写が明らかに違います。
50㎜の方がはるかに優れた描写を見せます。

でも、じゃ35㎜の負けか?
そう考えてみると、どうもそうでもなさそうです。
まさに撮る情景によって、浮かび上がる情感、質感が違うようです。

アストロ・ベルリンの映画用レンズは、
同一の明るさのレンズは同一の描写をしてくれるので、
レンズを変えても同質の写真になることが強みだったと聞きました。
もしかすると、クックは別の製作方針を採ったのかも知れませんね。
焦点距離を変えることで、描写の微妙な変化を演出することによって、
映画でのシーンの情感、気分、質感を微妙に書き分けたのかも?

上記は完全な当てずっぽうですが、
そんな想像をさせてくれるのが古代レンズの楽しみかも?
梅田中崎町界隈を80枚ばかり2回に分けて並べてみましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2016-08-02 23:49 | SpeedPanchro35/2 | Trackback | Comments(0)

1620 神域 (エルマリート28mmf2.8は神さびた林の中でなにを見たか)



レンズの中には、カリスマ的とも言える別格のレンズが幾本かあります。
どれをそれに数えるかは、人によって違うでしょう。

自分で使いもしないでカリスマレンズと崇めても意味がありませんから、
自分で使ったレンズの中から選ぶことになりますが、
さて、それではどんな性格のレンズをカリスマと呼ぶのか?
これもまた、人によって違うでしょう。

いろいろなアプローチがありそうです。
レンズとしての光学性能。
描写性能の卓越性。
歴史的な貢献。
名声。
これら全部の総合評価から、評価は下されることになるでしょう。

でも、私はもう少し違った角度も加味したいのです。
要するに、コントロール可能か?
カリスマは崇拝者たちの手の届かない遥かなる高みに居ます。
ディーバに似て、いかなる意味でも誰も制御などできないのです。
私にとっては、ホロゴン15㎜F8というレンズがまさにそれですが、
コントロール不能という点ではエルマリート28mmf2.8も負けていません。

私は第2世代以降のレンズを使ったことがないので、なんとも言えませんが、
エルマリート28mmf2.8第1世代を使っていつも思うことは、
このレンズを思うように使いこなすのはとても難しい。
だから、エルマリート28mmf2.8を持ち出すときは、
このレンズにある撮影効果を期待して、ということはありません。
なにかうれしくなるような写真をプレゼントしてくださいね、
というスタンス。

雨模様の神社の林間道を半時間散歩してみました。
何時歩いても、だれかに出会うということがほとんどありません。
その代わり、ロボグラフィたちが待っていてくれました。

エルマリート28mmf2.8ならこう撮ってくれるだろうな、
などと、予測することは一切いたしません。
「お願い、ご機嫌が顔を見せてね」というスタンス。
撮ってくれた写真をつくづく眺めながら、感じることは、
やっぱりカリスマ!

蛇足ですが、また、信じがたいとは思いますが、
すべてF2.8開放で撮っています。




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# by Sha-Sindbad | 2016-07-30 17:46 | Elmarit28/2.8 | Trackback | Comments(0)

1619 コンサートの午後(トポゴン25mmF4は接近戦自由自在で)



クラシックレンズの楽しさの一つに、
レンズの描写性にかなりのばらつきがあることなのですが、
それだけではない感じがします。

撮影の度に違った顔を見せてくれるのです。
もちろん基本はしっかりと保持しているのですが、
さまざまな条件で思いがけない描写を見せてくれることがあります。

カメラ、レンズを自在に駆使して自分の作品を作りたい写真家には、
このようなばらつき、遊びは耐え難いことでしょう。
でも、私のようなロボグラフィストは、
路傍のものたちが見せてくれる思いがけない顔を、
ひたすらありがたくエンジョイさせていただく向きには、
クラシックレンズこそ天与の賜物なのです。

ツァイスのオールドコンタックス用のトポゴン25mmF4、
ソニーα7に付けて、前橋汀子さんのコンサートの日に持ち出しました。

私の記憶力の貧弱なせいでしょうか?
これまでに見なかったほどの雄勁でどっしりとしたイメージ。
これだから、このブログを止めることができないのでしょうね。




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# by Sha-Sindbad | 2016-07-29 10:46 | Topogon25/4 | Trackback | Comments(0)

