1848 西九条(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5aがのどかに歌う) 1
写真家は、ある種の芸術的意図が働かない限り、
完璧なレンズを求めるものです。
自分自身の体験の記録に専念するロボグラファーは、
自分の混濁した心理がロボグラフィのたたずまいに浸透、反映し、
その上、あまりしっかり記憶などできないわけですから、
記憶の中に見え隠れする記憶上の情景は本質的におぼろ。
そして、時間の経過とともに、想起されるロボグラフィもまた、
次第次第にぼろぼろと剥げ落ちていく。
そんな時間の生み出す記憶の変化、衰退を、
写真の中でもリアルに体験し、想起したい。
そんな気持ちがいつも働いています。
私の愛用レンズはそれぞれに極端に異なる描写性を見せてくれますから、
私のそのときどきのレンズに対する思い入れ、期待に沿うようにして、
写真の中できちんと私の記憶を再現してくれる、
そんな感じをいつも確認しています。
キノプラズマート25㎜F1.5AはMマウントに改造したレンズですが、
リコーGXRに付けて、実質37.6mmの広角レンズとなって、
上記のようなレンズと私との関係をかなりさらけ出してくれるようです。
私とロボグラフィの定かならざる距離、
あえかに消え行く記憶の名残り、
そんな不確かで再現性のない面影を、
頼りない幻のたたずまいで、かなり見事に再現してくれます。
完璧なレンズを求めるものです。
自分自身の体験の記録に専念するロボグラファーは、
自分の混濁した心理がロボグラフィのたたずまいに浸透、反映し、
その上、あまりしっかり記憶などできないわけですから、
記憶の中に見え隠れする記憶上の情景は本質的におぼろ。
そして、時間の経過とともに、想起されるロボグラフィもまた、
次第次第にぼろぼろと剥げ落ちていく。
そんな時間の生み出す記憶の変化、衰退を、
写真の中でもリアルに体験し、想起したい。
そんな気持ちがいつも働いています。
私の愛用レンズはそれぞれに極端に異なる描写性を見せてくれますから、
私のそのときどきのレンズに対する思い入れ、期待に沿うようにして、
写真の中できちんと私の記憶を再現してくれる、
そんな感じをいつも確認しています。
キノプラズマート25㎜F1.5AはMマウントに改造したレンズですが、
リコーGXRに付けて、実質37.6mmの広角レンズとなって、
上記のようなレンズと私との関係をかなりさらけ出してくれるようです。
私とロボグラフィの定かならざる距離、
あえかに消え行く記憶の名残り、
そんな不確かで再現性のない面影を、
頼りない幻のたたずまいで、かなり見事に再現してくれます。
by Sha-Sindbad
| 2017-08-01 17:44
| Kinoplasmat25/1.5a
|
Comments(0)