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レンズ千夜一夜

1745 ニューレンズ!(フローライトアポクロマート135㎜F2.4を聞いたことある?)


宅急便のボックスの中から登場したのは、
見たこともないレンズでした。

長さ128㎜
直径59㎜
前玉の直径54㎜
重さ380グラム
最短撮影距離は、
オリジナルのヘリコイドだけでは110㎝、
フォクトレンダーMマウントリングを使っても、95㎝。
名前は、

    フローライトアポクロマート135㎜F2.4

私が所有したもっとも大口径の135㎜は、
コンタックス用のプラナー135㎜F2
このレンズにはちょっと明るさが及びませんが、
重さは半分近い。
使い勝手ははるかに勝ります。

プラナー135㎜F2の作例は一枚も残っていません。
おそらくポジのファイルの中には残されているでしょう。
でも、このポジたち、いわば感傷的に保存しているだけで、
フィルムスキャナーのない現在、
取りだしてチェックしたいという気分にはなれません。

これから当分、このフローライトアポクロマート135㎜F2.4を試写します。
もうレンズ資金が枯渇した私にとって、
古典的な名レンズを新たに試写できるのは、
宮崎貞安さんからの依頼があったときだけ。
いつもワクワクしますが、
宮崎貞安さんにとっても、望遠レンズ製作は初めて!
詳しいスペックは分かりませんが、
なにしろ超大手メーカーから、宮崎さんの依頼どおりに、
研磨製作をしてもらったフローライト(Fluorite、蛍石)を駆使した最新レンズ。
でも、宮崎さんが希求するのは、現代における古典レンズ。
現代の超高解像の望遠レンズたちと違うのか?
どう違うのか?
楽しみ。

昨日一日中外出して、かなり疲れましたので、
試写は明日に回し、本日は、屋内を自然光でざっと撮ってみました。
ソニーα7に付けて、全部最短撮影距離の95㎝、絞りは開放です。
露出はニュートラル、いつも通りレベル補正だけを軽く使って、
明るさを統一しています。

風景写真家高田誠三さんから頂いた額縁付き作品の切り取りも含めて、
フローライトがかなり活躍している、そんな風に思わせてくれる、
温かいコントラストで、実に生き生きと躍動する画像。
これはますます試写が楽しみ。

販売価格はまだお聞きしていませんが、
これはかなりお買い得の名レンズとなりそう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-28 18:07 | Fl.Apochromat135/2.4 | Comments(0)

1744 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)3-完-




オリオン28㎜F6による大阪の下町、阿波座ロボグラフィ集。
と言っても、シリーズ全3回中、阿波座のシーンは今回の後半だけ。
まさに旅の途中ばかりのロボグラフィでした。

全写真、多くの人の眼には、「だから、どうだって言うの?」程度。
でも、それがロボグラフィですね。
颯爽たるロボグラフィ、
すべてを一言で言い尽くすロボグラフィ、
なんてものは完全な言辞矛盾。
男子校で美少女を捜すようなことはやめましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-27 23:25 | Orion28/6 | Comments(0)

1743 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)2 まだ野田で


阿波座駅のウィキペディアをコピペしましょう。

「大阪府大阪市西区西本町三丁目1-23にある大阪市営地下鉄の駅。
中央大通と新なにわ筋の交差点に位置する。
駅名の由来は、かつて当駅付近に存在した遊郭、
並びにさらに古代に所在した四国方面との海上貿易拠点「阿波座」」

生涯妻以外の女性に恋心すら抱いたことのない私ですから、
遊郭という遊郭は無縁中の無縁。
それなのに、国内国外、至るところで、遊郭エリアを通りました。
気がついたら、そのまっただ中を通っていたと分かったアムステルダム、
というような現役ばりばりのエリアもありましたが、
はっきり言って、私の理解を遥かに超えていました。
というか、遥かに心を沈み込ませるなにかが私の心を沈ませました。

ご自分の生活か心の底になにか言いしれぬ淀みを潜めている人か、
心をからりと身体から切り離せる人しか入り込めないエリア、
そんな感じでした。
でも、どちらで同じ、私が感じることは、
「かわいそうになあ.......... 人生に大きな喜びを感じながら生きていたら、
こんなところに来ることはないのになあ............」
女性たちについては、同情の言葉もありませんが、
近頃、美女が手っ取り早く大金を稼げる職場になっていると聴いて、
愕然。
自分がどんな魂の泥沼に足を入れようとしているのか、分かっていない。
遊郭エリアを通ると、こんなことが私の心の中を荒れ野にするので、
珍しい光景を観察しようとか、あわよくば写真にとってやろう、なんて、
ひとかけらも心に浮かびませんでした。

ところが、大阪の阿波座にはそんな昔の名残は残されていないのか、
区画整理された新しい下町をまっすぐの道路が区分して、
実にあっけらかんとしたニューシティでした。
でも、新興住宅地ではないので、ちゃんと生活史が刻み込まれつつあります。
どんな町でも、ロボグラフィ一杯、それが私の経験。
新興住宅地はいけませんねえ、生活が板に付いていない。
だから、ロボグラフィなど絶無。
阿波座には、この町特有のロボグラフィが一面ちりばめられていました。

思うに、私の後ろをついて歩いている人がいたら、
きっと、頭を混乱させていたでしょうね。
なにをなんのために写真に撮るのか?
全然想像できない。
でも、自信を持って、お答えできます。
写真をご覧になったら、ますます、頭を混乱させるでしょう。
「なに、これ?
こんなケッタイなもん、阿波座にはないでえ!!!」
「こんなもん、撮ってどうするねん?
なんもおもしろいこと、ないやん!!!」
そうですとも、そうですとも。
でもねえ、私はおもしろいのですよ。
それで、いいじゃないですか?   

