レンズ千夜一夜

1838 奈良町(2017年6月23日マクロスイター36㎜F1.4が水を得た魚のように)1 秘訣

目下面白い実験というか、調教というか、をやっています。

何度も書いていますが、私は楽器を4種類楽しんでいます。
どれもろくに弾けない初心者クラスですが、
揚琴で一つ発見しました。

深さ40センチ、幅80センチほどの広さに位置する4オクターブ少しの音を、
瞬時に琴竹と呼ばれるスティックの先端を飛ばして、
お目当ての音の位置に、ピンポイントに当てなければなりません。
おずおずとやっていては、身体に覚えてもらうことができません。
そこで、当たろうが当たるまいが平気で、バンバンと叩きまくる、
そんな練習方法を自分で考案したのです。

かなり効果的でした。
スティックで叩くことが怖くなくなったのでしょうか?
そこで、同じことを二胡、リコーダー、ハーモニカでやっています。
思いっきり音を出す、乱暴なくらい豪快に、
そして、音が外れても平気。
どの楽器でも、かなり効果的です。
やっぱり、音を出すことが怖くなくなる。

今日は、ハーモニカでそれをやりました。
明日がリコーダーとギターの演歌合奏の会。
中島みゆきさんの「時代」をやることにしましたが、リコーダーの音域外。
そこで、ハーモニカでやることにしたのです。
さて、どのハーモニカが演歌に合うか?
ここでも、「ぶっちぎりサウンド」で練習してみました。
結局、一番ダイナミックサウンドを出してくれる鈴木SCX-48、
これに決めました。

このとき、はっと気づいたのです。
私が各種のレンズを持ち出して、その持ち味を楽しむとき、
楽器と同じことをやっているんだ!
同じ撮り方、同じ場所で、
まさに無反省にガンガン同じ写真を撮りまくっているのは、
「ぶっちぎりサウンド」で練習してるのと同じだったのだ。
写真的効果、作品作りなんか完全に無縁。
どうせ誰も見ないんだから、気にしてどうする?
ひたすら開放でどう撮れるか、これだけに関心集中。
別に写真家志望でもないレンズ好きの私には、
唯一無二の撮り方です。
まあ、ご覧下さい。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-18 23:36 | MacroSwitar36/1.4 | Comments(0)

1837 新大阪(2017年6月17日翌日はスピードパンクロ35㎜F2が交替し)2-完-


パンタッカー40㎜F2.3の写真たちと見比べてみると、
スピードパンクロ35㎜F2って、一段と地味だなあ、と思う反面、
でも、なんだかとても私が撮りたいなあと思う写真を撮ってくれる。
現代レンズたちの光彩陸離、艶麗の描写など無縁だけど、
もともとロボグラフィたちは地味なやつらなんだから、
脚色も高下駄も無用。

そして、これが私の写真生活なんだ、そう心から納得できます。
「わが友ホロゴン」は写真ブログ、
「レンズ千夜一夜」はレンズブログ、
そう考えて出発したのですが、
どちらもブログ開設後1年も経たずに、最初の構想はご破算。
自分一人の日記ブログにさっさと構想を切り換えてしまいました。

私の隠遁者としての第2の人生にとって、2つのブログは要の柱。
少数の友人と家族以外にはコミュニケーションは絶ってしまったので、
自分一人でボールを空中に放り上げるキャッチボールをする人生。
そのキャッチボールの2本の柱が2つのブログというわけです。

pretty-bacchusさんという大いなる例外は別格として、
私が知る限りの人気ブログは文章は原則1文字かそれとも1行、
写真も1枚かそれとも数枚。
固定客、ファンのみなさんに負担をかけない優しい配慮です。

私は、垂れ流し文の日記の営々とスクロールした後、
一難去ってまた一難、意味不明の写真を延々スクロール。
この忙しい毎日につきあってられるか!
と、おそらく「黄昏の過疎地」状態でしょう。
(アクセス数は「わが友ホロゴン」の最初の1年でチェック中止。
本ブログはチェックしたことが一度もないという隠棲ブログ。)

そんな私に、古代レンズたちはぴったりと寄り添ってくれます。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-15 23:59 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1836 新大阪(2017年6月17日翌日はスピードパンクロ35㎜F2が交替し)1 ハーモニカ

6月16日は大阪加美の5歳の孫プリンスのピアノレッスン付添、
翌17日土曜日は新大阪駅で、劉継虹先生の二胡レッスン受講。
忙しい。

私の学習している楽器も揚琴、二胡、リコーダー、ハーモニカと増え、
どれもこれも四苦八苦状態。
ハーモニカは昨年4ヶ月ばかり受講しました。
でも、かなり有名なジャズハーモニカ奏者で、好人物の先生、
演奏は一流でも、教える方はほとんど無策。
「弾いてください」「いいでしょう」「次行きましょう」程度。
やる気を失って撤退。

でも、そのときの産物として、10本ばかりのハーモニカが残りました。
ハーモニカの利点はとても安いこと。
最大の老舗ホーナーの名品を5点集めましたが、
その内2本はオークションで古い傑作を手に入れました。
クロモニカ270、280の2本です。
カメラと一緒で、戦後まもなく頃のクロモニカは、
現行品と比べると、品質が格段に上です。
出てくる音が私のような初心者でも歴然と違います。
というわけで、「ホロゴン、ハーモニカに挫折し、名器残る」

林孝弘さんとのリコーダー、ギター演歌二重奏で、
リコーダーでは転調しないと弾けない曲が現れて、
再びハーモニカが脚光を浴びるときが来ました。
中島みゆきさんの「時代」、良い曲ですね。
リコーダーでは弾けない低音ミまで下がるからです。
ハーモニカで弾くことにしました。
現代のヘビーデューティの名品が2機種ありますが、
これはいざというときのためにとっておくことにして、
時代物の280、270でまず合奏してみることに。
楽しみです。

写真の方は6月18日はパンタッカー40㎜F2.3、
6月19日はスピードパンクロ35㎜F2と、
リコーGXRにかなり似たスペックのライバルを付けました。
かなりの好勝負になりそうです。






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# by Sha-Sindbad | 2017-07-14 22:35 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1835 加美路傍(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)3-完-


前回、ロボグラフィたちが頑張っていると書きました。
これは、人間もおんなじじゃないかな?
おっと、現首相は除きましょう。
この人以外の庶民たち、
首相がおっしゃる「こんな人たち」は、
一人一人ロボットじゃない。
みんな生きていて、自分の人生の中で苦闘し、
さまざまな思いに喜び、悲しみ、苦しんでいるのです。