1618 西九条(スーパーヘリアー15mmF4.5はまさに現代風ホロゴンかな?)Part 2



私はレンズのことも、レンズメーカーのこともほとんど知りません。
クラシックレンズを手に入れる機会に偶然知った知識程度。
現代のメーカーになると、ますます門外漢。

コシナという会社がどんな会社かまったく知りませんが、
販売するレンズを知るにつけ、
現代の写真家たちの心をくすぐる巧みな販売戦略を採っている、
そんな感じがします。
現代の写真家の目から見れば、眠かったり、だるかったり、
鈍かったり、濁ったりというクラシックレンズの多くに見られる、
さまざまな偏向をきっぱりそぎ落として、
超高画質の現代レンズを提供するんだけど、
そんなレンズたちに、過去の偉大なレンズ名を冠することで、
ノスタルジックなオーソリティという後光をきらめかせる、
そんな演出を駆使してきたのですから。

そんな販売戦略の中で、
スーパーワイドヘリアー15mmF4.5は、
コシナのオリジナルブランド。
ツァイスから「ホロゴン」という商標の使用許諾を得ることが
できなかったのでしょうか?
ほとんど前後対称系のホロゴンとは異なり、
レトロフォーカス設計であったことも関係しているのかも知れません。

見事な画像を提供してくれます。
傑作写真を撮りたいとお望みでしたら、このレンズの実力は十分。
周辺減光がホロゴンよりもはるかに少ないし、
現代的なシャープで癖のない描写なので、
ホロゴンよりもはるかに使い勝手がよいようです。
現代の写真家なら、10人に9人はホロゴンよりもこちらを選択するでしょう。

じゃ、お前はどうなの?
そんな質問が飛んで来そうです。
「聞くだけ、野暮じゃありませんか?」
そんな風に答えたくなりますね。
表題には、「現代風ホロゴンかな?」と書きましたが、
実はこれはレトリックに過ぎません。
ホロゴンは正真正銘比類のない不思議レンズなのですから。

親友がヘリアーを手に入れたいという気持ちを高めつつあります。
「よかったら、ぼくのを譲りますよ」、
まったく何の惜しみもなく、そうは言ってあるものの、
彼は万事形から入る人なので、二の足を踏みそうです。
(形がモチベーションを高めるので、
形が壷にはまると、無敵と言いたいほどに優れた写真家です。
形って、大切なのですね)

私のスーパーヘリアーは作り付けのフードを削り落としてあります。
Lマウントレンズなのですが、なぜかマウントにずれが生じるらしく、
私のリコーGXRに付けると、レンズが傾いてしま-い、
フードのおかげで四隅のうちの2個所が若干けられてしまうからです。
おかげで、ちょっと小振りで冴えない見かけになっています。
このあたりの風格(の欠如)を無視できるかどうか?
これにかかっていますね。

でも、このまま私の手元に残留しても、
FujiXPro-1やリコーGXRで実質21㎜レンズになりますから、
ホロゴンと競合しない撮り方も楽しめるので、
このままずっと私のサブ超広角の地位を保ちそうです。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-26 21:42 | S.WideHeliar15 | Trackback | Comments(0)

1617 西九条(スーパーヘリアー15mmF4.5はまさに現代風ホロゴンかな?)Part 1



7月11日月曜日、揚琴レッスンはしご日でした。
西九条と西大寺で道中撮影する道具は、

    ソニーα7
    コシナのスーパーヘリアー15mmF4.5

感度を800に上げ、絞りF8、距離1.7m程度に設定。
最初はレンズ本体の距離をそう設定していたのですが、
気がつくと、レンズの距離リングが動いています。
Mマウントアダプタのヘリコイドリングは容易に動きませんので、
本体の指標を無限遠に合わせて、
Mマウントアダプタで距離を1.7m程度に設定して、
ノーファインダー撮影をたのしみました。

ホロゴンのような周辺減光も、色の暴れもなく、
ふつうに撮れます。
2回セットでご覧頂きましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-25 22:11 | S.WideHeliar15 | Trackback | Comments(0)

1616 雨中幻遊(スピードパンクロ35㎜F2で秋田内陸鉄道10枚セットを作ってみた)