なお、今回は、JR野田駅界隈。
ここから地下鉄千日前線に乗り換えて、阿波座駅まで5分程度。
簡単に言いますと、大阪って町は庶民の町なので、
一部のエリアを除けば、下町だらけなのです。
我が町、というわけです。
そう思って大阪を撮っている写真家は数知れないでしょう。
でも、近頃どこでも出会ったことがありません。
私がストリートフォトのエリアをあまり歩かないからかな?




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# by Sha-Sindbad | 2017-02-24 23:56 | Orion28/6 | Comments(2)

1742 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)1 移動

17年1月16日月曜日、
大阪ユニバーサルシティでの付虹先生の揚琴レッスンを済ませると、
昼食以降は自由時間となりました。
ちょっとした用が心斎橋の東急ハンズにありましたから、
昼食後どこかの駅へ移動して、撮ったことのない下町を撮ろう、
そう考えました。

バッグに用意したセットは近頃異色、
ライカM9
オリオン28㎜F6

28㎜レンズには名レンズがひしめきあっています。
50㎜、35㎜となると、玉石混淆。
でも、各社の初代28㎜レンズたちはどれも個性的で優秀です。
ほとんど28㎜レンズのユーザーが居ない時代に、
50㎜、35㎜レンズユーザーから28㎜に誘い込む、
いわばそんな使命を背負って設計製作されたのですから、
社運をかけるほどに腰を据えて作ったのでしょう。

オリオンはトポゴン25㎜F4のコピーだけに、
抜けがよくて、描写に破綻がありません。
3回セットでごらん頂きましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-23 23:56 | Orion28/6 | Comments(0)

1741 異貌の人 (いつどこで出会ってどのレンズで撮ったものやら)


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多忙を極めた先週を乗り越えたら、1年ぶりに風邪の症状。
日曜は撮影に出ず、月曜は陳少林先生の揚琴伴奏レッスンをお休み、
今日、ようやくかなり回復しました。

朝、このブログの写真を用意しようとしました。
画面上に1枚だけ写真が残っていました。
それがこれ。

とりあえず、ブログ掲載用に作り替えました。
なぜ、そこにあるのか、私には記憶がありません。
でも、まだどこにも掲載していないことは確か。
近頃の撮影分で本ブログ用と思われるフォルダを順次点検しましたが、
見付からず。
元写真は画面から消してしまったので、写真番号から検索もできず。
謎の写真となってしまいました。

でも、棄ててしまうのは惜しい。
私のロボグラフィの一つの極点とさえ言いたい肖像画なのですから。
我が家から西に下りた街道のバス停までのどこか。
雨の日だったのです。
そんなときだけ浮かび上がる幻のミステリアスビューティー。
私もまたこの美人に出会う心のゆとりがあったのでしょう。
二度と出会えるか?

ロボグラフィにだって出会いがあるのですね。
# by Sha-Sindbad | 2017-02-21 12:16 | miscellaneous | Comments(0)

1740 近江八幡市街(宮崎さんのウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5近江に見参)Part 4-完-

いつもホロゴン15㎜F8Uを使って、15㎜の画角に慣れ親しんでいるので、
ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5を使うときは、
どうもホロゴンの感覚で撮るので、どうしても窮屈な写真になってしまう、
17.8㎜を使うとき、これがかなり邪魔になる。

こんな風に大まじめで嘆くと、
さすがにホロゴン使いは違う、と尊敬の眼差しで見てもらったり。
と、行きたいところですが、本人は全然その気がない。

いつもどう撮れるかはレンズ任せ。
そして、どう撮れようと、レンズの功績なんだから、
あまりよい結果が出なくても、平気。

近江八幡の旧市街に到達して撮れる写真は、また格別です。
このレンズ、頑張ってるな、というのが正直な印象。

レンズの専門家はどうしてもレンズ性能で評価するでしょう。
その評価基準は常に現代的な高性能レンズに求められるものだけ。
古代レンズの個性って、そうした性能からずっこけた部分が輝いている。
そんな感じがします。
ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5が現代的に見て高性能か、なんて、
私にはなんの関心もありません。

    私の心を沸き立たせてくれたら、そのレンズは良いレンズだ!





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-19 22:21 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1739 近江八幡市街(宮崎さんのウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5近江に見参)Part 3


実のところ、私の生活はすでに写真から音楽へ傾きつつあります。
写真45%、音楽55%、というところでしょうか?

今日、とても面白い体験をしました。
4月に初心者コンサートにリコーダー合奏で出演します。
コンサート企画者である音楽家HMさんと合奏するのです。

一人でリコーダー吹いたりしたら、もう雪崩現象でしょう。
音楽家のサポートを受けて練習し、
音楽家のサポートを受けてコンサートで演奏できるから、
なんとか崩れずに終わりまで行けるというところです。

今回は、アルトリコーダーの合奏を2曲と、
二人とも一番好きなルネサンスのジョン・ダウランドの歌曲を1曲。

   Now, O Now I Needs Must Part' from you.