大阪市平野区加美にはそんな庶民が住んでいます。
孫はピアノレッスンを受けています。
先生も庶民です。
「よっしゃあ、ほな、次行こかあ」なんて感じで、
とても辛抱強く、丁寧に教えてくれます。
孫プリンスは「サスケ」をトライする方が似合っている、
ちびだけど、マッチョタイプ。
でも、こちらも一応辛抱づよくがんばっています。
5歳半だけど、もう時間の感覚が発達していて、
「あと3日で、おれの誕生日」という風に未来も見積もれます。
レッスンが終わると、マンションのエレベーターの中で、
「今日は30分全部やったでえ」などと、
レッスン受けながら、壁の時計をちらっと見ていたことをばらします。
こんな孫たちの未来を託せる政治家、どこにいるんだろうか?
ちょっと、と言うか、たっぷり、と言うか、心配しています。

孫を保育園に迎えに行く途中、ロボグラフィを撮り、
半時間、喫茶店で休憩しました。
店内にも庶民的ロボグラフィが溢れています。
喫茶店の壁の人形、デコレーションは女店主の自作。
生き生きとしています。
小さな浮き彫り細工の女性の鼻が欠けていました。
前回はちゃんとあったのに。
「そうなんです。
なにかにあたったらしいですね。
また作り直します。」

浪速の庶民の街です。
時折、おばちゃんたちがたむろしているときはうるさいのなんの。
でも、今日は私の席のうしろの2人の女性、まったくの静寂。
ちらっと見ると、手話で話していました。
滑らかで、手がよく伸びて、美しい。
おかげで、暑さにやられ、写真撮影に疲れ気味の私には、
とても素敵な雰囲気で、半時間ゆっくりと休憩できました。

パンタッカー40㎜F2.3
兄貴分の50㎜ほど幽玄な深さはありません。
でも、まさしくパンタッカーだな、と思わせる実在感。
実質60㎜のロボグラフィレンズとして、これから活躍しそう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-14 10:28 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1834 加美路傍(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)2


パンタッカー40㎜F2.3が撮ってくれた写真をざらっと眺めて、
フランス映画「ミクロコスモス」の1シーンを思い出しました。
映画歴何十年の私にとって、最高に美しく、啓発的なシーンの一つ。

超接写レンズでミクロの世界を画面一杯に写し出した映画ですが、
その中でも最高のシーン。
蟻が水玉にぶつかるのです。
小さな蟻よりもはるかにでかい水球です。
蟻は眼前に大きく広がる水の壁にいきなり頭を突っ込みます。
表面張力の方が強いので、蟻が頭を突っ込んだ位では、
水球は崩れません。

頭だけが水球にのめり込んで、水を飲んでいます。
蟻の目がどの程度遠くまで見通せるのか知りませんが、
蟻は厚い水のレンズが写し出す巨大な光景を見ながら、
玉露のような味わいの水を味わっているのではないでしょうか?
蟻にとっては一つの悟りに近い境地を体験しているのでは、
そんな感じさえしました。

そして、この光景を見た私もまた、
蟻の観点でものを見る、という稀有の体験ができた、
そんな感じが確かにしています。

人生観が回転した、とまでは言い切るつもりはありませんが、
ロボグラフィって、これじゃないかな?
そう気づいたのです。
つまり、水球に顔を突っ込んだ蟻の視点に少し似ている。

あなたは普段道を歩いているとき、
路傍のありふれたあれこれに目を止めることがありますか?
あまりないのでは?
私はそんなありふれたものに目を注ぐことに楽しみを感じるのです。

大抵の人は、そんな暇はありませんね。
その日の仕事のこと、生活のこと、体のこと、世界のこと、等々、
頭の中にはさまざまな思いが渦巻いてというのに、
道ばたのあれこれなどに気を散らして、一体どうなるの?
そして、見たからと言って、それが心に何か響かせることなど、
あり得ませんね。

どなたかみたいに、キッパリおっしゃるでしょう、
「こんなものたちに、私たちは負けるわけにはいかない。
わたしは忙しいのだ!」
でも、私には、こんなものたちもまた頑張って存在している、
この町の人たちは生活の中でこれらを邪魔ものとは思っていない、
この町って、こんな風に生きているんだなあ、
そうはっきりと感じて、美しさを感じ、
ときには、いとおしさも感じるのです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-13 14:56 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1833 バス道から加美へ(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)1


私にとって、永遠の伴侶であるホロゴンに次ぐレンズは?
こう自問してみると、いつも答えは一つ。

    アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3。

アストロ・ベルリンの映画用レンズの凄さは、
同じ絞り値のシリーズはすべて同じ描写を示すこと、
そう聞いたことがあります。

私はパンタッカー40㎜F2.3も手に入れました。
もうボロボロも並大抵のものじゃない、という使い古しレンズ。
ボロボロのオールドレンズは名レンズの証なのだそうです。
良いレンズだからこそ、歴代のコレクターは使い倒した、
その可能性があるからだそうです。
そうすると、このパンタッカー40㎜F2.3も名レンズなのだ!

でも、レンズが白く白濁しているので、柔らかいけど、
インパクトのある写真は全然撮れません。
6月15日、つまり孫プリンスのピアノレッスン付き添いの前夜、
このレンズをリコーGXRに付けて持参することにしました。

前にも書いたことですが、
ふっとレンズをのぞき込んで、キラッと閃きました。
この白濁、ただのゴミじゃないの?
私はレンズのクリーニングはしません。
ちょっとしたゴミはかえってクラシックな味わいを高めてくれる。
それに、レンズの表面を傷つける危険があるからです。
私はなんでも専門家のやれることは負けずにやれると自負する、
そんなベテランレンズコレクターではありません。
このレンズもebay落札後、触りもしていませんでした。
でも、ただのゴミだったら、そう考えて、クリーニングを試みました。
なんだ、なんだ?
ピカピカになったじゃないの!!

その結果、このレンズがパンタッカーらしさ深い味わいを取り戻したか?
そのあたりはご自分でご確認ください。
3回に分けて、ご覧頂きます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-12 22:32 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1832 バス道(2017年3月26日キノプラズマート25㎜F1.5bの魔術に酔いしれ)


ずっと前のファイルでアップしていないものが幾つもあります。
その一つを選びました。
Pマウント仕様のキノプラズマート25㎜F1.5b、
Olympus EP-L1に付けました。

この日、どこに何をしに行ったか、記憶にありません。
我が家からバス停に至り、どうやら電車に乗ったようです。
近鉄奈良駅を発車した車内での写真が最後。
一体なにをしに行ったのでしょう。
その後、どうして撮らなかったのでしょう?
まあ、いいでしょう。

キノプラズマートの写真、全部で20枚しかありません。
現代レンズが克服に努めてきた欠陥だらけなのでしょう。
でも、私はこんな写真が面白いと感じるのです。

人間と一緒です。
人と人とは相性がすべてでしょう。
私から見て、全然面白くない人間が一杯。
でも、彼らは私のことを全然面白くないと思っている。
お互い様です。
はっきりしていることは、私も彼らも、
面白くない人間とは付き合いたくない!