7月21日木曜日、二ヶ月ぶりの吉田正さんの写真教室でした。
いつもは5枚セットを持参します。
今回は10枚セットを用意しました。
題して、

    「秋田内陸鉄道雨中幻遊」

このセットを作る気になったのは、写真家の林孝弘さんのおかげです。
先月お会いしたときに、2枚のプリントを頂きました。
私の「わが友ホロゴン」の秋田内陸鉄道から縦、横写真を各3枚選択して、
組写真の表題部にふさわしいようなデザインを作ってくださったのです。
「今回のシリーズはとても気に入ったので」という説明。
それにしても、私のブログ写真をコピーしたら、
Lサイズ程度なら、まったく画像劣化なしにプリントできるのです。
驚きでした。
この2枚を前後に置いて、いわば本文ということで10枚選択したのです。

角館から中途の阿仁合駅までの区間を往復しました。
たった一両の電車です。
ゆったりと一つのコンパートメントを占領し、
リコーGX-Rに付けたスピードパンクロ35mmF2.3で車窓から撮りました。

いつもは開放でしか撮らないのに、F5.6まで絞り、
20mほどの距離に設定し、
あとはノーファインダーで適当に撮りました。
なにを撮るか、いつ撮るかは私が担当。

木村伊兵衛さんは愛用の焦点距離のレンズごとに、
任意の距離でどこからどこまで撮れるか当てることができたそうです。
私にはできませんので、どう撮れるかはカメラ任せ。
だから、どう撮れても、文句は言いません。
人間としての度量が大きいからではなく、
写真作品を作るわけではないので、別にどうでもよいから。
それに、ここではここからここまで撮るべきだ、なんてことは、
私にはわからないのですから、別に文句を言う筋合いもないわけです。

それでも、レンズは80年ほど前のものですが、
名にしおう映画レンズの白眉、スピードパンクロです。
大半が雨に濡れた窓越しですが、
ちゃんとドラマチックに仕上げてくれました。

でも、ここまで書いて、はたと気づきました。
自分で自分の写真に見入るのに夢中でした。
こんな風にプリント写真を人前にさらすのはこの場しかないのですから。
そのせいでしょうか?
吉田正さんがどうおっしゃったか?
みなさんがどんな反応を示されたか?
まったく記憶していない!
なにか質問は受けただけで、
とりたててなにもおっしゃらなかったような印象もあります。
なんだかちょっと拍子抜けでこの報告を書き終わりました。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-22 10:15 | SpeedPanchro35/2 | Trackback | Comments(0)

1615 お湿りの日(バルター25mmF2.3ならしっとりとした里の表情も)Part 2



映画やドラマで、こんな俳優が居ます。
最初は目立たない。
でも、ドラマが進むにつれて、
いや、この人は大した役者だなあ、目が離せない、
そんな風に心から讃嘆させられてしまう、そんな役者。
韓流ドラマの醍醐味はそんな役者が一杯居るところでしょうか?

こんな役者たちって、本当に役に成りきることができます。
だから、ちょっとした素振り一つでぐっとドラマを深めることができる。

バルター25mmF2.3をリコーGXRで使っていて、ふっと気づきました。
そんな役者に似ているんじゃないかな?
一言で言うと、

     底力





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    [後書き]
      11枚目から13枚目の土嚢、
      私の大好きなロボグラフィです。
      私が路傍に次々と出会う「顔」の典型。
      なんと巧い位置に濡れ落ち葉が収まったものです。

      ついでに書いておきますが、
      私は絶対に加工しません。
      理由は簡単。
      作ったものは面白くないからです。
      
      でも、作ることが好きな人もおられます。
      あれこれ手を加えたり、取り除いたり、置き換えたり、
      そんな加工作業をして、面白い写真を作り出します。
      猫に餌をあげたりするのも同様です。
      ご自由です。

      でも、写真の出来映えに感心した人から、
      「ああ、素敵なものを見つけましたね、さーすが!」とか、
      「いやあ、絶好のシャッターチャンスですねえ、すごい!」
      なんて言われると、
      こう正直に答えるでしょうか?
      「いえ、ああやって、こうやって、手をちょっと加えたら、
      こんな風になったんですよ」