ダウランドの歌曲はもともと4部合唱です。
リコーダーにそのまま翻案した楽譜が販売されているのです。
私はリードボーカルにあたるソプラノを吹き、
HMさんが残りの3部から随時一番ハーモニーを出せるパートを吹きます。
低音部の記号で書かれたバスパートとでも瞬時に飛び移れるのですから、
これはプロならではの離れ業。

私の大好きなビデオがYouTubeにあります。
wa John Dowland | Now, O Now | Lute Song by Les Canards Chantants
(https://www.youtube.com/watch?v=5l6jF8v_Wus)
ちょっとドラマ仕立てです。
なんど見直したか分かりません。
その度にため息をついています。
「ああ、この時代の音楽が一番人間的だなあ。
人間の声がほんとうに生き生きと華開いていたなあ」
これをリコーダーで吹くのです。
巧く行くでしょうか?
無理でしょうねえ........
なんとかならないものかなあ........

今日思いつきました。
もしかすると、このビデオの演奏にソプラノリコーダーで合わせられるかも?
やってみると、どんぴしゃりの音程で、ぴったりと合います。
面白いですね、不思議ですね、下手な私のリコーダーがきりりと締まって聞こえ、
ぴたりと合うのですから、もう完全な至福の世界。

そこで、考えました。
このような素敵な演奏者たちのサポートがあると、
初めてたった1年のど素人のリコーダーでも、なぜか美しく響く!
その理由はなんだろう?

まず、正しいリズムと正しい音程、メロディーをサポートしてもらえる。
美しい響きの中に埋没することで、自分のリコーダーまでも美しく聞こえる。
そんなところでしょうか?
そうか、YouTubeで、こんな素人趣味にも使えるんだ!
これから、このビデオと合奏しながら、ダウランドの歌い方を勉強します。

すると、いつものように、連想が閃きました。
カメラやレンズもYouTubeのビデオやプロの音楽家と同様に、
ド素人の私をサポートしてくれているんだ!
そして、レンズのキャラクターに応じて、
私の写真を彩ってくれる。
レンズごとに独特の味わいを私の写真に加味してくれる。

カラオケをあざ笑い蔑んできましたが(あなたが大好きなら、失礼)、
なんだ、なんだ、私も同じサポートを受けているのでした。
だからと言って、カラオケ趣味をあざ笑うのはやめる、
なんてことにはなりそうにありませんが、
自分の写真がレンズに撮ってもらっているというこれまでの確信を、
さらに強固にすることができそうです。

今回のウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5もかなり独特の味わいで、
私のロボグラフィに喜ばしいサポートをしてくれています。
たった4枚で超広角の画角をカバーするという大胆な創作なので、
どうしても周辺減光が大きく、画像もちょっと崩れます。
レンズのうるさ型や専門家からは、必ずその指摘を受けていますが、
肝心の描写の面白さに関する指摘はほとんどありません。
だから、私としては、そんな指摘はたいていにしてくれと言いたくなります。
肝心なのは、素敵な写真を撮ってくれるかどうか?
レンズ独特の個性を持っているかどうか?
こちらじゃないの、そう言いたい。
そちらの方が遙かに大事なんですけどねえ。

私のように、癖だらけ、欠陥ごろごろの古代レンズに
サポートしてもらって、ロボグラフィを楽しんでいる人間に言わせれば、
このレンズ、文句なしに傑作です。
そのあたりを感じ取っていただければよいのですが...............





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-15 23:45 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1738 近江八幡市街(宮崎さんのウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5近江に見参)Part 2


ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5のロボグラフィ、
どんどんアップしましょう。

近江八幡駅から日牟礼八幡宮に向かって進むコース。
案外に温かい。
今年は雪があちこちに残る程度なのですが、
そのおかげでロボグラフィが多彩になっています。

ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5は、
ソニーα7用フォクトレンダーのMマウントリングのお陰で、
ぐっと近づけます。
例年よりも多彩なロボグラフィ収集の旅となりました。

と言っても、私のロボグラフィって、
「そんなもの撮ってどうするの?」というものばかり。
ほとんどの方にとっては、
「訳が分からない。ちょっとおかしいんじゃないの?」
そうお感じになるのは、人間がまっすぐできておられる方。

「ははーん、やってますな」
そうお感じになる方は、かなり屈折しておいでの方。
もの、情景は、写真になるとき、当然ながら、
三次元の存在から二次元に平面イメージに変身します。
そのついでに、さまざまなイメージの変容が起きる、
それが面白いとお感じになる方なのでしょう。

私にしてみたら、私のロボグラフィを他人がどう見るか、
なんて、知ったことじゃありません。
どうぞ、ご勝手に。

私としては、撮る前から、ロボグラフィたちは変身しています。
私がその瞬間感じたイメージどおりに写るのは、
私にとっては、下のロボグラフィ。
私が「わあ、そんな風に撮ってくれたの!」と、
手放しで感謝感激できたときが上のロボグラフィ。
今回の近江八幡でもそんな写真がぞろぞろ並びました。




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# by Sha-Sindbad | 2017-02-14 23:42 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1737 近江八幡市街(宮崎さんのウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5近江に見参)Part 1



現代における稀代のレンズ製作者、宮崎貞安さんのニューレンズ、

ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5

さらに、試写結果を4回に分けてごらん頂きましょう。

ライカMマウントなので、大抵のカメラに使えます。
F8に絞れば、パンフォーカスで大抵のものが撮れます。
とにかく小さく、目立たないので、ストリートフォトには最適。

もっとも私は全レンズ、開放でしか撮りません。
開放で撮った場合に、レンズの癖が際だつので、
そのレンズに特有の描写を狙うことができるから。

ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5の個性って、どんなもの?
それは写真を眺めて、ご自分でお確かめください。





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-14 18:15 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1736 ユニバーサルシティ(ホロゴン15㎜F8Uが駅界隈をさっとスウィープ)


ホロゴンウルトラワイドを手に入れて20年、
この15㎜レンズをこよなく愛してきましたが、
それまで21㎜レンズさえも使いこなせなかった人間が
どうして15㎜レンズに深くはまり込んでしまったか?
これは、当の本人にも謎。

分かっていることは、私の直感、これ一つ。
カメラのマツバラ光機で出会った瞬間、
このカメラ、僕を待っていてくれた!