写真も同じ。
すべての欠陥を克服した理想的なイメージを好む人は、
私の写真なんか大嫌いでしょう。
それでよいのです。
いつも書きますように、

  東は東、西は西。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-11 21:30 | Kinoplasmat25/1.5b | Comments(0)

1831 西大寺(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)5


歴史は螺旋状に進んでいくものかも知れません。

私の写真史がそうでした。
モノクロームの現像引き伸ばしを始めた頃、
私のコンタックスレンズとローデンシュトックの引き伸ばしレンズ、
ロダゴン50㎜のコンビは、
どうもベテランたちのニコンレンズとニコンの引き伸ばしレンズ、
ニッコール50㎜のコンビに敵わないなあ、と感じていました。
ニコンレンズの写真は白と黒がピンと聞いていて、切れ味抜群。
一方、ツァイスの写真はどうも精密感と迫力に欠ける感じ。

でも、クラブで引き伸ばし練習会を開いて、目も開きました。
葉先に大きく膨らんだ水玉のクローズアップ写真。
ニッコールで伸ばすと、水玉は白と黒の二値の幾何学模様。
ロダゴンで伸ばすと、白から陰の黒までなだらかなグラデーションで、
水玉がこんもりと葉先に盛り上がりました。
そうか!
ニコンは精密に撮ってくれるのではなくて、
視角を驚かせるような抽象化、強調化でアクセントを作りだしている。
ドイツの引き伸ばしレンズであるロダゴンは、もっと地味、実直に、
ものの形が作り出すグラデーションを丁寧に再現しようとしている。
それ以来、私はドイツ系、クラシック系のおとなしい表現一筋。

ところが、現代では、各社のレンズは畳一枚ほども軽く伸ばせるような、
超精密グラデーション路線をまっしぐらに突き進み、
iPhoneの超小型レンズでさえ、クラシックレンズに優る描写力。
私の使うクラシックレンズの方がはるかに雑な描写。

ところが、ここでまた、私には、過ぎたるは及ばざるが如しですね。
皆さん、お喜びのようです。
でも、私の目は現代レンズの超精密描写に追っ付かないようです。
私はギョギョッと目を白黒させるばかり。

この超精密描写、超繊細グラデーション描写って、
肉眼を超えているんじゃない?
私には気持ちが悪いんだけどなあ.........................

孫の家でテレビがドラマを放映しています。
登場人物たちの肌にはシミ一つありません。
当然です。
画像処理で、消されているのですから。
ネットのコマーシャルで、
×××を使って、大スターの○○さんのような美肌に!
○○さんの写真はもちろんシミどころか、なにもない。
ガラス細工のように、つるつる。
当然です。
画像処理で、消されているのですから。
私には気味が悪いだけなんだけどなあ....................
やっぱり、歴史は螺旋状に進んでいくようです。

私には、エルマーのような古いレンズの味が好きですねえ。
もちろんソニーα7で撮っているのですから、
かなり現代的に超精密、超繊細グラデーションになっています。
それでも、まだ、レンズの古い味わいを残してくれています。
ありがたい!





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-10 19:42 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1830 奈良町(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)4 信頼感




この古いエルマー35㎜F3.5というレンズ、
使えば使うほど、信頼感が高まります。
カルティエ=ブレッソンも満腹の信頼を置いていたでしょう。

ズマロン35㎜F3.5に決して劣らない。
というより、写真家にはより一層使い勝手が良いかもしれません。
ズマロンの方は時折光彩陸離たる描写をしてくれることがあります。
レンズ好きにはたまらない魅力ですが、
自分の作風に添う描写をしてくれるという万福の信頼感という点では、
エルマーの方が有利かも知れません。
地味ですが、一定水準の堅実な描写を常に保証してくれるからです。

今回の写真たちもそんな堅実描写の見本のようです。
ものたち、人、光景、すべてがしっかりと浮かびあがります。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-09 21:11 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1829 近鉄奈良へ(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)3


私は、絵であれ、人の写真であれ、ポスターであれ、
お店のプレゼンであれ、骨董であれ、なんであれ、
路傍で見かけて、いいなと思ったら、全部撮ります。
写真を始めてからただちにそんな写真を好んで撮りました。

森山大道さんは、これをエクイバレントequivalentと呼んで、
見える物は、盗作にならない限り、すべて写真の題材になる、
そう宣言されました。
私ももとより大賛成です。

カルティエ=ブレッソンも木村伊兵衛も路上の人間を堂々と撮り、
写真集を埋めました。
でも、マスコミが支配する現代では、
憲法が保障する表現の自由も勝手に制限されてしまいかねない趨勢。
法的にいかなる意味でも保護される権利となっていない、
あの「肖像権」が大手を振ってまかりとおり、
表現の自由に優先するかのような現代、
私のような写真を見ると、思わず眉をしかめる人も多いでしょう。

そんな方は私のブログは来ない、私の写真なんか観ない、
それがいいでしょう。
私も日本国憲法を忘れている人とは付き合いたくもありません。
というわけで、至る所、私の心にぐっと食い込んできたやつらを
遠慮なくブログに掲載してきましたし、
これからも遠慮なく、そうしていきましょう。

エルマー35㎜F3.5のような昔のレンズ、
路上に出合うものたちをロボグラフィに変換する最上のツール、
そんな感じがします。
正確性よりも、夢。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-07 13:04 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1828 西大寺(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)2


私には若い頃から隠者に惹かれるところがあったようです。
名声を欲しい、なんて思ったことは一度もありません。
そのせいでしょうか?
いざ、その憧れの隠者になってみると、これが楽しくてたまらない。

そんな隠者の理想の世界を描いた作品があります。
池大雅「十便帖」・蕪村「十宜帖」
その中でも、大雅の「吟便図」が好きですねえ。
窓辺に置かれた低い机に左肘をついて、
右手には筆をもったまま窓の外の山水を眺めている、
文人の後ろ姿。
大雅がこの画に付けた詩は至極平明です、
「両扉無意対山開
不去尋詩詩自来」
この絵の中の文人、我田引水的に言えば、
ロボグラフィが好きなのです。

この絵を見ていて、左下隅に目をやって、驚きました。
私には、背もたれ、肘掛けのついた椅子にしか見えません。
一体何なのでしょう?
もちろん、中国はかなり昔から椅子式の生活だったようです。
でも、質素な平屋に隠棲の身です。
わざわざ机まで置いているのです。
「ああ、疲れた、ちょっと一休み」と安楽椅子に腰掛ける、
なんてことをするでしょうか?