      ほぼ絶対に言いませんね。
      でも、相手にもそうですが、自分にとっても、
      これって正直な生き方じゃありませんね。

      あれこれ加工するのはご自由です。
      私はしませんが、加工するのはダメだとも申しません。
      写真制作におけるポリシーの門題なのですから。
      でも、やっぱり嘘をつくのはよくないですね。
      どちらかをよしましょうね、
      加工をするか、それとも偽りを言うか。
      折角生まれたんだから、まっとうに生きましょう。
# by Sha-Sindbad | 2016-07-20 15:16 | Baltar25/2.3 | Trackback | Comments(5)

1614 お湿りの日(バルター25mmF2.3ならしっとりとした里の表情も)Part 1



ちょっと散歩に。
リコーGXRにMマウントに改造した映画用レンズを付けました。

    バルター25mmF2.3

バルターらしさがたっぷり味わえます。

マリア・カラスがイタリアオペラ界に君臨したとき、
この不世出のディーヴァに一歩も退かずに女王の座を張り合った
偉大なソプラノがいました。

    レナータ・テバルディ

スピードパンクロとバルターって、この二人の関係に似ています。
スピードパンクロは、鋭い眼差し、切れ味豊かな風貌、緊張感のある歌声の
マリア・カラスにそっくりだし、
バルターは、穏やかな視線、おっとりふくよかな風貌、あたたかい歌声の
テバルディにそっくり。

梅雨時のしっとりと濡れた田舎道であれこれと撮りました。
丁度半時間でぐるりと回って家に帰りました。
83枚中64枚を選びました。
2回に分けてごらん頂きましょう。

こんな人気のない田園のそばで暮らしているのです。
撮る写真、書く文章が時代遅れ、浮世離れとなるのも無理はありませんね。
時代遅れ、浮世離れがどうした?
いっそ世捨て人になりたい、
でも、それが許されないのがもどかしい。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-19 14:21 | Baltar25/2.3 | Trackback | Comments(0)

1613 大正エレジー(スピードアナスチグマート25mmF1.5が描くDecline and Fall)Part 2 

 
                                             スピードアナスチグマート25mmF1.5、
残りの32枚もごらん頂きましょう。

ホロゴンウルトラワイドと出会うまでの私は、
ストリートフォト専科でしたが、今から見返してみますと、
その半ばはすでにロボグラフィでした。

でも、コンタックス、ハッセル、コンタレックスの
現場再現性に富んだコントラストの良いツァイスレンズを愛用していたのです。
現場(現実の場)を幻場(幻想の場)に一変させてしまうような、
私のいわゆるメタモルレンズへの志向はまだ芽生えていませんでした。

その時代に、クラシックカメラの愛好者たちと語り合っても、
ダルメイヤーはとても評判の悪いレンズでした。
ダメメイヤーとかダルメヤー(大阪弁です)というような異名を耳にしました。
ボケレンズの会社、そんな評判ばかり聞いていたのです。
映画用レンズのことなどまったく未知の世界でした。

考えようによっては、私も長い間レンズの神秘に目覚めなかったのです。
多くの人から見ますと、逆に、私は久しく迷路に迷い込んだまままのです。
おかげで、我がブログを訪問する方もほとんどないままに、
この迷路をあっちにふらふら、こっちにふらふら。
そんな迷路の案内者である古代レンズの中でも、
ダメメイヤーはすっかり私のよき先達となってくれています。

私の大正区の迷路巡りも見ようによってはボケボケ写真の堆積。
思えば、このようなボケ写真に悦楽を感じるようになった私の人生、
どこかで歪んじゃったのでしょうねえ。

でも、と、いつもながら、つい反撃に出てしまいますね。
歪まない人生って、どんな人生?
私はゴメンですね。

実生活上でもネット上でも変わりがありません、
私の大好きな友人たちはみんな変わっていますよ。
それもかなり大きく。
思えば、私は小学生の頃から秀才、優等生が大嫌いでしたね。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-18 15:43 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Trackback | Comments(0)

1612 大正エレジー(スピードアナスチグマート25mmF1.5が描くDecline and Fall)Part 1



いつも書くことですが、
私にとってCマウントレンズの双璧は、
キノプラズマート25㎜F1.5と、
今回のレンズ、スピードアナスチグマート25mmF1.5

前回のダルメイヤー25mmF1.9と同じダルメイヤーのCマウント。
ただし、ペッツヴァールではありません。
レンズの性格には不案内なのですが、
描写性は明らかに異なります。
と言っても、どちらも曰く言い難い玄妙な性格の描写なので、
これも言葉で表現するのは無理。