使いこなしなどできると考えたことはありません。
ただ、ただ、馴染むこと、これだけ。
ただ、ただ、使い込むこと、これだけ。

思う存分使いこなせるレンズって、私が思うに、
大したことはないのです。
思うように使いこなせないからこそ、
レンズが私になにかをプレゼントしてくれます。
それは一種の賜物です。
ひたすら感謝して受けとるだけ。

一種の運命、私はそう信じています。
生涯に掛け替えのない人、ものに幾度か巡り会うことができました。
あなたもそうでしょう?
そんな巡り会いって、
いつも髪の毛一筋のチャンスが恵んでくれた幸運、
そうではありませんか?
そして、ひたすら感謝するほかはない、
そうではありませんか?





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-14 02:00 | Hologon15/8U | Comments(0)

1735 大和西大寺(さすがのパンタッカー50㎜F2.3もちょっと苦戦かな)


午後12時45分、陳少林先生の揚琴伴奏レッスンが修了。
駅構内のパン屋さんの喫茶室で昼食と決めて、
急ぎ足で歩きながらの7分、20枚ちょっと撮りました。

日陰ばかり歩いたせいもあるでしょうけど、
もともと色のないただのビル街。
もともと地味なロボグラフィがさらに地味に撮れました。
ライカM9には、ソニーα7のようにヘリコイドリングがないので、
私の望むとおりに接近することができないこともありますが、
やはり空腹がこたえて、急ぎ足になりすぎたせいもありそう。

でも、おかげさまで、たどりついた喫茶室では、
ただのパン食でしたが、ご機嫌になりました。
お隣のおばあちゃん二人がなにも注文せずに、
ひたすらおしゃべりを楽しんでいるのも楽しい発見。
ふーむ、こんな節約方法もあるんだ!
覚えておこう!





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-12 15:30 | Pan.Tachar50/2.3 | Comments(0)

1734 バス停まで(パンタッカー50㎜F2.3が久しぶりに貫禄の登場)



いつもバス停までの道すがら、私の撮影は始まります。

本ブログにバス停までのロボグラフィを何度アップしたでしょうか?
幾度か私のブログに付き合った方はすでに飽き飽きでしょう。
なんで、こんなに一緒のものを何度も何度も撮るの?

そこで、前回の続きになります。
人の反応、人の賞賛を写真の一つの支えとしている人は、
次第に消耗してしまうようです。
私は、人の反応、人の賞賛など、写真の支えにしていません。
たいていの写真家には、
傑作写真は自我の拡張、確認、確立、完成なのでしょう。
私にとって、私の愛しのレンズの能力の確認であり賛美であり、
その意味での私の喜びですが、それ以上のものではありません。
だから、写真が長続きしています。

同じものだって、いくらでも、何度でも撮ります。
別のレンズで撮れば、別の顔が、別の喜びが見えてくるからです。
となると、私は飽きるはずがないわけです。
私にマンネリは無縁なので、写真へのエネルギーが枯渇しません。

傑作作品を求める方はいつか才能が尽き、エネルギーが尽きる、
そんな危険を抱えて生きているようです。
写真をやめる方も多いようです。

40何年か、私が写真撮影を愛し続けて、やむことがないのは、
私が妻を愛し続けて、やむことがないのと同じ。
飽きる方がどうかしているんじゃありませんか?





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-11 22:29 | Pan.Tachar50/2.3 | Comments(0)

1733 新大阪(キノプラズマート19㎜F1.5ならリコーダーのお供だってでき)

一緒に居ると、楽しい。
楽しいだけではなく、なにかと啓発される。
別れる時には、出会う前よりも少し賢くなり、
心も晴々としてしてくれる、
そんな友が真の友、と言うべきでしょう。
私はそんな友に幾人も恵まれたという点で、
幸運の女神は私に大きく微笑んでくれている、
そんな感じがしています。

でも、幸運の女神が私に開いてくれた扉は、
人に通じるばかりでなく、
さまざまなモノや場所にも通じているようです。
でも、女神が連れて行ってくれるのは、扉の前まで。
そんな扉を開くのは、私自身。
私にその準備ができていなければならないことは明らかです。

私にはその準備ができている、私はそう信じますが、
私が、人に比べて、とくに幸運かどうかは分かりません。
私には、私の限界は見えていないから。

でも、一つ、分かることがあります。
よいレンズはそんな扉を開いてくれる。
そして、私はそんなレンズをかなり沢山持っている。

そう思える理由も、私には分かっています。
大抵の写真家は、レンズは道具、そう考えています。
思い通りに駆使できるのが、よいレンズ。
でも、私はそうは考えません。
レンズを信頼して、レンズにすべてを委ねます。
そうすると、レンズは私の信頼に応えて、
私が予想も期待もしなかった素敵な写真をプレゼントしてくれます。