窓から見える山水に心を奪われ、時間の経つのも忘れる、
そんな隠者が窓に面した席の醍醐味に心を奪われることなく、
「座卓に座しておったら、しびれが切れたわい」なんて、
肘掛け椅子に移るなんてことがあるでしょうか?

ちょっと話がレンズから逸れましたが、
やっぱり気になって。
現代に戻って、にわか隠者の私としては、
ますます古いレンズ、それも、
第2次世界大戦前のノンコートレンズたちの
コントラストの弱い描写に傾きますね。
エルマー、しびれます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-06 21:34 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1827 西大寺(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)1


ズマロンに続くのは、エルマー35㎜F3.5。
1932年から50年まで18年間にわたり延々と作り続けられました。

カルティエ=ブレッソンが戦前に撮り重ねた名作の数々は、
エルマーの35㎜と50㎜が中心だったのではないでしょうか?
ライカレンズの愛好者の中にはエルマーこそ、
ライカレンズの生粋、華、最高峰だと考える人もおいでのようです。

6月5日、陳少林先生の揚琴伴奏レッスンの機会に持ち出しました。
カメラはもちろんソニーα7。
せいぜい2時間に満たない程度でしたが、満足。

パンケーキレンズで、作りが良いので、取り回しは実にスムーズ。
ズマロンのようなダイナミックな味わいはありませんが、
しっとりとした肌触りで、滑らかなグラデーションの描写は、
さすがに一世を風靡した名玉の誉れにふさわしい、
そんな思いを新たにできたようです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-05 17:18 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1826 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策)4-完-


静かです。
台風3号は私が住む奈良市の真南、
紀伊半島の最南部を通過して、現在、静岡沖のようですね。

昔、宮崎県延岡市に3年住んだことがありました。
春の雨は2ヶ月以上降り続けて、なにもかもがジュクジュクに。
台風は、関西で通常経験するのとは遥かに強烈なエネルギーで、
延岡の町をなぎ倒さんばかりの勢いで通過していきました。

この経験で、台風が渦を巻いていることを初めて実感できました。
一波一波と断続的に襲って来る。
遥か彼方から、助走を付けるように次第に、
バッシャーン、ガッチャーンという破壊音を飛散させながら、接近し、
フォルテッシモの暴風音とともに通過して行きました。
私が奈良で体験したジェーン台風、伊勢湾台風並みの恐ろしさでした。

今回は台風の左側にあたったため、奈良市は平穏無事でした。
洋上を航海中でどこか安全な港に退避するのが遅れた船なんか、
もう地獄のようでしょうね。

思い出しました。
私の新婚旅行は奄美諸島だったのですが、
最初の寄港地与論島では、大型船用の岸壁がないので、
洋上で小型ボートに乗り換える必要がありました。
ところが、島から数百m沖に停船した船は、
台風でもないのに、激しく乱高下。
私たちの船の下船口とボートの高低差は3、4mもあって、
何mも高下しているボートを見下ろすことができました。
「ええっ、どうやって乗り移るの?」
すると、ボートは波に乗ってぐっとせり上がってきました。
その度に、最高点でもまだ高低差が1m以上あるのに、
客は下船口から飛び降り、ボートの船員が受け止める、
まるでアドベンチャーでした。
台風下だったら、そんな芸当、とても不可能でしょう。

当時と打って変って、現在の私は平穏無事に自宅に休養。
高下を20度以上繰り返したでしょうけど、
階段づたいなので、かなり安全ですね。

今回でズマロンシリーズは終わり。
別ブログ「わが友ホロゴン」では、フレクトゴン35mmf2.4シリーズ。
軍配は両方に上がったようです。
なぜ?

漱石の「吾輩は猫である」で、苦沙弥先生が大真面目に、
「どうも出会う女性の6割に恋心を感じてしまう」とかなんとか。
私も出会うレンズの6割は好きになってしまいます。
でも、女性と一緒で(なんて書くと、アホな自民党首脳みたいに、
非難ごうごう浴びるかも知れませんが、ご心配なく、
私も含めて男性はもっとひどいですから)、
多かれ少なかれどこかに問題点があります。

でも、そんなレンズのうちほんの僅かなのですが、
「あばたもエクボ」風に、何が何でも愛しちゃう、そんな例外がいます。
フレクトゴンとズマロンはそんな例外的お気に入りなのです。
その理由は、写真をご覧になったら、お分かりと思いたいですが.......





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-04 22:42 | Summaron35/3.5 | Comments(0)

1825 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策)3



今でこそたまにしか参りませんが、
以前のクラシックカメラショップには、
一家言のある御仁がたむろしていたものでした。
どんなレンズでも、収差はこうで、ああで、と解析して、
大抵の場合、言下に一刀両断なさる。
でも、よく聴いてみると、1、2本しか撮ったことがない。
レンズ記事の受け売りと、表面的なレンズ性能だけの評価。

でも、私の正直な体験によりますと、
レンズの最初の試写十数本では、
レンズの本当の性能は汲み尽くせないようで、
レンズには、特有の相性、出会いがあるようです。
そうした相性の良い光景に出合ったときに、
とんでもないほど生彩に富んだ独創的な絵を生み出す、
それが名レンズの個性なのかも知れません。

ズマロン35㎜F3.5、後続の超絶35㎜たちと違い、
とても穏やかに落ち着いた姿形のチビレンズですが、
飛び野では鳳凰のように大きく翼を羽ばたかせた感じ。
撮った私本人が一番驚いています。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-03 12:20 | Summaron35/3.5 | Comments(0)

1824 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策)2


J.R.R.トールキンの不朽の名作、
「The Lord of the Rings」にEntなる存在が顕われます。
「木の鬚」と訳された、森の住民たち。
トールキンには、エントに限らず、奇想天外なのが沢山登場します。
ジョージ・ルーカスのスターウォーズにははっきりと
「The Lord of the Rings」の影響が見て取れます。
サウロンはダースベーダーに、
ストライダーはハン・ソロに、
フロド・バギンズはルーク・スカイウォーカーに、
ガンダルフはオビ=ワン・ケノービに見事変身しています。
脱線。

Entなる存在をトールキンはどうやって思いついたのでしょう?
春日大社の神域内にある、日本有数の都市内の自然景観、
それが飛火野ですが、その飛火野を包むように、
天然記念物のナギの原生林、古い杉、松林が広がっています。
私は山登り、ワンダーフォーゲルとは無縁の人間です。
そんな人間でも深山幽谷の気分が味わえるのが飛火野。
エントにだって出会えます。

イギリスは、ヘンリー2世、リチャード獅子心王の時代、
森だらけでした。
その後の羊の飼育に伴う囲い込み、工業化と、
エントには厳しい環境に移行していったのですが、
それでも、まだ森は諸処に残っています。
ハハーン、トールキン先生、
イギリス人らしく山野の散策がお好きだっただなあ、
そんな散策の中でエントに出会ったんだなあ。
(余談ですが、もう1つ、トールキンの発想源があります。
シェークスピアの「マクベス」の動く森。
エントたちも最後の決戦の戦場に突然姿を現して、
無敵の活躍をします。
エントの神話的で、超自然的な生き様に照らすと、
ちょっと不自然な人間界への介入なのですが、
トールキン先生、マクベスの伝統を継承したのでしょうか?)