ただ一つ言えることは、
私はダルメイヤー25mmF1.9を慈しむようにして愛するのに対して、
スピードアナスチグマート25mmF1.5に対してまず感じるのは、
畏敬の念。

オリンパスEP-L1のパラメータも例によって最低に落としてあるのに、
堂々たる立体感と優艶なる柔和さとが両立しています。
大阪市大正区のJR大正駅界隈から旧家並み群を経て、
道頓堀川の突堤伝いに帰るコースを撮りました。
281枚中64枚を2回コースでごらん頂きましょう。
                                                                                                                                                                       

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# by Sha-Sindbad | 2016-07-17 23:43 | SpeedPanchro35/2 | Trackback | Comments(0)

1611 ロボグラフィ(ダルメイヤー25mmF1.9はさすがに魔のレンズだった)



私のようなロボグラフィにふさわしいレンズはなにか?
よくそう真剣に考えてみます。

現代レンズは使えません。
古色蒼然としたクラシックレンズなら、
リアリズム写真とアートの狭間に私を遊ばせてくれそうです。

ロボグラフィって、いわば「行間」の眺め。
「余韻」と言ってもよさそうです。
というより、字、文章なしに、行の線だけが見える手紙、
余韻を残す本体そのものがなにもなく、
ただ余韻のような気配が漂っているだけ、
そんな頼りなく儚いもののようです。

7月7日七夕様の日に外出したときに携えたのが、
そんな行間レンズ、余韻レンズの一つの極致、
ダルメイヤー25㎜F1.9。
19世紀のペッツヴァールの末裔がこれ、というわけです。

前回はペッツヴァール58㎜を楽しんだわけですが、
こうして肩を並べて遊ばせてみます、
なんだかダルメイヤーでも十分楽しませてくれる、
おんな印象がかえってきます。
こいつは一生の伴侶となりそうです。




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# by Sha-Sindbad | 2016-07-16 23:09 | Dallmeyer25/1.9 | Trackback | Comments(0)

1610 奈良町ファンタジー(午後の曳光の演出者はペッツヴァール58㎜F2.3らしい)Part 2



ペッツヴァール58㎜F2.3で切り取った奈良町風景。
Part 2をご覧頂きましょう。
かなり大したレンズではないでしょうか?




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# by Sha-Sindbad | 2016-07-13 00:06 | petzval58/2.3 | Trackback | Comments(0)

1609 奈良町ファンタジー(午後の曳光の演出者はペッツヴァール58㎜F2.3らしい)Part 1

あなたが男性として、
どんな女性を理想的な女性と考えますか?
こう問われると、
一人一人まるで違った理想像を描くでしょう。
私の場合は、断固として、
「妻です」

そこで、レンズについても、同様の質問をしてみましょう、
どんなレンズを理想的なレンズと言うか?
やっぱり回答者ごとに違うでしょう。

ところが、試しに、同じ質問を私にしてみてください。
そのとき、そのときでまるで違った回答をしてしまいそうです。

おかしいじゃありませんか?
支離滅裂じゃありませんか?
あなたは節操というものがないのでは?
そんな風に非難されても平然と答えるでしょう。
だって、みんな素晴らしいんだから、仕方がないじゃありませんか?

もちろん大抵の場合、言下にきっぱり、
「ホロゴンですよ、もちろん!」
でも、別のレンズを使ったばかりだったりすると、
すっと自然に答えてしまいそうです、
「うーん、ペッツヴァール、そう言いたいですね」

そう、今の気分としては、
とりわけペッツヴァール58㎜F3.5を上げてしまいそう。
なぜ?
人のものはとりわけよく見えてしまうからですよ。
なにしろこのレンズ、中将姫光学さんからお借りして、
使う度にそのファンタジックなイメージにため息なのですから。

奈良町で撮った写真たちをご覧になれば、
私の気持ちも分かっていただけるのでは?