私は、だから、少なくともホロゴンが来て以来の20数年、
自分が撮った写真を「自分の作品」と考えたことがありません。
みんなプレゼント。
キノプラズマート19㎜F1.5は、私の大のお気に入り。
そんな期待と信頼をおけるレンズの一つだから。

でも、私だって、ものが見えます。
私がいいものが撮れたなあと心の底から喜びを感じられる写真が、
ほとんどの人には、なんの感興も誘わず、
むしろ、どうしてこんな写真を撮るんだと戸惑いを感じさせる、
そんな類いのものばかり。

どうしてそれが分かるか?
私が写真を見せると、
誰も、ほとんど誰も、沈黙で応えてくれるから。
「よいね」とか「私にはどうも分からない」なんて寸評さえもない。
ひたすら沈黙。
そして、目が死んでいる。

ホロゴンが来てから、どんどんそんな機会が多くなりました。
10年で慣れました。
そして、実は、それが気持ちがいい。
リンカーンのあの言葉、
「人民の人民による人民のための政治」を模して、
「私の、私による、私のための写真」、
私はいつもそうつぶやいています。

ますますそんな写真に傾斜していくでしょう。
なぜ?
レンズが私のためだけに歌ってくれているから。
だから、上記の言葉をより正確にすべきでしょう、
「レンズの、レンズによる、私のための写真」

新大阪駅界隈では、3時間のリコーダー合奏練習の直前、
撮影時間はたった10分間でしたが、
私の浮き浮きとした気分が移ったのか、
とてもご機嫌だったようです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-10 22:47 | KinoPlasmat3/4inchf1 | Comments(0)

1732 バス停まで(キノプラズマート19㎜F1.5持って図書館まで)

最近図書館で本を借り始めました。
図書館に昼寝に行っているのではありません。
調べたい本があったので、通うようになりました。

意外に楽しい本が見付かります。
資力が乏しいので、片端から買い込むわけには参りません。
ついでに撮影も楽しめます。
運動にもなります。
一石三鳥。

キノプラズマート19㎜F1.5をバッグに入れました。
オリンパスEP-L1に付けると、かなり高級感のあるセットです。

バス停まででもうロボグラフィがどっさりました。
水脈を見つけるために、二股棒を両手で握って砂漠を歩く、
そんなシーンを昔良く見ました。
それですね。
良いレンズを持つと、楽しいロボグラフィがどんどん見付かります。

道中10分の間に33出会いましたが、
その中から28枚、いつものように厳選して並べてみましょう。






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# by Sha-Sindbad | 2017-02-09 23:58 | KinoPlasmat3/4inchf1 | Comments(0)

1732 雨のバス停に(ホロゴン15㎜F8Uは全天候型というより、雨が大好き)

2016年12月10日、京都四条河原町あたりを撮影しました。
ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けました。
579枚撮りました。
まずは、我が家からバス停までの道中ロボグラフィをアップしましょう。

京都での撮影分は別ブログ「わが友ホロゴン」に連載します。
雨模様にホロゴンは生き生きと反応してくれました。
でも、実はどんな天候でも、ホロゴンは生き生き活躍してくれます。
私とは生涯の伴侶。




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# by Sha-Sindbad | 2017-02-08 23:13 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1731 新大阪薄暮(スピードアナスチグマート25㎜F2.9片手にチョン・キョンファに会いに行く)


2017年1月25日は音楽デイでした。

ザ・シンフォニーホール
チョン・キョンファさんのバッハ無伴奏ヴァイオリン全曲コンサート

午後7時開演でしたから、
大阪環状線福島駅に着いたときは既に薄暮。

   オリンパスEP-L1
   スピードアナスチグマート25㎜F2.9

ま、言えば、お散歩セット片手に、
妻の横で歩きながら、ロボグラフィしました。

ダルメイヤーのシネレンズらしい、小粋でさりげないけど、
懐の深い描写をしてくれますね。

あるとき、あけすけ尋ねられてしまいました、
「そんなもの撮って、どうするんですか?」
「なんにもしませんよ。
ただ楽しんでるだけ。
悪いですか?」
これで物別れでした。

昨日も音楽デイでした。
新大阪駅近くのココプラザの音楽室を借りて、
音楽家のHMさんとリコーダー二重奏を楽しみました。

駅への帰り道、
私、「無職になって、ほんとの人生が始まりましたよ。
文句無しに楽しい!」
定年になっても、まだしっかり定職を続けておられるHMさん、
「私の友人にも、同じことを言う人が幾人もいますよ。
皆さん、同じことを言います、
なんの責任もないから、思い切り楽しめる」

まさにそれですね。
ロボグラフィって、その権化のような楽しみ方。
なんの目的も、なんの志も、なんの意図もなく、
ただ撮って、ただ自分で楽しんでいる。
そんな私の楽しみ方に、シネレンズはぴったり。

折角ですから、だぶっている1枚を除き、
全部アップしてみました。




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# by Sha-Sindbad | 2017-02-08 14:20 | Tri.Anasti25/2.9 | Comments(0)

1730 加美散歩(ピアノレッスンのお供のお供はバルター25㎜F2.3で)

17年2月3日金曜日、5歳の孫プリンスのピアノレッスン。
月1回は私が付き添います。
付き添いは必ず自分の付き添いを慎重に選びます。
誰かが言ったとおりです、
「旅はレンズ連れ、世は情け」