ズマロン35㎜F3.5
いつも書きますが、ライカの花形であるズミクロンや、
ズミルックスよりもずっと自然で膨らみ、余裕のある描写。
飛火野でエントたちとの出会いを記録するにふさわしい、
そんな腹の据わった描写をプレゼントしてくれました。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-01 20:45 | Summaron35/3.5 | Comments(0)

1823 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策) 1

前回、こう書きました、

「カメラを手にすると、別世界、別次元に生きることができる!」

今朝、ちょっと時間があったので、
志村ふくみさんの「一色一生」を開きました。
そこで、こんな言葉にぶつかりました。
お母さんの言葉です、

「暑い時も、寒い時も、機さえ織っていれば、
どこへ行くより幸せや。
こうして一人機に向うのが極楽や」

そう、「別世界、別次元」は「極楽」だったのです。

ただし、私の場合、さまざまなレンズを楽しむので、
この「極楽度」はかなりバリエーションがあります。
その度合いを無理矢理数値化してみますと、

言わずと知れたホロゴンが満点の100。

私の愛する変幻ロボグラフィをプレゼントしてくれる、
パンタッカー50㎜F2.3やスピードパンクロ35㎜F2は80点

キノプラズマート群、スピードアナスチグマート群、
タンバール、ゾンネタール50㎜F1.1は70点、という感じ。

つまり、私の大好きなレンズは、メタモルフォーゼを起こす、
ロボグラフィ専科のレンズたちなのです。

じゃ、ズマロン35㎜F3.5はどうなの?
これが難しい。
往年の珠玉の名レンズたちも同様です。
レンズの性格が上記のレンズたちとちょっと違う感じがします。
最高品位の傑作写真を撮るためのレンズたち。
つまり、レンズの味とか個性で語るのではなく、
結果の写真の描写性で語るレンズたちなので、
私のお好みレンズたちとは同じまな板に載らないのかも?

とは言え、このズマロン35㎜F3.5がプレゼントしてくれたのは、
私にとっては、極上のロボグラフィたち。
やっぱり、これもまた私にとっては「愛しのレンズ」なのです。
70点組に入れてあげてよいかな?




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-30 22:11 | Summaron35/3.5 | Comments(3)

1822 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)4


写真作家であれ、アマチュア写真家であれ、
私のように、ただの写真好きであれ、
共通していることが一つあります。

    カメラを手にすると、
    別世界、別次元に生きることができる!

風景であれ、ストリートであれ、他の何であれ、
被写体を前にすると、なにもかも忘れてしまいます。
剣士たちが立ち会いの修羅場ですべてを忘れたのも、
同じような心の動きからかも知れません。
どちらも、手にするカメラや刀を心から愛するとき、
自分は無敵なんだと感じることができる点で共通しています。

私の場合、既にホロゴンという最愛の伴侶をもつ身ですが、
このアポリス135mmF2.4についても、
これを最愛のレンズとする人はかなり多くなるだろう、
そう予感させます。

シャープな雰囲気を感じさせる、細身の姿、
開放時の被写体前後のボケ味の素直さと無限のような雰囲気、
絞っても、固くならない、精緻な画像の素直さ、
そして、製産本数の絶対的な少なさから来る希少価値、
すべてがこのレンズの未来を約束している、
私はそう信じています。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-28 22:00 | Aporis135mmF2.4 | Comments(0)

1821 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)3


私のように、超広角レンズを常用する人間には、
写真を撮ることは実に単純かつ容易です。

5つのノーを言い続ける、それが私の常道。
   ノーファインダー
   ノーウェイティング
   ノーシンキング
   ノーメイキング
   ノートリミング

つまり、腰だめで撮ったら、それがどんな写真であれ、
画像の濃度を整えるために、レベル補正だけはするけど、
それ以外には画像を変更することは絶対にしない。
だからこそ、撮影時の私自身を思い出すよすがになります。
撮影は私の生きる行為であり、ブログは私の日記なのですから。

ところが、アポリス135mmF2.4となると、
ノーファインダーではとても撮れません。
F8に絞り込んだりすれば、置きピンで撮れるでしょう。
あいにく、私にはレンズ使用上のポリシーがもう1つあります。
開放オンリー、つまり、よほどの必要がない限り、絞らない。
これじゃ置きピンは使えません。
距離感覚が確かな人であれば、ターゲットとの距離を目測し、
レンズの距離表示をさっと合わせるというテクニックを使える。
そんな人でも、アポリス135㎜F2.4を使って、
どれほどびしっと焦点を合わせられるか、怪しいものです。

135㎜レンズとなると、もう一つ、難関があります。
アーケード内の商店街のような比較的暗い空間では、
よほど高感度にしないと、手ぶれが起こります。
私のように液晶画面を拡大してピントを合わせた瞬間に、
構図などお構いなしにシャッターを切る人間には、
手ぶれがよく起こります。
撮影直後の液晶には撮影結果が表示されますが、
微細なぶれなど見えませんから、
私のように、撮影結果など確認しない人間には、
よく「没」が起こります。
撮る行為が面白いので、撮影結果など二の次の人間には、
当然のリスク、そう割り切っています。

アポリス135㎜F2.4でのロス率は高いようですが、
本記事には30枚を用意したのに、7枚のロス。
でも、そんなことが気にならないほど、撮影を楽しめます。
135㎜という画角を見直すことにはなりませんが、
アポリス135㎜F2.4への愛情は高まりますね。
まさに「じゃじゃ馬馴らし」の心境。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-27 21:13 | Aporis135mmF2.4 | Comments(0)

1820 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)2


写真家を志すのであれば、
私のように、さまざまなレンズの試写ばっかり、というのは、
最悪のタクティクスでしょう。
でも、見境もなくレンズたちを愛し続け、
かわいいレンズたちに驚かせてもらう、
「ドン・ファン」ならぬ「レン・ファン」にとって、
それぞれに独特の味わいを見せてくれるレンズたちとの付き合い、
とくに、現代レンズなのに、すでに古典の味会いを見せる
宮崎さんのニューレンズたちとのおつき合いは至福の境地ですね。