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# by Sha-Sindbad | 2016-07-11 21:50 | petzval58/2.3 | Trackback | Comments(0)

1608 高畑町界隈(トポゴン25㎜F4はツァイス嫡出らしく貴公子然と)


ツァイスが自らカメラを製作し、
そのカメラのためにレンズを製作していた全盛時代、
ツァイスが世に問うた超広角レンズの花形トリオは、

   ホロゴン15㎜F8
   ビオゴン21mmF4.5
   トポゴン25㎜F4
   この3本ではないでしょうか?

今回はそのトポゴンを持ち出しました。
以前にも書きましたが、
このレンズの描写は撮る度に変わります。
ソニーα7の画質設定はすべて最低に落としてあります。
だから、カメラ上の設定変更による変化ではありません。
どうも時間、場所、空気に敏感に反応するレンズのようです。
そのせいで、いつまで経っても、謎のレンズ。

でも、よく考えますと、私のクラシックカメラ体験史では、
長い間、トポゴンは幻のレンズでした。
今は、ライカMマウントに改造ずみ。
このレンズをこうして日常使えるなんて、夢のよう。
もっと使ってあげなきゃ!




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# by Sha-Sindbad | 2016-07-10 23:49 | Topogon25/4 | Trackback | Comments(0)

1607 古びつつある町(エルマジ20mmF3.5で加美の下町を少し歩いてみた)



7月5日火曜日、久しぶりに大阪加美に参りました。
ノロウィルス感染の孫プリンセスの世話。

月曜日は妻が参りました。
疲れきって帰宅しました。
プリンセスは「ママ、ママ」と泣きやまず。
その上、行き帰り通勤客で電車が満員だったそうです。

実は内緒ですが、私と一緒のときはプリンセス、泣きません。
と言うより、泣かせません。
なぜか?
分かってるでしょうが、バカにしちゃいけませんよ。
女を泣かせるような男じゃありませんよ。
私は一度も女を泣かせたことなんかありませんね。
まあ、妻が初恋の人なので、泣かせる機会もありませんでしたが。

冗談はさておき、結局、気を紛らわせるために、
抱っこしたり、歩き回ったり、お気に入りのDVDを見せたり、
と、なんだか不機嫌な恋人のご機嫌とりみたいなことをして、
かなり疲れましたね。

ママが中途で孫プリンスの用で一旦帰宅してくれたので、
折よく始まったプリンセスのお昼寝を利用して、
1時間ばかり加美の下町を撮影することができました。

装備は、久しぶりと言うか、またまたと言うか、
おフランスものの古式豊かなCマウントレンズ、
エルマジ20mmF3.5をオリンパスE-PL1に付けました。

開放でも四隅が暗くなるのですから、
少しでも絞ると、周辺が激しくけられます。
つまり、開放専科です。
それで十分。
実質40mm準標準として使うのにかかわらず、
開放でかなり深いピントなのです。
幸いオリンパスE-PL1はASA感度を100に落とせますので、
すでに真夏としか言いようのない炎暑の陽光の下でも、ちゃんと撮れます。

問題は、スクリューを削ってもらった所、無限を出すために、
畝が1ないし2本になるまで徹底的にスクリューを削って頂き、
接近しようとすると、
すぐレンズがポロリとカメラからこぼれ落ちそうになること。
(無限は不要、2、3mまでピンがくれば、十分、
そうお願いしたのですが、そんな中途半端は却下!)
事実、一回アスファルトの路面に激突しました。
頑強そのもの金属鏡胴なので、びくともしませんが、
これは剣呑ですね。
スクリューマウント、なんとかしなきゃ、ね。

写りはデカルト、ヴォルテールそこのけの明晰で深い切れ味。
私の本来の感度補正マイナス1.5はおろかマイナス0.3でも、
白昼のオリンパス液晶画面はまったくの闇。
誰かの頭脳とちょっと似ているかも?
いえいえ、あなたのではありませんよ。
やむなく撮影時はプラスに設定して、
ブログ投稿時にレベル補正で私の本来の濃度に仕上げています。

使えば使うほど、心に食い込んでくる描写。
なに、ただのストリート風景じゃないか、ですって。
なんですか、ただのストリート風景が
心に食い込んじゃいけないとおっしゃりたいので?
(熱射病のせいでしょうか?
今日はやたらと人に当たり散らす記事となりましたね。
まあ、いつものことですが)