リコーGXRにボシュロムのシネレンズのMマウント改造版、
バルター25㎜F2.3を付けました。
35㎜レンズとして使い勝手がとてもよい。

撮れるのは、孫のマンションから保育園に迎えに行くまで。
マンションへは果物や冷凍を両手にどっさり差し入れ。
孫と道連れはカメラなんか取り出す気にもなりませんね。
44枚中39枚を厳選して、
撮影順にずらっと並べてみましょう。






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# by Sha-Sindbad | 2017-02-07 11:51 | Bartar35/2.3 | Comments(0)

1729 雨のバス停(田舎のバス停辺りをズミルックス35㎜F1.4でちょいと)

私のロボグラフィは、家を出た瞬間に始まります。
「男は家を出たら7人の敵がいる」なんて言葉がありますが、
「ホロゴン家を出たら700のロボグラフィがいる」というわけです。

バスが来るまでの町時間が3分ほど。
その間とバスに乗車してから30秒後に撮った写真をご覧下さい。
奈良町撮影分は後日「わが友ホロゴン」でごらん頂くとして、
ひさしぶりのズミルックス35㎜F1.4の路傍写真をアップしましょう。

ソニーα7に付けて、全部開放で撮りました。
かなり相性の良いセット、という感じ。
「出っコマ、引っコマ」の名句で有名な第1世代ですが、
デジタルカメラに付けると、普通の大口径開放写真という感じ。

でも、さすがにズミルックス35㎜F1.4。
生き生きとした雰囲気が浮き上がってきます。
撮影者の気分そのものでもありますが。






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# by Sha-Sindbad | 2017-02-04 23:08 | Summilux35/1.4 | Comments(0)

729 2006年3月23日の飛鳥路(ホロゴンウルトラワイドがまだ伴侶だった)Part 3-完-

昨日はブログはお休み。
音楽に集中していました。
リコーダー、揚琴、二胡、それぞれに宿題があって、
アップアップ状態。

そのうえ、ソニー・ウォークマンの増強作戦。
iPod64gGにたっぷり入れていたデータを、
マックからウォークマンになだれ込ませたのです。
これで、どこかに籠城しても、何日も音楽を楽しめます。
昨夜12時までかかりました。
まだ半分くらいですが、韓流ドラマの時間が来たので、ストップ。

今朝は、そのウォークマンで、
グールドの「ベートーヴェンピアノ協奏曲1番」を聴きました。
ピアノが神がかったほどに霊感に満ちて美しく歌います。
今日午後は孫プリンスのピアノレッスンの付き添いです。
この感動がプリンスにどうにかして伝わって、
突然、ピアノのスケールをキラキラと演奏してくれたら?
媒介者の私がそうならないのに、無理か?
まあ、いいでしょう。

それにしても、現代のピアニストたち、
絢爛たる超絶技巧をそれぞれに見せてくれます。
でも、誰もかも区別がつかない。
コルトーにしてもグールドにしてもそうですが、
そうした超絶技巧の現代ピアニストたちの遥か上に、
峨々として聳える感があります。
どうしてでしょうね?

ホロゴンウルトラワイドによる飛鳥路のロボグラフィ、
ラストの35枚です。
こうして久しぶりに並べてみて、結論は明らか。
銀塩ホロゴンはデジタルホロゴンと全然別ものです。
はっきり、段違い。
ここでも、ピアニストたちと似た隔絶感を感じます。
なにが進歩だ?





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-03 11:32 | Hologon15/8 | Comments(0)

1728 2006年3月23日の飛鳥路(ホロゴンウルトラワイドがまだ伴侶だった)Part 2


約11年前に、ホロゴンウルトラワイドで飛鳥路を撮影した写真たち、
ニコンの六×九判フィルムまでスキャンできるスキャナー、
SUPER COOLSCAN 9000 EDでネガカラーからスキャンしました。
今回も34枚並べました。

よくご覧下さい。
現代のデジタル写真よりも遥かに素敵ではありませんか?
少なくとも、私がソニーα7で撮った写真よりも、
はるかに立体感があり、生彩が溢れる、そう思えるのですけどねえ.......





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# by Sha-Sindbad | 2017-02-01 23:37 | Hologon15/8 | Comments(0)

1727 2006年3月23日の飛鳥路(ホロゴンウルトラワイドがまだ伴侶だった)Part 1


ちょっと思い立って懐かしのキーボードを購入しました。
Happy Hakking Keyboard Professional 2 英語版

長い間28インチシネマディスプレイ、マックプロを使う私の伴侶でした。
でも、どちらもなぜか一緒に逝ってしまい、キーボードだけ残りました。
職場で使っていたMacBook Airの伴侶となりした。
でも、十年以上経ったせいでしょう、接続部分がダメになってしまい、
あえなく引退。

その後、6、7年、MacBook Airのキーボードで我慢してきました。
滑らかなタッチで感触は悪くありません。
でも、Happy Hakking Keyboardのタッチの感触には敵わない。
長年使ってきたキーの間隔より微妙に狭いせいでしょうか、
ミスタッチも増えました。

今日帰ってきた懐かしのキーボード、やっぱり最高。
キーボードを意識せずに文章を書ける!
今気がつきました。
Happy Hakking Keyboard、お前は書斎のホロゴンだった。

そこで、私の隠れた伴侶の帰郷を祝って、
ホロゴンウルトラワイド時代のホロゴン写真を何回か並べましょう。
銀塩ホロゴンはコクのある描写と類い稀な立体感が際だっています。
思えば、私の在職時代の15年間は、ホロゴンウルトラワイドと
Happy Hakking Keyboardと一緒に生きた時代でした。