135mmという焦点距離は、生まれた当時は、
レンジファインダーで使えるもっとも長い玉でした。
でも、一眼レフの誕生とともに、
焦点距離の上限は180、200、250、300、400、500、1000と、
ぐんぐん拡大し、135mmレンズは、
ポートレートレンズである85mm、90mmと、
風景用の望遠レンズである180mmの狭間にあって、
どっちつかずの狭間に落ち込んでしまい、
苦戦を強いられていました。
ズームレンズが焦点距離の違いなどぶっとばしてしまった今、
ますますあまり人気のある焦点距離とは言えない状態。

だから、この焦点距離は営業戦略としては不利と承知の上、
宮崎さんがあえてアポリス135mmF2.4の発売に踏み切られたのは、
まさに勇断、と言えそうです。
使ってみて納得しました。
手持ち望遠としての使いやすさという点では、
上限の焦点距離なのです。
そして、ソニーα7のようなミラーレス一眼レフ愛用者には、
ライブビューが使えるので、ピント合わせに苦労もありません。
私のような超接近型ロボグラファーでも使えるということは、
三脚を使わない風景写真家にとっては、なおさら便利。
遠距離あり、超接近ありの多彩な表現を駆使できる、
かなり万能に近い「これっきりレンズ」として愛用されそうです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-23 21:57 | Aporis135mmF2.4 | Comments(0)

1819 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)



名レンズ制作者宮崎貞安さんから、
すでに試写したフローライトアポクロマート135mmF2.4の完成品が届きました。
正式名はこうです。

アポリス135mmF2.4

語感が美しい、いい名前です。
そして、とても美しいレンズ!

ミラーレス一眼レフ仕様のMマウントレンズ。
だから、とてもスリム。
その上、340グラムしかないのですから、超軽量。
この明るさでは史上空前の軽快で、颯爽たる風格のレンズです。

最短撮影距離が約1.3mしかありません。
これも近い。
私のソニーα7用フォクトレンダーは4mmのヘリコイド付きですから、
アポリス135mmF2.4の最短撮影距離は約1mにまで短縮でき、
これまた画期的です。
Mマウントレンズのアダプタはミラーレス一眼レフ用に揃っていますが、
さらに、ヘリコイドリング付きも次第に普及していくでしょう。

二胡演奏家陳少林先生のレッスン日でした。
10年以上揚琴伴奏を教えてもらっています。
今では親友と言ってもよいでしょう。
勢い、レッスンはおしゃべりで中断されます。
それがまた楽しい。

このレッスン、近鉄大和西大寺駅から徒歩10分程度。
でも、私の場合は、往き半時間、還り15分。
撮影するからです。
本日はこのアポリス135mmF2.4の筆卸し。
猛烈に快調でした。

もちろんロボグラフィ主体ですから、
超近接撮影がほとんど。
中望遠で1mに迫るのですから、
ぼけ味なんてレベルではありません。
夢幻境、そんな雰囲気。
ホロゴンの対極に位置するレンズですね。
にわかにタンバールのライバル登場、という感じで、
超広角派の私もかなり興奮しています。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-21 10:08 | Fl.Apochromat135/2.4 | Comments(0)

1818  尾崎まこと(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5Mはバスから降りて)


朝、洗顔を済ませて、洗面所から出てきたその瞬間、
呼び鈴がなりました。
宅急便です、「ポストに入らないので...」
見ると、本の形です。
さては!
急いでいるので、梱包をバリバリと破きました。
中から出現したのは、素敵な装幀の写真集。

    「記憶の都市
     大阪・SENSATION
       この一瞬 その永遠」
          Makoto Ozaki 尾崎まこと
          (竹林館)

詩人です。
そして、ベテランの写真家です。
詩人が写真家になると、どうなるか?
画像が詩となります。
頁を開く度に、絶句します。
なぜ、絶句するのか?
ご自分で写真集をご覧になってください。
アマゾンは品切れですが、楽天市場で購入できます。

写真がアートかどうか?
議論があります。
写真をアートにしたいと努力している方は多いでしょう。
でも、悩むことはありません。
ご心配なく。
私やあなたの写真はアートとは無関係ですから。

写真をアートにはできません。
あなたご自身がアーティストじゃないんだから。
写真をアートするのではなく、
最初からアート、そんな写真が稀に存在するのです。
そんな独自のアートを創造する写真家がいます。
尾崎さんがそのお一人であることは、
写真集を一枚一枚めくる度に確認していただけるでしょう。

写真家の吉田正さんの文章が帯に記されています。
ご自身、映像の詩人である吉田さんの文章に、
尾崎さんの写真世界の独自性が見事に表現されています。
竹林館のホームページでご覧になれます。
(http://www.chikurinkan.co.jp/book/?c=zoom&pk=319)

改めて一枚、一枚とめくっていきます。
こんな写真世界もあるんだなあ..........
絶句するばかりです。
そして、気づいたのですが、
尾崎さんは言葉の達人なのに、序文がない!
ここではイメージにすべてを語らせているから、
言葉はいらない、そんな感じ。

尾崎さんの詩は、詩集も何冊も刊行されていますが、
ネットでも味わうことができます。

尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」
http://blog.goo.ne.jp/ozakimakoto

味わってみてください。
そして、ぜひ、写真集を手に入れて、
不思議な写真たちをご覧になってください。
尾崎さんが「この一瞬 その永遠」と副題されているとおり、
詩人が、ご自身の魂の航跡の一瞬、一瞬をイメージにされている、
そんな不思議な印象を味わうことができるでしょう。

私のキノプラズマート25㎜F1.5が創り出すイメージも、
確かに「この一瞬」なのですが、
尾崎さんにならって、副題を付ければ、
「ただの一瞬 消え去る一瞬」




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-20 16:48 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1817 西九条(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5Mはフレアごしにささやいて)

人間の歴史、というのは不思議なものですね。
ある時期には、傑出した人物がどっと出現して、
民族を、国を、社会に革新的な変化をもたらします。

日本史でもそんな時期がいくつもありますが、
英傑そのものと言えるような人物を輩出しました。
その中でも傑出しているのは、
坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟、高杉晋作の四人ですね。

一つ、著しい共通点があると思いませんか?
彼らの人物、人間性、事績のことではありません。
名前。
4人の姓名とその組み合わせ、語感、印象、なにをとっても、
実に颯爽たる風格に溢れているとは思いませんか?

