1808 梅田(2017年5月18日写真教室にはスピードパンクロ50㎜F2を携行)Part 2
私がインターネットで一番感謝しているのは、
いつも書くことですが、
YouTube
オーディオファンでなくなったことがYouTubeの扉を開いた、
私はそう確信しています。
今の私には、音質などどうでもいいのです。
最高級のシステムで聴いても、私の好きな音楽でなければ、時間の無駄。
iPodで聴いても、私の好きな音楽であれば、無上の至福。
結局、オーディオシステムは関係がない、
素敵な音楽だけが私の琴線を震わせてくれるのですから。
日々YouTubeにひれ伏して感謝しています。
そして、今、至福!
アルゼンチンのフォルクローレを聴きたくなったのです。
レコードで十数枚持っています。
でも、レコードを納戸の棚から見つけ出してきて、
プレーヤーで鳴らすのは面倒。
そこで、YouTubeで探してみたのです。
宝の山がザックザック、というところです。
何十というグループ、歌手たちの昔のレコードが収録されていたのです。
あれこれと手当たり次第に聴いてみました。
目下、私の心を最高に震わせてくれるグループは3つ。
Los Cantores de Quilla Huasi (ロス・キジャワシ)
Los del Suquía (ロス・デル・スキア)
Los Cantores del Alba(ロス・カントーレス・デル・アルバ)
この3グループには明確な共通点がいくつかあります。
1 その歌声の切れ味がすばらしい。
2 高音に名歌手をもっている。
3 持ち曲が風を切るような清々しさを常に感じさせてくれる。
実のところ、上記の3点は同じことを言っているのかも知れません。
颯爽とした切れ味がなければ、名手とはとても言えませんから。
写真でもそうですね。
どんなに凄い作品を次々とものしても、
あるとき、ある写真にどこかで野暮ったい弛みが感じられたら、
ああ、この人はやっぱり「巧いアマ」であっても、
「本物の写真家」じゃないなあ、と慨嘆することになります。
でも、アマチュアでそんな域に到達するのは至難です。
結局、命はおろか、生活もかけていないんだから、当たり前。
その点、私のようなレンズ頼みの写真趣味の素人は気楽ですね。
写真的な価値などなくても、ブログに平気で写真を並べて、
「スピードパンクロで撮りました、どうですか?」
そんなスタンスで、ネット劇場に気楽に自分の写真を並べて、
レンズの味をあらためてエンジョイできるのですから。
それにしても、中将姫光学さんにお借りしている映画用の名レンズ、
スピードパンクロ50㎜F2は甘さと切れとが絶妙に溶け合っていて、
その独特のコクにしびれますね。
どっち向いて、なにを撮っても、なんだか意味ありげに深い。
そんな感じがするのは、私だけでしょうか?
by Sha-Sindbad
| 2017-06-01 23:58
| SpeedPanchro50/2
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