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# by Sha-Sindbad | 2017-01-31 23:23 | Hologon15/8U | Comments(0)

1726 加美十枚セット(大阪下町風景ならパンタッカー50㎜F2.3に任しとき)

2017年1月の吉田正写真教室に持参しましたセットは、
昨年12月16日、5歳の孫プリンスのピアノレッスン日、
プリンスのマンションとJR加美駅の往還に撮った写真たち。

カメラはソニーα7。
レンズは私にとっては、ホロゴンに次ぐ極上のロボグラフィレンズ、
アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3

私にとっては、極上の写真たち。
なぜ?
そのとき、その場の私の気持ちがそのまま出ているから。

でも、その場にいなかった人には分からない気持ち。
教室に10枚セットで持参して、ご覧頂いたのですが、
さて、教室の皆さんがどう受けとったか、私には分かりません。
皆さん、優れた写真作品を目指して努力しておられる方ばかり。
ありきたりのものをありきたりの撮り方で撮る、
そんな私の写真ではなにもピンと来るものがない、
という感じかも知れません。

先生から尋ねられました、
「どんなコンセプトで組んだのですか?」
私、「いえ、ただ、並べただけです」
これじゃ、写真教室としてのアドバイスをしたくても、
ちょっと無理。

「私なら、この3枚で組みますね」
そうおっしゃって、3枚選んでいただきました。
さあ、吉田正さんのようなストリート作家が選ぶとしたら、
どの写真でしょう?
お暇なら、考えてみてください。






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# by Sha-Sindbad | 2017-01-28 16:53 | PanTachar50/2.3 | Comments(0)

1725 (クックシネマ25mmF3.5って、いつもながら大人の風格を見せてくれる)



私のブログは、一応、限られた数ですが、
オールドレンズたちのリファレンスブックになっています。
記事を書くときには、以前の記事を読み返したりしません。
そんな暇がないので、写真を見ながら表題を思いつきます。
すると、いつも似たような言葉が思い浮かんでしまうようです。
私の語彙の不足のせいですが、
オールドレンズたちがそれだけしっかりと個性を持っているから。
レンズの光学的説明は一切なし。
書けないから、知らないから。
そこで、結局は別ブログ「わが友ホロゴン」にそっくりさん、
日記そのまま。

今回のクックシネマ25mmF3.5、
別称を「襟巻きトカゲ」というかどうか知りませんが、
極小レンズなのに、デザインが大げさ。
だから、可愛い、という面もありそうですが、
気に入っている主たる理由は、なんと言っても、
その描写性に風格があるから。
ただバス停に向かう道すがら、行きずりに右に左にバッタバッタ、
小さな場所を切り取っただけなのに、
写真たちが堂々たるたたずまいを見せてくれます。
不思議です。




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# by Sha-Sindbad | 2017-01-27 23:05 | CookeCinema25/3.5 | Comments(0)

1724 新大阪(ウルトラワイドペラール17mmF4.5改めて試写)Part 6-完-

本ブログでは珍しく、ニューレンズのシリーズが6回、合計180枚。
宮崎貞安さんの2016年最後の渾身の力作には、
それ位がふさわしいですね。

私の総括的印象としては、
超広角であることを意識しないで、気楽に撮れる街レンズ。
周辺光量がホロゴン風に落ちるので、主題を絞りやすいレンズ。





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絞り比較の3セットを並べてみました。
すべて開放から3絞り。
私には、やっぱり開放が個性的、という感じがしますが、
いかがでしょうか?


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# by Sha-Sindbad | 2017-01-26 00:41 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1723 新大阪(ウルトラワイドペラール17mmF4.5改めて試写)Part 5



私は自分のことがかなり分かっている方だと考えています。
だから、けっして買いかぶりをしません。

写真に関して言いますと、私はスナップショットなどできません。
私の目も頭もそんな風にはできていません。
ただ、なんでもないところで、なんでもない瞬間にシャッターを切る、
これが私のやり方。
フォトジェニックな瞬間を切り取りたいという意識がありません。
長い写真人生でそれに近い写真を撮ったことがなかったわけではありません。
でも、それらはすべて偶然の産物。
たまたまそうなったというだけ。

そんな私にとって、超広角レンズは絶好の伴侶。
この広い画面の隅々まで頭を働かせるなんて、無理。
だからこそ、私には気楽。
なんでもレンズに入って来るものは拒まないで、受け入れる。

人間の視野は大体110度くらいだと聴いたことがあります。
つまり、ホロゴンやウルトラワイドペラールの視角。
長い間、さまざまのレンズを使ってきましたが、
超広角レンズこそ、私の故郷だったようです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-01-23 23:20 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1722 新大阪(ウルトラワイドペラール17mmF4.5改めて試写)Part 4


写真教室で聴きました、
近頃のデジタルカメラ写真を作品化するためには、
撮影の作業のはるかに何倍もの比重がパソコンでの作業にかかる、と。
私の丁度逆ですね。
パソコン作業はレベル補正だけ。

見事な水平垂直の風景写真をお撮りになる方に尋ねました。
「三脚はお使いですか?」
「いえ、そんなもの、使いません。
パソコンで水平垂直にちゃんと直せますので」
私が写真を始めた頃は、水平垂直の写真を撮るのは至難であり、
内容は別として、水平垂直でありさえすれば、好評、
という時代でした。
えらい、様変わりです。
皆さんの作品が定規で引いたように見事に水平垂直なのは、
パソコンソフトのお陰なのか?
なんだ、なんだ、というところです。