これがたとえば、こんな四人だったら、どうでしょう?
権太田五作、泥目十左右衛門、中華棒々鶏、出目金太郎?
「うーん、とても優れた仕事をしてくれた人だけど、
どうも印象がねえ、今一だねえ..........」

レンズもまったく同列に論ぜられそうです。
傑作レンズとして歴史上名高いレンズたちは一様に、
とても語感のよい颯爽さる名前を付けてもらったようです。
とりわけ私の心にぐっと来るレンズ名を上げよ、
そう問われますと、私の頭にとっさに浮かび上がるのは、
もちろん、第1に、「ホロゴン」、そして、
第2が「キノプラズマート」ですね。

ホロゴンの語感は大いなる包容力につながります。
そしてキノプラズマートの語感は鋭さ、そしてさらに、
眼光紙背に徹する視線につながります。
私のように開放一点張りの撮り方で撮った写真では、
実感していただけないかも知れません。
でも、撮影状況を記憶している私には、
このレンズは、焦点距離の違いはあれ、
開放のフレアーのベールを貫くようにして、
透徹した洞察を潜める画像をプレゼントしてくれる、
そんな感じがするのです。

大阪西九条で、わずか半時間ですが、
リコーGXRに付けたキノプラズマート25㎜F1.5Mと、
一緒に遊びました。
(Mマウントレンズに改造ずみのキノプラズマートです)
その折私にプレゼントしてくれた写真たちも、
やはりそんな印象を私に抱かせてくれます。
ただの薄汚れたロボグラフィ写真に大げさな!
そう非難されると、返す言葉はありません。
私はただ自分一人で楽しんでいる、そう考えて、
軽く無視していただければ、幸いです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-19 23:24 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1816 梅田で(2017年6月15日きらきら光るパンタッカー35㎜F2.3を持参)

私がレンズを絶対に触らないことは幾度か書きました。
クリーニングしたければ、大阪のマツモトカメラに持参します。
店主の松本さんが驚くほど丁寧に、かつ完璧にレンズを清め、
ときにはヘリコイドリングを調整していただくと、
レンズをあっと驚くプロ仕様に一新していただけるからです。

でも、パンタッカー35㎜F2.3を眺めていて、ふっと考えました。
このレンズ、超ボロボロのへたり切ったレンズの外観で、
驚くほどの廉価で、ライバルなしに落札したもの。
前玉ももう完全にくすみ切っていました。
そのまま、クリーニングもしないで使ってきたのですが、
このぼけぼけ玉って、見せかけだけなんじゃないかな?
単にレンズ前玉にゴミが堆積しているだけなんじゃないかな?

そこで、ピンセットに滑らかなティッシューを巻き付け、
エヴァ水(ただの水だけど、抜群の殺菌効果をもつ魔法の水)を
スプレーでしゅっとかけて、松本さんがやるのを真似て、
すっとレンズを一巡撫でて、また、別のティッシューで同一操作。
あれれれれー!!???
レンズが綺麗になってしまった。

そこで、もう一度リコーGXRに付けて持ち出すことにしました。
6月15日吉田写真教室がはねてから、一人、行きつけのレストラン。
美味しいビフテキランチ(たった950円と私のような庶民仕様)。
すっかり満足して出発。
梅田でイヤホーンを新調するついでに、ぐるりと撮影。
93枚撮りましたので、2回にわけて60枚ほどごらん頂きましょう。

かなり変身して、大御所のパンタッカー50㎜F2.3に近くなった、
そんな感じがするのですが?




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-16 22:47 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1815 裏道伝い(2017年5月28日マクロスイター26㎜F1.1を持ってポストまで)


ケルン社のCマウントレンズの頂点、
それがマクロスイター26㎜F1.1、
それがこれだと考える人は私一人ではないでしょう。

我が家からポストまで200mほどでしょうか?
その往還と、ポスト付近とを歩いて、
このレンズで48枚撮りました。
30枚ほどご覧いただきましょう。

いつも主題、画像、どちらか、どちらも、ボケボケ写真ですが、
今回はことさらかなりボケボケという感じですね。
F2、あるいはF1.4のレンズなら、開放でもかなりキリリと撮れます。
でも、F1.1となると、合焦範囲はヘヤーラインほどなのに、
その開放オンリーのせいかも?




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-14 21:22 | MacroSwitar26/1.1 | Comments(0)

1814 神社道(2016年6月16日パンタッカー40㎜F2.3がおぼろに微笑んだみたい)


ドイツの映画用レンズ製作会社アストロ・ベルリンが
1930年代に作ったパンタッカー50㎜F2.3を愛用してきました。

おそらく世界屈指のコレクターであるN氏に尋ねたことがあります。
「最高のレンズって、なんだとお考えですか?」
実に曖昧模糊とした問いですね。
慎重で理屈っぽい人なら、断固、こう答えたでしょう、
「そんな漠然した質問には答えられませんよ」
でも、N氏は即座に、ずばりお答えになりました。

「アストロ・ベルリンのパンタッカーです」

「無一居」( http://www.photo-china.net/column/astro.html)
このサイトで大変に詳しい紹介がなされています。
それによりますと、パンタッカーと一口に言っても、
f1.8、f1.9、f2.3、f2.7、f4.5と5系列のレンズ群が作られたそうです。

N氏がご自分のご意見の根拠に一つをこう説明されました、
「同じ絞りの系列のレンズは全部同じ描写性能なのです」

私が使ったのは、たった4本。
35㎜F1.8、40㎜F2.3、50㎜F2.3、125㎜F2.3
この4本はコーティング、製造年代全部違うようで、
互いに異なった個性、描写性を示します。
とくに変わっているのは40㎜。
ノンコーティングで、ボロボロのレンズを超廉価で入手しました。

ブログ未公開のファイルをチェックしてみますと、
このレンズの撮影フォルダが見つかりました。
リコーGXRに付けて、60㎜レンズとして使っています。
どこかからの帰り道だったようです。
バスから降りて、自宅までの行程を、
普通に歩けば10分程度ですが、24分かけて、
91枚の写真を撮っていました。
34枚選択してみました。
マックの画面で見る限り、まさにボケボケ。
30枚ばかり、一挙にごらん頂きましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-13 23:14 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1813 奈良町(2017年3月22日スピードアナスチグマート25mmF1.5でうらぶれて)Part 3-完-


たまに私のブログにやってきた方があると仮定しましょう。
たとえば、このスピードアナスチグマート25mmF1.5の写真、
どんな風に感じるでしょう?
a もう少し、写真のこと勉強した方がいいんじゃない?
b いや、カメラの使い方、分かってないんだよ。
c いや、このレンズ、欠陥品じゃないの?
d いや、撮っている本人がおかしいんだよ。
まあ、どれも無理のない、正常な反応ですね。
私自身は、d説に傾きつつあります。
だって、あなた、真面目一方ですねえ、なんて言われると、
なんだかつまらないじゃないですか?