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# by Sha-Sindbad | 2016-07-09 22:03 | Hermagis20/3.5 | Trackback | Comments(0)

1606 朧に冴える(キノプラズマート16ミリは西大寺がお好みのようで)



6月27日月曜日、
陳少林先生の揚琴レッスン日でした。

私の次の生徒さんがいつも10分ばかり早く来られます。
陳少林先生と私の「陽関三畳」の演奏を見学して、
「まるでCDを聴いてるようでした。
揚琴、ぜんぜん楽譜なんか見ないんですね。
びっくりしました」と持ち上げていただきました。

小曲は別として、めぼしい中国二胡音楽としては、
たった4曲しか揚琴伴奏できないのですから、
8年も経つと、暗譜してしまわない方が怠慢でしょう。
それでも気をよくして、家路につくことができました。

携行したセットは、
カメラがオリンパスEP-L1。
レンズがキノプラズマート16mmF1.5
シルバーのしっかりした作りの筐体のレンズです。
とても操作性のよいCマウントレンズです。

四隅がけられますが、それが手伝ってくれるのでしょうか?
かなり古風な味わい。
一本のレンズで超接近から無限遠までカバーしてくれます。
キノプラズマートという名を冠するだけで、使う気がモリモリ、
というのも、あまりにもレンズ頼りが過ぎると言われそうです。
でも、もっともっと頼りなくなる、そんなレンズです。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-07 22:57 | KinoPlasmat16/1.5 | Trackback | Comments(0)

1606 静謐(シネ・ユニライト35mmF2に感じる二流レンズの静かな心意気)



山辺の道の喫茶店で、中将姫光学さんにR-セレナーをしぶしぶお返しして、
持参のマイレンズに交換しました。
イギリスのレイという会社の映画用レンズ。
シネ・ユニライト35mmF2。
NEXマウント付きヘリコイドリングに装着済みの者を入手しました。
35mmサイズはカバーしませんが、
開放で使う限り、
周辺に玄妙な黒雲がかかる感じがかなり雰囲気を出してくれます。
こうして、途中で茶々が入った撮影漫歩でしたが、
それでも、かなりの収穫があったようです。
JR駅近くの「餃子の王将」でまずまずの中国料理を頂きながら、
2時間弱の夕食。
中将姫光学さんは、私とはけた外れの深いレンズ知識の持ち主で、
しかも、控えめなお人柄もあって、語り口がとてもさわやかで、
一晩中でも聞いていたいレンズ談義で、まさに極楽でした。
そして、シネ・ユニライト35mmF2。
中将姫光学さんのR-セレナーほどの幽玄、神秘はありません。
別に切れ味が良いわけではなく、
おとなしく、おっとりとした雰囲気だけど、
同じく平凡な私が使うにふさわしい、静かな清涼感があって、
表通りを闊歩する名レンズたちからかなり外れた裏通りを、
そっと、でも、たしかな足取りで歩く、
そんな二流レンズの静かな心意気のようなものが感じられます。
私が愛用するにはふさわしい魅力に溢れているレンズだなあ、
改めてそう感じることができました。





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-06 12:15 | CineUnilite35/2 | Trackback | Comments(0)

1605 新大阪で(バルター35mmF2は正統派の極致のような落ち着きを見せ)



6月18日土曜日、月一回の二胡レッスンに持ち出したのは、
ボシュロムのバルター35mmF2。

35mmF映画用レンズとして、
クックのスピードパンクロに比肩する性能を誇ったのが、
このバルターだったようです。

ただし、映画界を離れて、クラシックレンズ界となると、
人気的にはかなり後塵を拝している感じ。
だから、あまり資金的余裕のない私でも、
28、35、50、75と4本も手に入れることができました。

その内75mmは畏友RAさんにお譲りし、
私はより短焦点の残り3本を楽しんでいます。
とても余裕のある穏やかでなおかつ堅実な描写力を常に見せてくれます。
私の大好きなメタモルフォーゼ系ではありません。
でも、なにかがある。
このなにかがとても素敵なのです。
正攻法でしっかり描写したら、どこか超越するところがある、
それを感じて頂けるでしょうか?





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# by Sha-Sindbad | 2016-07-04 22:00 | Bartar35/2.3 | Trackback | Comments(0)