私はそんなもの使いません。
完全ノートリミングでなくなってしまうから。

ウルトラワイドペラール17mmF4.5は超広角なだけに、
水平垂直はかなり難しいですね。
だから、ちょっと歪んでいても、平気、
という解決法を採用。





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# by Sha-Sindbad | 2017-01-19 23:58 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1721 新大阪(ウルトラワイドペラール17mmF4.5改めて試写)Part 3



新大阪駅でウルトラワイドペラール17mmF4.5を本気で使ってみました。
このレンズ、使えます!
まだまだあります。
まあ、ご覧下さい。





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# by Sha-Sindbad | 2017-01-18 22:58 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1720 新大阪(ウルトラワイドペラール17mmF4.5改めて試写)Part 2


ウルトラワイドペラール17mmF4.5については、
撮影に関する考えを改めました。

このレンズは、なんと言っても、現代のレンズなのです。
17ミリほどの超広角レンズに、ボケ味だの、マクロだのを求める、
これは一般的にはナンセンス。

超広角の活かしどころはパンフォーカス描写にこそあります。
宮崎さんご自身、レンズ設計段階で、17ミリをマクロ的に使用するなど、
夢にも考えず、設計にもそのようなコンセプトは盛り込まなかったのは当然。
だとすると、開放描写での平坦性を求めるなんて、ないものねだり。
レンズは最高に能力を発揮する場面で評価するのが正しい。

新大阪では、ときに開放も使いましたが、3対1の割合でF8に絞りました。
ホロゴンの15㎜とは僅かな差ですが、使いやすさは遥かに勝りそうです。
超広角を使いたい方にどんどん使って頂きたいレンズ。

どんどんご覧頂きましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-01-17 17:37 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1719 新大阪(ウルトラワイドペラール17mmF4.5改めて試写)Part 1


17年1月14日土曜日、
RJ先生の二胡教室のため新大阪に参りました。
持参したセットは、
ソニーα7
ウルトラワイドペラール17mmF4.5

宮崎さんからお電話をいただいたのです。
性根を入れてお作りになった最新の超広角レンズについて、
前作のペラール21mmF4.5ほどの性能が出ていないのではないか、
とちょっと懸念されているのです。

私はレンズに関してまったく専門知識を持たず、
ただ使用感だけでレンズたちとつき合っています。
その基本理念は実に簡単です。
すべてのレンズに活かしどころがある。
だから、愛情を持ってつき合い、決して他のレンズと比較しない。

ペラール21mmF4.5がすばらしいレンズであることは、
本ブログの5つの記事で明らかです。
でも、ウルトラワイドペラールの方もこれに勝るとも劣らない。
まさに名玉であることを疑ったことはありません。
このレンズもすでに5つの記事を入れていますから、
ご覧いただければ、納得していただけるでしょう。
そこで、今回改め、持ち出して、検証してみたのです。






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# by Sha-Sindbad | 2017-01-15 17:25 | UrtraWidePeral17.8mm | Comments(0)

1709 新大阪(スピードアナスチグマート25mmF1.5が午後を静かに散策し)Part 2



副題 オブリビオンoblivion こそ我が命


「真善美」
三つの至高の美徳。
でも、どれをとっても、到達するのは大変に難しい目標です。

なにが「真」であるか、永遠に論争が続くでしょう。
どうでもよいことについて、真実を見つけることは、
もしかすると、たやすいことかも知れません。
でも、根本的に大切なことについては、
常に無限の可能性が去来して、答えが出ないものです。

「善」と来たら、さらに難しい。
数知れない道があって、時代により、人により、状況により、
答えのバリエーションは数知れない。

でも、「美」の可能性もまた、真善に劣らず、無限ですね。
そして、写真、レンズも、必ずしもアートではないとしても、
自分にとって美を追究するプロセス、道具であると言えそうです。

先日京都で写真展を開かれた写真家の日高紀志子さんが、
ご自分の写真を写真葉書にして十数枚郵送して下さいました。
すべて銀塩のポジフィルムで撮影されたカラー作品。
別ブログ「わが友ホロゴン」に鑑賞記事を書かせていただきました。
667.02 ホロゴンニュース2「2016年11月25日日高紀志子さん、最後の写真展なの?」
http://ultrawide.exblog.jp/26182425/

とてもナチュラルで、子供達への愛情に溢れた写真群です。
日高さんの写真葉書を一枚一枚繰って、卓上に並べて、納得しました。
これが写真の美なんだ!
まさに子供スナップの王道を歩む写真群です。
そう、私も写真人生の前半20年ではこんな写真を理想にしていたんだ。

でも、ホロゴン15㎜F8に出会ってからの20年余は、
誰もが写真の美と認める写真世界から完全にかけ離れた、
完全に私のプライベートな価値観の写真世界を追究してきたようです。

私の写真と日高さんの写真たちを並べてみると、はっきり分かります。
私は、自分の写真を鑑賞する他人の目を完全に捨象してしまっている。
自分だけが見るもの、自分だけに分かるものに視点を限ってしまっている。
そこで、はっきりと悟りました。
私のお気に入りのレンズたちって、そんな私の志向を援助するものばかり。
結局、オブリビオンoblivion こそ、私の写真の理想なのだ、





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# by Sha-Sindbad | 2017-01-11 23:26 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)