だから、無理して、こんな風に撮っているわけでもありません。
私の場合、見たら、即座に撮る、これだけ。
作為はなし。
つまり、私は、こんなものを見たら、撮りたくなってしまう、
ただ、それだけのことなのでしょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-12 23:59 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1812 奈良町(2017年3月22日スピードアナスチグマート25mmF1.5でうらぶれて)Part 2


昨夜からYouTubeで見つけた歌手に夢中になっています。
ベルナルダ・フィンク Bernarda Fink
アルゼンチンのブエノスアイレス出身のメゾソプラノ。
経歴は知りません。
一曲、マーラーを聴いて、一声で参ってしまいました。
そして、シューベルト。

   Bernarda Fink - Gerold Huber : Schubert, Lieder
   https://www.youtube.com/watch?v=aiONKw9Me48

メゾソプラノって、魅惑の声の宝庫ですね。
何十年か前、大学1年で買った2晩目のオペラが、
ヴェルディの「アイーダ」
アムネリスを歌ったジュリエッタ・シミオナートに参って以来、
何人のメゾソプラノに魂を奪われたか?
筆頭はフレデリカ・フォン・シュターデですが、
テレサ・ベルガンサも劣らず、私の星。

そのテレサ・ベルガンサにとてもよく似た声の持ち主、
それが、ベルナルダ・フィンク。
奥山深くの泉の水面のように、
清らかで、軽やかで、それなのに深い。
とはいえ、どうもいけませんね。
私の魂を奪うようなアーチストたちが絶えず出現します。

なぜこんなことを書いたか?
さまざまなレンズの描写がそれぞれに独自で、
優劣など決めるのはナンセンスで、
それぞれに私の心のどこかにあたたかな明かりを点してくれる。
このあたりが偉大な声楽家たちとも似ています。
でも、そんな名レンズたちの中で、
使うたびに私の心を震わせてくれるのが、
スピードアナスチグマート25mmF1.5
このレンズの味わいの深さって、格別、そして、
どこかベルナルダ・フィンクの歌声とこだまし合うよう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-09 23:07 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1811 奈良町(2017年3月22日スピードアナスチグマート25mmF1.5でうらぶれて)Part 1


我が国の観光産業は10年前までじり貧状態でした。
でも、事情はその後一変しました。
今や盛況を極めています。
どうやら海外からのトゥーリストによって支えられているようです。
奈良町付近も10年前は閑古鳥が鳴いていました。
今や、中国、台湾、韓国のみならず、アジア一円から、
そして、欧米から、と海外の観光客が引きも切らず押し寄せて、
奈良町も平日さえもにぎわっています。

新しいお店がどんどんと出現しています。
その陰で、時流に乗れずに撤退していくお店もかなり多い。
前回の椅子だけがフロアにのこされた洋品店もその一つ。
通るたびに、ほとんど必ず、撮ります。
中原中也の詩の一節を思い出すからです。

「私はその日人生に、椅子を失くした。」

店主が失くしたその椅子がいつまでもひっそりと...
建物が大き過ぎて、観光用に使うことが難しいようです。

奈良町の多くの店の繁栄もいつまで続くことか......?
そんな儚げなたたずまいを撮りたければ、
ダルメイヤーのこのレンズを使いたいですね。

   スピードアナスチグマート25mmF1.5

そうだ、このレンズで撮った奈良町、ブログ未掲載だ!
思い出しました。
ソニーNEX-5に付けて、37.5mmで撮っています。
3回に分けて、ごらん頂きましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-07 18:42 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1810 奈良町(2017年5月18日写真教室帰りスピードパンクロ50㎜F2が寄り道)Part 4-完-



「虚実の皮膜」という言葉があります。
近松門左衛門の言葉として伝えられるものです。

  「芸といふものは実と虚との皮膜の間にあるもの也」 

考えてみると、ロボグラフィもまた虚実の皮膜にありそうです。
大抵の写真家にとって、写真の価値はその真実性にあります。
  「一見、ファンタジーに見えます。
  でも、これはリアリティなのですよ」
そう主張することで、写真の価値を確保します。

私は逆のようですね。
  「一見、リアリティに見えます。
  でも、これはファンタジーなのですよ」

スピードパンクロ50㎜F2はどちらに向いているか?
バカとハサミとレンズは使いようです。
有能なレンズならどんな風にでも使い手次第でしょう。

写真家ならリアリティレンズとしても使えるでしょう。
異常なほどに見事な切れ味なのですから。

でも、私のお望みのファンタジーレンズにもなれます。
生み出されるイメージに躍動する生命感をみなぎらせて、
その勢いで幻想への扉をぐいと引き開ける、
そんな異能を秘めているようなのです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-06 15:48 | SpeedPanchro50/2 | Comments(4)

1809 奈良町(2017年5月18日写真教室帰りスピードパンクロ50㎜F2が寄り道)Part 3


photography(光の絵)を「写真」と翻訳したのは誰でしょうね。
カメラを売るための、欺瞞的キャッチフレーズだったかも知れません。
それほどに、この言葉が歴史に果たした役割はかなり疑わしいですね。

モノクロームの時代から、写真にさまざまな細工をすることなど、
大抵の写真家に撮ってはお茶の子さいさいだったからです。
「写真は嘘はつかない」
よく言われて来た言葉です。
単に角度を付けるだけで、もう完全な嘘になります。

アラン・ラッドは「シェーン」でトップスターに躍り上がります。
でも、ラブシーンが苦手でした。
実は背が低いので、大抵の女優さんを見上げることになるからです。
だから、台に上って、ときには女優さんが穴に入って、
抱擁シーンを撮影しました。
(アラン・ラッドは死ぬほど恥ずかしかったそうです)
下半身を写さないから、トリックが分からない。
遠景を撮るときは、レンズの角度、遠近感でいくらでもごまかせます。

つい最近まで、大抵の人は「写真は嘘をつかない」と信じてきました。
「写真が証拠だ」、よく言われる言葉です。
でも、裁判の場では、写真はむしろ証拠価値の低い資料。
いくらでもごまかせるからです。

デジタル時代になって、カメラ自体に種々の粉飾が仕込まれています。
CCDそのものですでに、レンズを通過した情報に加工粉飾がなされます。
そのうえ、さまざまな画像処理ソフトが組み込まれています。

当初のもう1つの訳語「光画」こそ、初めから正確な訳語だったし、
今では、「写真」という訳語は、写真の性質について、
完全な誤解、欺瞞を招きかねない「誤訳」であることは明らかです。

私のロボグラフィはまさに最初から「光画」として撮られています。
光は魔術師。
ロボグラフィは「光の魔術」「視覚の遊戯」です。
スピードパンクロ50㎜F2は「魔法の杖」、
それも最高クラスの杖というわけです。
私は写真で嘘をつきまくっているわけですが、
ロボグラフィたちもその嘘に片棒かついでいるわけです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-03 23:33 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)